愛犬ハルと家族のほのぼの日記(夕焼けこみち)

いつも優しい空気の中にいれたらいいな。

サビちゃんをお迎えに 1213

2017-01-06 20:21:11 | サビちゃん
先生からケージよりも、おしっこをしたらすぐに取り換えられる
大きめの段ボールがいいよとアドバイスを頂き、
病院の帰り道にいくつかスーパーをハシゴしました。
でも、夜だったのですでに大きな段ボールは1つもはなく、
代わりにちょうどよいサイズで
使い勝手のよさそうな衣装ケースを購入してきました。

これは上部が外れるんです。
お天気の良い日はマットに乗せてあげて
日向ぼっこをさせてあげようと思っていました。

病院が開く朝9時にお迎えに行こうと急いで家事をこなしていたら
電話がなりました。
サビ猫ちゃんが亡くなりましたという院長先生からの電話でした。

張り詰めていた気持ちがプツンと切れて、
色んな気持ちが一気にこみあげて、
電話口で声を出して泣いてしまいました。
助けてもらいたくて私の所に現われたのに、
サビちゃん、救ってあげれなくてごめんなさい。

前日の午前中、サビちゃんに会いに行った時、
撫でながら話かけていたら、
サビちゃんが暴れてニャオ〜、ニャオ〜と何度か鳴きました。
あの時、お別れを言っていたの?
それとも連れて帰ってって言ってたのかな?
酸素室から出して連れ帰ったら、
息が苦しくてすぐに死んでしまうのではと思って
怖くて連れ帰ってあげる勇気がもてなかった。
サビちゃん、一人で逝かせてしまってごめんなさい。

病院へお迎えに行くとまだ他に患者さんがいて
待合室で待っている間、
看板猫ちゃんが泣きそうな私を癒してくれました。



呼ばれて診察室に入ると、サビちゃんは綺麗にしてもらっていました。
H先生が病院へ先に着いて様子を見たら、すでに亡くなっていたそうです。
全く暴れた様子はなかったので、
酸素室の中で苦しむ事なく眠るようになくなったと思います。
既に硬直が始まっているので、深夜に亡くなったのだと思いますとの事でした。
苦しまず眠るように亡くなったと聞いて、少しだけ気持ちが救われました。

今回も公園のお掃除に来てくれているKさんが、
火葬場に一緒に付き合ってくれました。
Kさん、いつも辛い事に付き合わせてしまってすみません。
それなのに、快く引き受けて下さり本当に有難うございました。
Kさんが傍にいてくれて一緒に見送って下さりとても心強く嬉しかったです。

そして、毎日忙しい勤務の中、
サビちゃんを助けようと一生懸命治療して下さった
院長先生、K先生、看護師さん、本当に有難うございました。
黒タンの時も大変お世話になりました。

黒タンもサビちゃんも、
家に迎えようと思った矢先に亡くなってしまい、
現状では猫を飼えない環境の私に、
迷惑をかけないようにと旅立ってしまったような気がしています。
2匹とも優しい猫ちゃんだったから・・・・・。

サビちゃん、
サビちゃんに出会ったからこそ知る事ができた事があるよ。
家でも使える酸素ハウスのレンタル
次に同じように呼吸が苦しい猫ちゃんを保護した時には
これがあれば家に連れ帰ってお世話できそうです。
サビちゃん、教えてくれてありがとう。

サビちゃんの骨も持ち帰ってきました。
黒タンの横に仲良く並べて毎日手を合わせています。

お骨を入れたケースは自分で用意したものです。
火葬場の方が、ご自分で用意した入れ物でもいいですよとの事だったので
ケースにかかる分のお金は、今いる猫ちゃんのご飯代にまわす事にしました。

安らかに眠ってね、また生まれ変われるなら、
今度は温かくて幸せなところに生まれてきてね。




サビ猫ちゃん 1212夕方

2017-01-05 12:51:27 | サビちゃん
他の患者さんの迷惑にならないよう、
閉院前くらいに病院へ面会に行きました。

ぐったり横になっていたサビちゃんを

先生が起こしてお水を飲ませようとして、
少しだけゴクンと飲みました。



高栄養の点滴は命を繋いでいる大切な栄養、
やせ細った体に本当は沢山栄養を入れてあげたいけど、
衰弱した体に一気に栄養をいれる事は体にショックを与えてしまうからできず、
1日何10CCかを入れてあげる事が精いっぱい。

