ぽぽろキッズ学習室です。
本を読むことが好きな☆さん。
☆さんは、読むだけでなく小説も書いています。(スマホ入力)
キッズ学習室のプログラムには「話をする」という時間があるのですが、ある日、その「話をする」時間に、☆さんが小説を書く理由を話してくれました。
小さい時は言葉で表せなかった自分の感情。
その時の思いを言葉で表したいという強い気持ちがあるんです。
その言葉が、本の中のどこかに隠れているかもしれない。
こういう思いで、本を読んでいるのだそうです。
心に刺さったフレーズは、スクリーンショットして画像をスマホ内に保存しています。
大切なコレクションであり、それを自分のものにすることで、☆さんの文章が生まれてくるそうです。
自分の気持ちを見つめて整理しようとする姿勢、前に進もうとしている☆さんの話を聞いて、とても素敵なだなあと思った時間でした。
注:☆さんからは、ブログ掲載の了承を得て記事にしています。
<ぽぽろキッズ学習室について>
- 読み書き障がいのお子さんが対象です。
- 基本月2回、約1時間、個別でプログラムを通して向かい合います。
- プログラムは、NPO法人SKCキッズカレッジ(前滋賀大キッズカレッジ:読み書き障がいに関する研究や実践を行っているところ)と同じものです。
- スタッフはSKCキッズカレッジの研修を受けています。
- 漢字を覚える学習ではなく、プログラムを通して読み書きの困難さと向き合いながら自分の力で自分なりの方略(やり方)を見つけ出すことを目指しています。
「大阪発達支援センターぽぽろ」は、大阪市鶴見区今津北にあります。
障害児の放課後や長期休業中の居場所づくりを目的とする放課後等デイサービス事業、療育支援を目的とする児童発達支援事業、の2事業を実施しています。
ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育部門です。
キッズ学習室のInstagramはこちら。アカウント名(poporokids)