毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

抗日戦勝利ねぇ…

2005-05-09 15:31:37 | 支那、韓国・朝鮮
中国共産党、抗日戦勝利60周年で記念活動計画発表 (読売新聞) - goo ニュース

ロシアが対独戦勝利60周年といえば、なるほどそうかと思います。だって、当時のソ連はほぼ独力でドイツを排撃したからです。しかし、支那が抗日戦勝利60周年というと、何だかなと思いますね。だって、支那はついに日本軍に勝つことはなかったからです。

日本人の若い世代にも誤解があるのですが、支那の軍隊が日本の軍隊に勝ったためしはほとんどありません。終戦のとき支那大陸の主要部分は日本軍の占領下にありました。米国の徹底的な支援を得ながらこの体たらくです。日本が米国に敗れポツダム宣言を受諾した結果、たまたま連合国側にいた支那が戦勝国になった、それが実体です。ポツダム宣言にしたところで、本来支那抜きで出す予定だったものを、米英が戦後のソ連を中心とする共産主義勢力との対立を見越して、支那の国民党政権に肩入れすることを目的に支那を戦勝国の一員として認定したのです。本来自力で勝てない国を戦勝国の主要メンバーにすることはおかしいのですが、対共産主義のためには止むを得ないと政治的に判断されたのです。もっとも、米英の当ては外れて、その後支那は共産国家になってしまいました。米国がその後20年間も中共を正当な政府と認めなかったのもそういう経緯からです。支那に常任理事国の椅子を与えたことは、第二次世界大戦処理における米国外交の最大の失敗の一つでしょう。

そう考えると、現在の国連常任理事国の中でフランスと支那は厳密に言えば戦勝国ではないことになります。第二次世界大戦の処理時における政治的状況がこの二国を常任理事国にしただけのことで、言ってみれば虚構です。そして「フランスの栄光」や「支那の対日戦勝利」というのは、そういう虚構の上に乗っかっているのです。同じく虚構を目指して失敗した国があります。言うまでもなく韓国・朝鮮です。まあ、韓国・朝鮮と比較するのはフランスや支那に失礼ではありますが、虚構は虚構です。こういう虚構の上に立脚した国は、現実から目をそむけることで成り立っていますから相手にするのは厄介です。特に「実証的な歴史」という概念がほとんどない支那、韓国・朝鮮をまともに相手にするのは、厄介を通り越して不可能なことです。

こういう虚構に頼っている国から見ると、虚構に頼らない我が日本国は本当は恐ろしい存在に違いありません。ですから何かと難癖を付けて第二次世界大戦処理の枠組みの中に日本民族の精神を閉じ込めようとするのです。しかし、それももうじき限界です。それを感じ取ってか、日本国内での工作も活発化しています。今回の「人権擁護法案」にもそいういう背景があるに違いありません。これからの数年がこれからの日本民族の歴史を決める分水嶺かもしれません。ひとりびとりの自覚がまたれるところです。

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