昨年末に安倍政権が誕生してから早半年、9000円台と低迷していた日経平均株価はアベノミクスと呼ばれる金融経済政策への期待感からうなぎ上りに上がり続け、5/22には2007年末以来5年半ぶりの15627円に到達した。為替は、83円台にあったドル円が5/23には一時103円をつけ、20円も円安が進行した。4月には日銀の黒田新総裁による量的緩和政策の発表による株価や為替の押し上げ効果もあった。
しかし株価、為替とも5月のピークを境に失速。6月初旬にはアベノミクス政策の実体経済への波及効果が乏しいという失望感から急落し、株価は6/13に12445円まで下落、ドル円は6/17には94円まで下落した。
その後は比較的順調に持ち直し、株価は13000円台、ドル円は99円まで回復している。5月までは主に外国人投資家が株価や為替の主導権を握っていたが、6月以降は日本の投資家により買い支えられていると見られる。
アベノミクスへの期待感で膨らんだ金融市場だが、この先本当に実体経済が回復するのか、株価や為替はこれ以上上がり続けるのか。占星学の見地から読み解いていきたい。
◆1990年の株価大暴落に酷似する星回り◆
今夏7月に天体は非常に大きなイベントを迎える。かに、さそり、うおの水の3サインに天体が入りアスペクト、“水のグランドトライン”が成立する。サインかには木星、さそりは土星、うおは海王星と、この3天体がアスペクトを組み、それは7月18日頃にピークを迎える。
木星の参加するグランドトラインは、占星学のアスペクトでもトップクラスの幸運を示すと考えられている。実際個人などを占う出生占星術の方ではたしかにそういう出方をすることは知られている。
しかしマンデーン占星術(社会占星術)の場合、同じ事が言えるだろうか。常に移動し続ける天体は、アスペクトを成立させたら次はもう解体過程に入る。なりゆき任せであれば、たとえそれまでに株価が上がっていたとしても、その後は失速する可能性が高い。
実は、かに座に木星が入ってグランドトラインを形成したのは初めてではない。過去を紐解くと、1990年5月に同じように水のグランドトラインが成立していたのである。
<1990.5.11のグランドトライン>(かに)木星-(さそり)冥王星-(うお)火星
<2013.7.18のグランドトライン>(かに)木星-(さそり)土星-(うお)海王星
日経平均株価は1989年末に38915.87円という史上最高値をつけたが、翌90年に一気に売り込まれ、年末には15000円安の23000円台にまで落ち込んだ。この年がいわゆる日本経済の“バブル崩壊”の始まりだったのである。
ちなみに同じく、かに座に木星が入った2002年も、3月から5月に12000円台をつけたものの、その後下落を続け8000円台でその年を終えている。この年も木星はうお座の天王星とトラインを形成していたのだ。
以上過去の実例から見ると今年の水のグランドトラインも、一時の株価隆盛も束の間、バブル崩壊という流れに陥る可能性が高い。
◆かに座木星と米国始原図◆
それではなぜ水のグランドトラインはバブル崩壊を呼び起こすのだろうか。ひとつにはサインのサイクルがある。物事はつねに火のサインから生まれ、地のサインで形となり、風のサインで拡散し、水のサインで解体するという流れだ。水は物事の最終段階にあって、溜め込む性質をもっている。
加えてグランドトラインにはあらゆるエネルギーを飲み込んで膨らむ性質がある。このトラインは膨らみきったところで活動を停止し、何かのきっかけで破裂してしまうのだ。喩えると水風船のようなもので、空気の入った風船と違って、破裂すると水が周りを押し流し被害が大きいのである。
例えば2008年のリーマンショックも、うお座天王星と乙女太陽-土星のオポジションが主軸となって発生している。水のサインのアスペクトは特に注意が必要なのだ。
もう一つ、注目すべきはかに座の木星だ。米国始原図、つまりアメリカの建国記念日がかに座に当たるのだ。出生図に木星がイングレスすることは、その出生図にとっての幸運を示す。木星がサインかににイングレスしている1990年、2002年は特に日本の株は売り込まれているが、その間利益を上げたのは米国の投資家だということである。今年もすでに5月に外国人投資家は日本株を売り込んでおり、これもまた当たりつつある。
◆2013年夏、バブル崩壊は近い◆
出生占星術ではグランドトラインは破られない、といわれるが、社会占星術ではそうならない。最初のきっかけは、天王星-冥王星の3回目のスクエアが成立した5/21以後の株価下落だった。
次にバブルを破綻させるきっかけを作るのが、グランドトラインの一角である木星が冥王星とオポジションを形成する8月8日である。ここでいわゆるカーディナルクライマックス天体と、水のグランドトライン天体が一つの作用を及ぼすことになる。アベノミクス相場はおそらくここで終焉するだろう。
