「BASIE」(一関市)

 
 
 

 音のよさで評判の一関のジャズ喫茶「BASIE(ベイシー)」です。新幹線の一ノ関駅から歩いて15分くらいのところにあります。13時30分ころに入店、店主は関係者と雑談中でしたがじろっと睨まれた気がしました。

 飲み物はコーヒー(800円)などですが、ウイスキー(1200円)を注文しました。開店後でまだ音楽はかかっておらず、店主はクセがあり初心者にはハードルが高い店との記述も読んでいたので、気に入られなければもしかして・・・とドキドキしていたところ、音が鳴りだしました。

 横長の2ホーン(というのでしょうか)の大きなスピーカーが左右に鎮座しています。

 大きくてリアルな音。アルトサックスの太く感触のある音が響きます。これはすごい。レコードから2曲ずつかけられていきます。アルトサックスのトリオの次は、電子ベース(?)がメインの演奏です。これでもかという割れそうなくらいの大きな音、圧倒されます。3枚目はおそらくジョン・コルトレーン、4枚目はトランペットがメインの演奏です。

 新幹線の時間が決まっていたので50分くらいの滞在でした。気づくと私の後ろの席に4人のお客さんがいました。音に圧倒されていたせいか、入店したのも気づきませんでした。

 東京フォーラムでのオーディオフェアや恵比寿のマーサといった音がいいことで有名なバーのスピーカーなど幾度か機会はありましたが、ここまでのいい音、迫力ある音は初めてです。わざわざですが行っておいてよかった。途中下車の価値ありです。







 
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