サビちゃん、元気になってご飯を一杯食べさせてあげたいけど
もう体が辛いのかな?
サビちゃんの声が聞きたくて沢山撫でました。

でも、目がうつろで呼びかけても反応がありませんでした。

先生から、私の好きなようにしていいですよ、
その為のバックアップはしますよと言われ
今日連れて帰りますか?と聞かれました。
息が苦しいのに、酸素から出すという事は死を覚悟しなきゃいけない。

車で待っていた旦那くんに相談をしにいき、
今夜はゆっくり酸素室で休ませてあげて
迎える準備も心の準備も整えて、
明日の午前中にお迎えに来ますと言って帰ってきました。



サビ猫ちゃん 1212

2017-01-05 11:31:23 | サビちゃん
ミミちゃんの診察を終えて、
奥の部屋にいるサビちゃんの様子を見にいきました。

夜に酸素室で暴れたようで、
おしっこで汚れてしまったシーツを交換してくれたところでした。
まだ体は濡れていて、心配になりました。

先生とこれからどうするかを話し合いました。
今の状態では衰弱が激しすぎて、気胸の治療はできない事。
ご飯を食べてくれれば少しは希望が見えてくるけど、
飲み込む力がなくて無理に食べさせると誤飲してしまうので
無理には食べさせるのは難しい事。

酸素室で少しでも息が楽であればと思っていたけど、
昨夜は暴れていたとの事で、
外へ出してもらいたいのかもと考えてみたり、
サビちゃんに今何をしてあげるのが一番いいのかを
サビちゃんと数分だけど2人きりにさせてもらって撫でながら考えました。





家に連れていって傍にいてあげるのがサビちゃんにとって幸せ?
酸素がなくなったら苦しいよね?
こらえていた涙がこぼれてくるだけで、
答えが見つからず、また夕方にきますと言って帰ってきました。

サビ猫ちゃん 1211

2017-01-05 01:59:17 | サビちゃん
午前中会いに行くと、
ちょうどペットシーツを変えてくれたところでした。

体力がないサビ猫ちゃん、シーツ交換も辛いようでぐったり

先生がお水を飲ませようとして、少しだけ飲みました。

でもその後はぐったり
サビちゃん元気になって、手の肉球をマッサージしたり

撫でてあげながら話しかけました。

でもあまり反応してくれなくて

ちょっと悲しい気持ちになりながら帰ってきました。

家に帰るとハルがお昼寝していて、
撫でながら元気をもらいました。


サビ猫ちゃん 1210

2017-01-05 01:18:19 | サビちゃん
この日も午前中と夜にサビ猫ちゃんに会いに行きました。

午前中はぐったりしていて苦しそうに見えたので、

少しだけ撫でて帰ってきました。




夜行くと、看板猫ちゃんがお出迎えしてくれて

手を舐めて癒してくれました。

サビ猫ちゃんの傍に行くと、
驚いた事に起き上がっていて

声をかけると私の目を真っ直ぐ見て

ニャー、ニャーと鳴いてくれました。

撫でてあげると気持ち良さそうに

またじ〜っと私の事を見て

横になりました。

酸素室を開けてもらっていたので、
息が苦しくなっちゃったね、ごめんね。
頑張って元気になろうねと声をかけて酸素室のフタを閉めました。

保護3日目、
まだ予断を許す状況でないと言われたけれど、
少し明るい兆しが見えてきた気がして
助かるんじゃないかなと思いながら帰ってきました。

サビ猫ちゃんに会いに 1209

2017-01-05 00:24:31 | サビちゃん
病院に連れて行った時に、
かなり危険な状態で今夜もつかどうか?と言われたサビ猫ちゃん
朝病院から電話がくるかもと怖くて眠れませんでした。
9時になって電話がこなかった、よかった頑張ってくれてる。

