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毛唐もすなるブログといふものを

日本男児もしてみむとてするなり

北崩壊プロセスにおける主導権の移動

2006-10-11 11:15:28 | 国際
北朝鮮の核保有が確定した場合北朝鮮を崩壊させるプロセスの主導権がほぼ完全にシナに移動します。

従来6カ国協議のメンバーの中で北が崩壊して困らない国はアメリカだけでした。他の国は多かれ少なかれ北が直ちに崩壊することに消極的になる理由がありました。

しかし北が核を保有した場合その崩壊の際誰が核兵器を管理するのかという問題が生じます。反金正日派が確実に核兵器を管理できる保障がないので他国が介入せざるを得ないわけです。アメリカ軍が北に入って核を確保することは非現実的ですから結局シナ軍が北を占領して核兵器を確保する他ないわけです。

そうであれば仮にアメリカが北を崩壊させると決定してもその実行にはシナ軍が動くことが必須条件となります。従来も北の崩壊に関してシナの発言権は強かったわけですが北の核保有によりシナが最大の発言権を持つ事態となるでしょう。

北の核保有が何をもたらすかといえば北が欧米が手を出せない「中華世界」に組み込まれるということです。そうすると以降北に関してはシナを通さなければ何事も動かなくなる可能性があるわけです。安倍ちゃんの訪シもそういう観点を含めて考えねばとおもう次第です。

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