愛犬ハルと家族のほのぼの日記(夕焼けこみち)

いつも優しい空気の中にいれたらいいな。

忘れられない1日 0311

2016-03-23 09:27:10 | 日記
朝、公園のお世話をしながら5年前の震災の事を考えていました。

いつもボスと一緒に出てきては甘えている黒マメちゃん
保護する時には2匹一緒に保護してあげたい。

身近に大きな地震が起こったら、どうなってしまうんだろう?
この子達を守ってあげたいけど守ってあげれるだろうか?
災害時はこの公園は避難場所になるので、猫の居場所はなくなります。
人の命が優先になるのは当たり前かもしれないけど、
今の世の中、人間が手を差しのべなかったら野良猫は生きていけません。
どうしたら猫ちゃん達を守ってあげられるかな?といつも考えています。

震災の日は私は会社(上野)にいて電車が全て止まってしまい家に帰れなくなり
同僚とコンビニに食料を買いに行くと、殆どの食べ物がなく
ようやくカップ麺を1人1個ずつ調達する事ができ、
何度もくる大きな揺れに不安になりながら眠れない夜を過ごしました。

実際、震源から離れた場所でもかなりの混乱で、
災害の恐ろしさ、備えの大切さを改めて知らされました。
帰りの電車でもぎゅうぎゅう詰めで、朝会社を出たのに地元駅に着いたのは夕方。
今でもその時の恐怖が忘れられず、
都内に出る時は、災害の備えをして出るのでついカバンが重くなってしまいます。
枕元にも常に避難用のリュックと厚底のサンダルを置いています。


災害の時、猫の餌を少しでも持っていてあげたい。
餌を買い出しに行く時は、
いつももしもの時を考えて多めに買ってきています。
先日もこんなに沢山買いこんできてしまいました。


『猫を飼っていないのにすごい量だね・・・』と旦那くん。
子供がいない分、地域の野良猫を子供と思って守ってあげたいと言う私に
いつも文句も言わず付き合ってくれて本当にありがとう。
猫のお世話をしていると、何人もの方に、
理解のある旦那様でよかったわね~と言われます。
本当にそうですね、旦那くんには感謝です。

最近では公園で猫のお世話をしていても、
文句を言ってくる人はいなくなりました。
かわって、『おはよう、ご苦労さま、ありがとう』と言って
沢山の方が声をかけてくれるようになりました。
涙がでるくらい嬉しいです、見守って下さりありがとうございます。

日々暮らしていると、自分さえよければ・・・と思いがちかもしれませんが、
困った時はお互い様、
助け合って、辛い人には優しく寄り添ってあげれたらいいなと思っています。