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集会報告、読書記録、観劇記録などの「ときどき日記」

9月の都庁第二庁舎前早朝ビラ撒き

2007年09月30日 | 日記
9月28日(金)早朝、定例の都庁第二庁舎前のビラ撒きに参加した。この日の朝は、すかすがしい秋晴れとなった。
出勤する人だけでなく、朝早くから、大きな機材を押して、駅に向かう職員もいる。
ビラ配りの場所は、第一庁舎側歩道の横断歩道近くと東側(新宿駅方向)の2ヵ所、新宿NSビル側に1か所、京王新線からの地下通路側に1か所、計4ヵ所あるが、本日はすべてを回ってみた。一番受け取り率がよかったのは歩道の東側(写真の場所)だった。ハンドマイクでアピールしている横のせいもあるし、アプローチが長いほうがよいようだ。

「東京都学校ユニオンです」と声をかけると、ビラを受け取る人も増えている。1日も早く、解雇撤回が実現する日が来ることを望みたい。

この日のビラより
●「公務員不適格」は都教委のほうだ!
増田都子教諭が所属する東京都学校ユニオンは9月12日に都教委に要請行動を行った。7月20日最高裁は、東京都障害児学校労働組合が教育研究集会を行うにあたり都立王子養護学校校長が施設使用許可を拒否したことを「裁量権乱用の不法行為」と断定し、都教委に「損害賠償金11万円とその遅延損害金の支払い」命令を出した東京高裁判決を支持し、判決が確定した。
この件に関し質問したところ、都教委は「当方の主張が認められなかったことは遺憾。12万3787円の損害賠償金を当該校長に求償するつもりはない(都民の税金から支払う)」と答えた。増田教諭は、歴史の「真実」を教え2006年3月30日「公務員として不適格」と分限免職処分を受けた。「公務員不適格」なのはいったいどちらだろうか。

●田畑和子教諭の嘱託不採用理由デッチアゲ訴訟
1995年6月、1人の中学生が自宅マンションから身を投げ死亡した。少年が通学していた豊島区立千川中学の校長は、体育館で行った全校集会で「うっかり足を踏み外した事故」だったと説明した。しかし現場にはガラスの入った窓しかなく「ウソ」であることは明らかだった。田畑教諭が職員朝会で「本当のことを言ってほしい」と要望すると、校長は激怒した。
この報復はすぐにやってきた。田畑教諭はこの年定年を迎え嘱託教員を希望したが、異例の不採用になった。不採用の理由が明らかにされなかったため、都教委を相手取り提訴したところ、校長が嘱託不採用の理由として数多くのデッチアゲを行っていたことが判明した。
そこで田畑教諭は、この校長を相手に第二次訴訟を起こしている。
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