午前中の診察終わりくらいに病院に行き、面会させてもらいました。
でも前日と変わらず危険な状況でした。

夜の診察終わりにも会いに行きました。
声をかけると少しだけ脚をバタバタさせたので

少しでもご飯を食べてくれるといいなと
先生がまずお水を口に入れてくれましたがダメでした。

沢山たくさん撫でてあげて

元気になって美味しいご飯いっぱい食べようねと
声をかけて帰ってきました。



帰り道、イルミネーションを点灯しているお家の前を通り
綺麗な光に癒されながら帰ってきました。


サビ猫ちゃん 1208 

2017-01-04 10:39:32 | サビちゃん
午前中、犬友さんから変な形だけど美味しいからと
みかんと大根を頂きました。
あらセクシー、面白くて笑ってしまいました。

その時犬友さんから、
来る途中のゴミ置き場に可哀想な猫がいたの、
犬が寄っても全く動かないから死んでいるかもと。
すぐ近くだと言うので、一緒にその場所まで連れて行ってもらいました。

そうしたら、
倒れて動かないと言っていた猫が私を見ながら真っ直ぐ歩いてきました。
すごくビックリしました。



おいで、どこから来たの?
小さなかすれた声で私を見てニャーと鳴きました。

初めて見るサビ猫ちゃん、
あまりの激やせぶりに涙がこぼれました。



とるものもとりあえず見に行ってしまったので、
すぐに走って家にキャリーケースを取りに帰りました。
3分後くらいにその場所へ行くと、もう猫はいませんでした。

抱きかかえて家に連れて行ってあげればよかった。
後悔しながら暫く探して、家に帰ってまた少しして探しに行きました。
でも猫は出てきませんでした。

お願いです、
もう1度サビ猫ちゃんに会うチャンスを下さいと神様に祈りながら
15時前からお散歩に出ました。

猫のいた道へ行くと、猫ちゃんいました。
道路の真ん中で動かずじっとしていました。

ハルを道路の端の柱に縛って、
すぐに持っていた水とパウチをあげると

喉が渇いていたようですぐに水に口をつけました。

でも、飲む元気も食べる元気もありませんでした。
とにかく病院へ連れて行かなきゃ、まずはそう思いました。

でも、キャリーを取りに行く間にまたいなくなってしまうかも
どうしよう??と考えていたら、
そこに小学生の女の子が猫に気付いて立ち止まりました。
じ~っと見ながら動かなかったので、思いきって女の子にお願いしてみました。

おばさんの家はここから歩いて1分くらいの所にあるんだけど、
犬のお散歩をしていたところで、猫ちゃんを病院に連れていきたいから
犬を置いてキャリーケースを取りにいく間、猫ちゃんを見ていてもらえる?と。
わかりましたと言ってくれたので、
2分で戻るからお願いねと言って走って家に帰りました。
ハルを玄関に待たせて、玄関先に準備しておいたキャリーを持って
走って猫のいる場所へ。
無事に保護できました。

知らない人に話しかけられても話してはいけないと学校で教わっているのか?
あまり女の子と話はできなかったのですが、
あなたがちょうど通り過ぎてくれなかったら、
猫を保護する事はできなかったと思います。
見ていてくれて本当にありがとうね。

16時の病院が始まるまで死なないでと祈りながら
寒くないよう温かくして猫を玄関先に置いて、
その間に急いでハルのお散歩を済ませました。

ちょうど仕事を終えて旦那くんが帰ってきてくれたので、
車に乗せて病院へ連れて行く事ができました。

よかった、生きていてくれた。
激やせぶりから、エイズの末期なのかもと
まずは血液検査をしてもらいました。

結果はエイズ陰性、白血病の疑いあり。

エコー、レントゲンも撮って検査をした結果、
肺から空気がもれていて気胸の疑いがありました。
だから呼吸が苦しそうだったんだね。

治療をして息苦しさから開放させてあげたかったけど、
脱水症状と貧血がひどく治療ができる状態ではなかったので
高栄養の点滴をしてもらい、酸素室に入れて回復をはかることに。

注射器でご飯を食べさせようと試みましたが、
飲み込む力がなく、目もうつろで反応も薄くぐったり。
どうか元気になってと声をかけて、先生にお任せして家に帰りました。