前回の17回グラウンドワーク(1月11日)は先生ととシャル君だけで行われました。私の体調が悪くその日はお休みしました。
でも25日の18回目には前回やったことをしっかり覚えていて、すんなりとレッスンがはかどりました。
放牧のあとでまだ興奮がさめやらぬシャル君でしたが、レッスン開始とともにピタッとモード切り替えができ別馬になったみたいでした。
レッスンが終わり先生が「日常の生活の中で、当たり前に出来る行為でも出来たときは必ずほめて上げましょう」といわれました。何時もほめていると
間違えたことをした時、しかることが馬にとってはより印象的で覚えやすいということでした。私が口で「いいこ いいこ」とよく言うのですがほめる時ははいつもやさしく
撫でてあげるのが大切のようです。
二日続きの雨だったり、その後馬場の状態が悪く放牧できなかったりしてエネルギーを発散できなかったシャル君でしたが、25日はまさに運動ににうってつけの日でした。
前日の冷たい風もなく日差しもあり、気温の低さのわりには暖かく感じました。
8時から始まるグラウンドワークの前に、上馬場に放牧すると肢を痛めたことなどなかったようにゴロゴロした後爆走をはじめました。
少し気遣って馬場の中の手前においてある仕切りをはずして、回転しやすいようにしてあげました。
青草がまだ残っている所から、わずかですがとってきて食べさせました。
昨日のレッスンの後前肢が震えていたのが嘘みたいです。
寒い中椿の蜜を吸いに来るメジロを狙って待っているルビちゃんです。
Two consecutive rainy days made the riding ground muddy. So I didn't want Charle to roll about just to be relaxed . He was a little bit stressed because of lack of chances to allow him to roam for 4 days.
25th is a very good day to let him roam. The weather is so nice and lovely for him to be outside.
After rolling 2 or 3 times, he started running and kicking in the air as if he has been waiting for this moment for a long time.
He seemed to have forgotten about his injury. I asked myself it is OK for him doing so.
But honestly, I enjoy seeing him having a wonderful time by himself.
After this he had a lesson for ground works. This lesson aims for the trainor/owner to communicate with a horse through sign languages and tender touching without riding.
2 week have passed after the last lesson. However he could still remember almost everything he learned last time.
His teacher recommended that I should praise him even for very small good acts.
When I scold him for his bad actions he can easily understand.
Repetitions and patience will help the horse remember faster.
18日は1時からお餅つき大会の日でした。風もなくポカポカと冬の陽が穏やかに照っていました。
9時のレッスンの前に放牧すると、ゴロゴロした後また駆け回り始めました。15分した頃見かねた先生が撤収するようにいわれました。
まだ完全に治ってない足腰が悪くなるといけないからです。
お餅つきは和やかな雰囲気の中で、行われました。つきたてのお餅にあんこ きな粉 納豆 海苔 大根おろしなどつけておいしく頂きました。
トン汁 イカ焼き 焼き鹿肉 お漬物なども食欲をそそりました。
バザーも開かれこの費用は馬たちの福利厚生に使われます。馬事普及のお店も店開きしていました。
時々シャル君の部屋を覗きに行くと、お昼寝の時間なのに、いつもとちがうざわつきが気になるのか立って目をパチクリさせていました。
In the morning I let Charle free to roam in the riding ground. He was too happy to be quiet. He started running here and there and he felt so liberated and no worry at all. Not so good though for a recovering loin and legs. He recently hurt himself because of his playfulness. The teacher recommended that I should stop him.
I gave him only 15 minutes to enjoy, then I had a lesson with him.
After the lesson the teacher told me that Charle has almost recovered from his minor injury. I am so thankful and relieved that my horse is doing alright again. Almost.
In another note, Mochi is a rice cake made from glutinous rice with a sticky consistency. The steamed rice is pounded in a mortar and made into flat round cakes or flat square sheets.
In the afternoon of last Sunday, the 18th of January is a day for Mochi Pounding Party at the Club. It was sunny but cool and not cold at all, so it was a very good day for get-together out side in the open field.
We ate mochi with sweet red bean paste, yellowish parched soybean powder , grated radish, and nori to our liking.
