6月18日、おおさかパルコープ鶴見店をお借りして行った子育て支援教室には20名の方が参加されました。
「内側からみた自閉症スペクトラムの世界」と題して高橋尚美さんにお話しいただきました。いつも、お話や演奏を通してご協力をいただき本当にありがとうございます。
いただいた感想などは次号の「ぽぽろだより」でお知らせいたします。ここでは私の感想を簡単に書かせていただきます。
先ずは娘のSaさんの世界を内側から見る視点で、『うわわ手帳と私のアスペルガー症候群』からより進化して、その世界が新しく豊かに整理されて語られていました。「特性」「少数派」という一言だけでは片づけたくないSaさんを通した「不便さと豊かさ」の世界がリアルに分かりやすく語られました。
そして、しっかり内面に寄り添い一緒に歩き続ける家族から少しずつ飛び立とうとするSaさんの姿を今回はお聞きすることが出来て、そこに私は感動しました。
放課後の学校へ少しずつ登校して、先生と学びだしたSaさん。その背景に学校ぐるみの発達障害とSaさんの理解への努力があったそうです。その理解したい、受け止めたいという思いがSaに伝わったことが大きいとおっしゃっていました。私は先生たちの大変さを理解しつつも、学校がもっともっと「懐の深さ」と「柔軟さ」を持って欲しいと最近強く思っているのですが、お話が終わってからの立ち話の中で、それに加えて「謙虚さ」も必要なんだということも教えられました。自戒したいと思います。
今回、周りの理解・環境を変えることの大切さと、私はもう一方の本人の主体の形成に注目しました。少しずつ小さいところからの積み重ね=自信と、「少々うまくいかなくても、イヤな思いがあっても、周りが私のことを考えてくれている」と受け止めることができるようになったSaさんの中の「折り合う力」、「敵対」ではなくまんざらでもないという「人への信頼」が彼女の背中を押したのかなって思いました。
ぽぽろの「夏休みの教職員・施設職員のための実践講座」のトップは高橋さん親子です。私はそこのところをもう少し掘り下げていただけたらありがたいなってお願いしました。
Saさんのギターとお話もとても楽しみです。
「内側からみた自閉症スペクトラムの世界」と題して高橋尚美さんにお話しいただきました。いつも、お話や演奏を通してご協力をいただき本当にありがとうございます。
いただいた感想などは次号の「ぽぽろだより」でお知らせいたします。ここでは私の感想を簡単に書かせていただきます。
先ずは娘のSaさんの世界を内側から見る視点で、『うわわ手帳と私のアスペルガー症候群』からより進化して、その世界が新しく豊かに整理されて語られていました。「特性」「少数派」という一言だけでは片づけたくないSaさんを通した「不便さと豊かさ」の世界がリアルに分かりやすく語られました。
そして、しっかり内面に寄り添い一緒に歩き続ける家族から少しずつ飛び立とうとするSaさんの姿を今回はお聞きすることが出来て、そこに私は感動しました。
放課後の学校へ少しずつ登校して、先生と学びだしたSaさん。その背景に学校ぐるみの発達障害とSaさんの理解への努力があったそうです。その理解したい、受け止めたいという思いがSaに伝わったことが大きいとおっしゃっていました。私は先生たちの大変さを理解しつつも、学校がもっともっと「懐の深さ」と「柔軟さ」を持って欲しいと最近強く思っているのですが、お話が終わってからの立ち話の中で、それに加えて「謙虚さ」も必要なんだということも教えられました。自戒したいと思います。
今回、周りの理解・環境を変えることの大切さと、私はもう一方の本人の主体の形成に注目しました。少しずつ小さいところからの積み重ね=自信と、「少々うまくいかなくても、イヤな思いがあっても、周りが私のことを考えてくれている」と受け止めることができるようになったSaさんの中の「折り合う力」、「敵対」ではなくまんざらでもないという「人への信頼」が彼女の背中を押したのかなって思いました。
ぽぽろの「夏休みの教職員・施設職員のための実践講座」のトップは高橋さん親子です。私はそこのところをもう少し掘り下げていただけたらありがたいなってお願いしました。
Saさんのギターとお話もとても楽しみです。