もともとそれでよかった♡

すべては自分の中にある

南国生活が教えてくれた生きていくうえで大切な4つのコト(170910)

2017-09-10 | 覚書

南国生活が教えてくれた生きていくうえで大切な4つのコト

「とにかく日向ぼっこだけしたい」そう思って日本を飛び出したのは2年前の海の日。現在は「バリ島旅行のみかた」という月間40万PVの情報サイトのメインライターを務め、バリ島の情報を発信している筆者が、今回はいつもとは少し趣旨を変えて「南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト」をご紹介していきます。

 

欲しいモノと必要なモノは違う

南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト
© TABIZINE 提供 南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト

 

日本にいると毎シーズン新しい服が欲しくなったり、新しいスマホが発表されれば、ついつい買い替えを検討してしまいますよね。筆者もその1人でしたが、2年前にバリ島に引っ越してきてからはほとんど必要なモノしか購入していません。

それはきっとここバリ島が日本よりもずっと広告が少なく、また画一的なブームや流行りは日本よりも確実に少ないから。もちろん欲しくなっても、それが売ってないという状況も多々ありますが・・・。

本来、「欲しいモノ」は売り手の意図によって作り出されるものですが、「必要なモノ」は買い手の生活から浮かび上がってくるものですよね。長く着ても穴が開いたり、ボロボロになっていない限り洋服はまだ着れるし、最新のフラグシップモデルではなくても自分の必要に合ったスマホを選べばいい。

それに気づいたとき、ヒトはまさに「足ることを知り」、自分に満足感を得ることができるのではないでしょうか。

 

自分の頭で考えることの大切さ

南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト
© TABIZINE 提供 南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト

 

ここバリ島には毎年480万人以上の観光客が世界中から訪れています。そのため出会う人達は宗教、人種、肌の色、出身地、使う言語は様々で、その数だけの「当たり前」が存在しています。

筆者は小さいころから「知らない人に話しかけてはいけない」と言われ育ってきましたが、ここバリ島では誰にでも陽気に挨拶をするコトが普通といった雰囲気が漂っています。また、バリヒンドゥー教の人からしたらご馳走にあたる豚料理は、イスラム教の方からすると絶対に食べてはいけないもの(ハラーム)の1つとされています。

そういった多種多様な当たり前の中で強く生きていくには、既存の常識やルールに縛られず、自分の当たり前を形成する必要があります。「僕はこれがいいと思う! なぜなら・・・」「私はこれはダメだと思う! だって・・・」と自分の頭でよく考えて、本質をみる力。これは当たり前が混在するバリ島が教えてくれた大切なコトの1つです。

次はスマホについて気づいたこと2つ。

 

スマホなんかなくたって世界は回ってる

南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト
© TABIZINE 提供 南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト

 

日本では滅多に起こることがなくなった停電。バリ島ではまだ日常的に起こることがありますが、その度にスマホなんかなくったって世界は流れていることに気付かされます。

普段はスマホや電化製品がないとまるで生きていけないように思ってしまいますが、停電の時には外にでて、月明かりの下で真っ暗な外を眺めていると、虫や鳥の鳴き声、どこかで静かに水が流れている音、バイクのタイヤが地面と擦れる音が聴こえてきて、世界が流れていることを改めて感じることができます。

筆者がスマホでゲームに夢中になっていた時も、パソコンと睨めっこしていた時も、それはそこに同じように在ったはずなのに、ずっと気付かなかった世界。それに気づいてハッとする瞬間は停電が持ってきてくれた大切なモノです。

 

スマホで見るより五感で感じるコト

南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト
© TABIZINE 提供 南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト

 

今はスマホで検索すれば、世界中の有名な観光地をたくさん見ることができます。また、VR技術を使った360°全方位パノラマ動画では、よりリアルにその場所にいるかのような体験をすることも可能になってきています。しかしながら、本物はやはりその場に立つことによって初めて感じることができるものではないでしょうか。

筆者が住むバリ島には歴史的な遺跡やパワースポットと呼ばれる場所、一面に広がる真っ青な海、大きな空をオレンジ色に染める夕陽など、日本では目にすることができないようなフォトジェニックな場所が本当にたくさんあり、お気に入りのカメラを片手に今まで多くの写真を撮ってきました。

ですが、どの写真も本物の持つパワーをそのまま再現できているわけではないですし、逆にキレイに写りすぎてしまって、本物の持つ微量な素朴さが消えてしまうこともあります。また、いくら忠実に再現しているとしても映像は映像のため、その時に吹いていた風の厚みや、匂い、そこに辿り着くまでの道のりでの苦労までは拾うことができません。

「五感をフルに研ぎ澄ませながら感じるコトにはどんな媒体にも敵わない」、これも写真映えする南国生活が教えてくれたことです。

南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト
© TABIZINE 提供 南国生活が教えてくれた生きていく上で大切な4つのコト

ホリ(HORI_BALI)

 

バリ島旅行のみかた

Bali-no-mikata.com