貧乏なくらし

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氷河期世代が楽しく生きていく

他人だから助けてあげられない・・・おじさんに家族がいるといいな

2022-08-13 10:11:09 | ひとびと
朝、最寄り駅の階段を上っていると清掃会社のユニフォームを着た、
高齢のとても痩せたおじいさん(たぶん70代)が窓枠や手すりなどを拭いていた。
言っては悪いが、ものすごく汗臭くて、通路中にそのにおいが充満していた。
帰宅時にはもちろん着替えるだろうが、あの服のままではとうてい
公共交通機関の利用は拒否られると思われるほどのにおいだった。
少なくとも毎日は洗っていないと思う。

この仕事で得る収入はおじいさんの貴重な生活費の一部になるのだろう。
好きで選んだ仕事ではないだろうけど、働けるだけの体と体力があるのは
まだ良いと思うべきか。
(私の母は今年72歳になるが膝が悪くてあまり立っていられない)

あの年になったら趣味に時間やお金を使い、残りの人生を楽しく過ごしてほしい。
すくなくとも自分の親だったら、そう(あってほしいと)思う。
父(もういないけど)がああいうバイトをしないと生活できない状況にあったら
悲しい気持ちになっただろう。

あのおじさんが自分の家族だったら、
(自分も生活は苦しいけど)少しくらい援助したかもしれない。
他人だから何もしてあげられない。
朝から、何とも言えない気持ちになりました。

一方で、いかにもゆとりある生活をしている3世代家族に遭遇することもある。
先日、昼休中に寄ったカフェで、祖父母が孫娘(5歳と3歳くらい)を連れて食事をしていた。
私はすぐ隣に座っていたが、あまりしゃべらない祖父はいかにも重役っぽい顔だし、
祖母(60代後半くらい)の、あの世代特有のしなりしなりとしたしゃべり方と
「帰りにどこどこ(高級デパート)で●●を買って帰りましょうね~?」
みたいな会話内容からも、余裕のミドルクラスという感じ。

こういう頼れる裕福な親がいれば、子供もすぐに何人も産めるし、
マイホーム購入を検討できるだろうな、と羨ましく思った。
そもそも子供自体が良い教育を受けて高収入の可能性も高い。
親ガチャもだけど、とにかく格差を感じる場面は多くなっている。

金持ちの人が貧しい人に施しをして、皆が常にそこそこの生活、というのはあり得ない。
格差固定&格差拡大はしかたないのかな。
むしろ、今の日本は全体的に落ちてきているようだし。
自分が老後を迎えたとき、どういう生活になるんだろう。
自己防衛に努めてはいるけど、非正規だし家族もいないし、不安でしかたないです。

P.S.ゆ さんへ
メールありがとうございます。子供いないことに劣等感なんて持つ必要ないです。私は子供がいなくて超ハッピーです。子供がいい子に育つばかりではないし、山上容疑者一家のような例もあれば、身近では伯母の息子のように大病して財産を使い尽くす場合もあります。いない子には泣かされないのですから,
これで良しだと思います。結婚して幸せになる人ばかりではないのは世の中見ての通りです。仰るように、働けるうちにできるだけ働いてお金作って、どこかへ行ってしまいましょう!私もそうするつもりです。

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