ハルウララ物語

2016-09-11 09:30:23 | 本・雑誌等
 
走って、負けて、愛されて.重松 清
1996年北海道 信田牧場で生まれた。
ハルウララは競りに出しても買い手がつかず、牧場主の信田さんが馬主になり高知の宗石さんに預けられた。
ハルウララは体が小さくツナギも細かった。性格も神経質そうだった。競走馬としての成功はまず望めそうもなかった。
そんな負け続けのハルウララがある日から急に脚光を浴び、その名前は瞬く間に人々の間に広まっていった。
負け続けても一生懸命走るハルウララが、なぜか人々の心に深い感動をあたえつづけた。受け止めるファンの人々の状況はそれぞれでも、ハルウララに重ねる気持ちは同じだった。
2003年高知競馬場で実況を担当する橋口アナが連敗記録に気づき、高知新聞の石井記者が記事にした。そしてこの記事は人々の胸を打ち全国展開につながっていった。
  写真のいっぱい載ったこの本はとても楽しめました。友人から借りて読んだ本ですがこの本に出会えて良かったと思っています。こんなにも勝てない競走馬に思い入れしてくれる優しい人々がいることを知っただけでも幸せな気持ちになれます。
現在ハルウララは引退して、千葉のマーサファームで大切にされ余生をおくっています。シャル君より2歳上です。元気に長生きしてほしいです。

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2 コメント

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Unknown (alohadream)
2016-09-13 11:55:12
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Unknown ()
2016-09-14 14:53:47
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