Besides that we had soup (pork and various kinds of vegetables) grilled meat and sea food. We had alcoholic beverages too.
At the same time a bazaar was held by volunteers. The proceeds from the sales will be used for the welfare of the horses.
A shop for horse goods was also opened . It was an enjoyable afternoon indeed.
But the horses might be annoyed by the fuzz all of us made.
予報どおり朝から雨が降り始めました。 9時からのレッスンでしたがさいわいその時はほとんど降っていませんでした。シャル君のリハビリということもあり先生に20分位乗っていただきました。
その後本降りになりました。キャンセルされた方がほとんどで、午前中にお仕事をしたのはロジミちゃんとシャル君だけだったのではないでしょうか。
今日は装蹄の日で雨のためいつもと違う場所で行われていました。繋ぎ場に煙が流れてくるとシャル君が怖がって暴れるといけないので、レッスンが終わったらすぐ馬房にもどしました。そしてそこで馬装を解いて手入れをしました。
丁度シャル君のお向かいの野分君の馬房でお仕事をしていられたHインストラクターに、去年滞在されたイギリスのノースヨークシャー(ロンドンより飛行機で北へ1時間位)の馬たちの様子をちょっと伺いました。
なんでもそこでは馬たちはお天気の悪いとき以外は放牧三昧でくらしているそうです。
一人乗りの馬車とかハンティングも盛んだそうです。
昔訪れたニュージーランドの様子が彷彿としました。
気候のいい初夏に行って、馬たち会えたらいいなと思いました。イギリの風景が頭の中をよぎりました。
フーちゃんママよりplummamaさんのコメントへお返事がありました。私の携帯に入ったのでここに載せさせていただきます。
フリスビーの居た北ドイツでは雪が何十センチも積る為、外馬場は使えません。その代わり、ドイツで沢山の厩舎を見せて頂きましたが、どこもものすごく立派な室内馬場を備えたすばらしい厩舎ばかりでした。ドイツはさすがに世界一の馬術大国だけあるとカルチャーショックを受けました。中世のお城を買い取って厩舎と馬場にしたクラブもありました。
「放牧」ですが、ヨーロッパや日本でも競技志向のクラブでは馬=アスリートであり、放牧は一切しません。放牧生活が出来るのは競技を引退した後だけです。よく放牧すると馬がボケると言う人がいるようですが、世界的ライダーのコシェル氏によると、放牧で馬がボケる(だらける)ことはないそうです。ただドイツでは馬の数が多いので、一頭一頭放牧させるのは手間がかかるし、普通はすばらしいウォーキングマシンを完備していますから、機械的に朝はウォーキングマシンでよく歩かせてからトレーニングに入るのが一般的のようです。
フーに関してはとにかく彼の緊張を解くことが先決なので放牧を勧めて頂きましたが、日馬連馬場馬術本部長の照井氏はまさか2頭で放牧するとは関戸君しか考えつかないよ!と驚いていました。照井さんのクラブでも放牧は通常しないみたいです。
私も2頭での放牧には実は葛藤がありました。フーがディーノのお尻にかみついて怪我をさせてしまった時です。たとえクラブの馬とはいえ、このままにしていいものかと。でもクラブオーナーの教官も先生も「ディーノは1頭だと草ばかり食べて走らないからどんどん体の筋肉が落ちてしまう。かといって追い鞭で追われて運動するより、フリスビーに追いかけ回された方がいいだろう」と理解を頂き続けていました。逆にもしフーが怪我をしたら・・・と考えたこともあります。そうなったらディーノを私は責めるだろうか?答えは絶対的にNOでした。もともと馬は自然界では群れで生活する生き物です。なのできっと自然と相手に危害を加えない能力が備わっているのかもしれません。
確かに今は放牧できませんが、彼にとって放牧はディーノと一緒に楽しむもので、一人では楽しくないので、またいつかフーの相手をしてくれる馬が現れたらいいなと思います。でもそれより何よりも馬術(乗馬)とは馬の犠牲と協力の上にしか成り立たないスポーツだということを肝に命じ、物を言わないフーとの信頼関係を築くことが何よりも大事だと私は考えています。それにはまだまだ努力を重ねなくてはダメです!手助けをしてくれたディーノのためにも。