マルーン5「ハンズ・オール・オーヴァー」

             

 マルーン5というバンドが80年代風の音楽でいいと読んで興味を持ちました。早速、検索するとホームページに最新ヒットの「ムーブズ・ライク・ジャガー」のPVがあり、とても気に入りました。全然知らなかったのですがデビューアルバムは1000万枚の大ヒットなんだそうです。大好きな80年代風であればこれは鉄板に違いないと発表済の3枚のアルバムを購入しました。
 PVで観た「ムーブズ・ライク・ジャガー」は昨年発表の3枚目のアルバムには入っていなかったのですが、それを追加した再編集アルバムが丁度発売されたところでした。

 この3枚のアルバムをずっと聴いています。とってもいいです。ファンキー、ムーディ、ジャンク、シェイク、ダンス。本当に80年代のポップ、ロックです。好みのド真ん中の筈なのですが・・・何というか、80年代の音楽を取り入れている、影響を受けたというより、80年代の音楽そのものです。心に引っかかっていた違和感が何かと考えたら、このバンドが80年代に登場していたら評価されたのかなあということです。ヒットはしたかもしれませんが、他の音楽に埋もれたかもしれないなあという感想です。
 「ムーブズ・ライク・ジャガー」の他にクィーンの「愛という名の欲望」が入っているのですがアレンジが全く同じで、これではカヴァーではなくてカラオケです。アルバムに収録するレベルではないです。
 好きか嫌いかが全て、音楽を別に評論する必要ありませんが、単純に最高とは叫べないところがあります。少し複雑ですが、それでも、勿論、大いに楽しめます。


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