山へ行こう!

自然に触れ、可憐な花を愛でる人生に乾杯!

「ゆかり」の由来

2009-08-15 | ひとりごと
さて、いつものように
掃除、洗濯から1日が
始まった

昨日と今日の2日間は
お天気が良かったので
なんとか紫蘇を
仕上げることができた

カラカラの天気では
なかったので

あまり良い状態ではなく
揉んでも細かくならない部分があり
ミキサーに掛けることで
程好く出来上がったと思う・・・

さて、この紫蘇を「ゆかり」とも言いますが
その語源は平安時代(905年)まで遡ります

結論を言うと
「ゆかりのいろ=紫」ということです

この後は趣味の世界に入りますので
興味のある方は
読み進めて下さい

「○○氏、ゆかりの地」などという言葉を
聞いた事があると思いますが
ゆかりの色とは「縁の色」とも言いまして
江戸紫(えどむらさき)のことです

古今和歌集の
「紫の ひともとゆゑに 武蔵野の 
草はみながら あはれとぞ見る」
(詠み人知らず)

意味は「紫草がたった一本(ひともと)生えている縁(ゆかり)だけで、
武蔵野の草がみな愛おしく感じられる」、というものです

どのような色かと申しましたら
三島食品の赤しそふりかけ『ゆかり』の
パッケージの色です

もしかして これに因んで
付けたのでしょうか?

それでは、この名前については
中国の歴史で後漢末(200年)
洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こしたところ
若者は死にかけていたが
名医・華佗が薬草を煎じ、紫の薬を作った

薬を用いたところ、若者はたちまち健康を取り戻した
「紫」の「蘇る」薬だというので
この薬草を「紫蘇」というようになったそうだ

漢方薬として(理気薬)
気が停滞している状態を改善し
精神を安定させるらしい・・・

作業中 いい香りが漂っていて
その色も深みのある
奇麗な紫になった

下の子がそれで
ギコチナイ手で一口サイズの
おにぎりを握ってくれた

ひとつ摘まんで食べたら
とても美味しかった

これからの 毎日のお弁当が
とても楽しみです

長生きしそうです