最後に水のグランドトラインを形成したもう一つの天体、土星が9月19日に金星とともにノースノードと合を形成する。株価はここを目指して急落すると予想される。株価下落の原因は経済だけでなく安倍政権の内部からもたらされるかもしれない。夏の参院選で自民党が大勝利しても、安倍政権は秋分を越えることなく崩壊するのではないかとすら、筆者は考えているである。
しかし株価、為替とも5月のピークを境に失速。6月初旬にはアベノミクス政策の実体経済への波及効果が乏しいという失望感から急落し、株価は6/13に12445円まで下落、ドル円は6/17には94円まで下落した。
その後は比較的順調に持ち直し、株価は13000円台、ドル円は99円まで回復している。5月までは主に外国人投資家が株価や為替の主導権を握っていたが、6月以降は日本の投資家により買い支えられていると見られる。
アベノミクスへの期待感で膨らんだ金融市場だが、この先本当に実体経済が回復するのか、株価や為替はこれ以上上がり続けるのか。占星学の見地から読み解いていきたい。
◆1990年の株価大暴落に酷似する星回り◆
今夏7月に天体は非常に大きなイベントを迎える。かに、さそり、うおの水の3サインに天体が入りアスペクト、“水のグランドトライン”が成立する。サインかには木星、さそりは土星、うおは海王星と、この3天体がアスペクトを組み、それは7月18日頃にピークを迎える。
木星の参加するグランドトラインは、占星学のアスペクトでもトップクラスの幸運を示すと考えられている。実際個人などを占う出生占星術の方ではたしかにそういう出方をすることは知られている。
しかしマンデーン占星術(社会占星術)の場合、同じ事が言えるだろうか。常に移動し続ける天体は、アスペクトを成立させたら次はもう解体過程に入る。なりゆき任せであれば、たとえそれまでに株価が上がっていたとしても、その後は失速する可能性が高い。
実は、かに座に木星が入ってグランドトラインを形成したのは初めてではない。過去を紐解くと、1990年5月に同じように水のグランドトラインが成立していたのである。
<1990.5.11のグランドトライン>(かに)木星-(さそり)冥王星-(うお)火星
<2013.7.18のグランドトライン>(かに)木星-(さそり)土星-(うお)海王星
日経平均株価は1989年末に38915.87円という史上最高値をつけたが、翌90年に一気に売り込まれ、年末には15000円安の23000円台にまで落ち込んだ。この年がいわゆる日本経済の“バブル崩壊”の始まりだったのである。
ちなみに同じく、かに座に木星が入った2002年も、3月から5月に12000円台をつけたものの、その後下落を続け8000円台でその年を終えている。この年も木星はうお座の天王星とトラインを形成していたのだ。
以上過去の実例から見ると今年の水のグランドトラインも、一時の株価隆盛も束の間、バブル崩壊という流れに陥る可能性が高い。
◆かに座木星と米国始原図◆
それではなぜ水のグランドトラインはバブル崩壊を呼び起こすのだろうか。ひとつにはサインのサイクルがある。物事はつねに火のサインから生まれ、地のサインで形となり、風のサインで拡散し、水のサインで解体するという流れだ。水は物事の最終段階にあって、溜め込む性質をもっている。
加えてグランドトラインにはあらゆるエネルギーを飲み込んで膨らむ性質がある。このトラインは膨らみきったところで活動を停止し、何かのきっかけで破裂してしまうのだ。喩えると水風船のようなもので、空気の入った風船と違って、破裂すると水が周りを押し流し被害が大きいのである。
例えば2008年のリーマンショックも、うお座天王星と乙女太陽-土星のオポジションが主軸となって発生している。水のサインのアスペクトは特に注意が必要なのだ。
もう一つ、注目すべきはかに座の木星だ。米国始原図、つまりアメリカの建国記念日がかに座に当たるのだ。出生図に木星がイングレスすることは、その出生図にとっての幸運を示す。木星がサインかににイングレスしている1990年、2002年は特に日本の株は売り込まれているが、その間利益を上げたのは米国の投資家だということである。今年もすでに5月に外国人投資家は日本株を売り込んでおり、これもまた当たりつつある。
◆2013年夏、バブル崩壊は近い◆
出生占星術ではグランドトラインは破られない、といわれるが、社会占星術ではそうならない。最初のきっかけは、天王星-冥王星の3回目のスクエアが成立した5/21以後の株価下落だった。
次にバブルを破綻させるきっかけを作るのが、グランドトラインの一角である木星が冥王星とオポジションを形成する8月8日である。ここでいわゆるカーディナルクライマックス天体と、水のグランドトライン天体が一つの作用を及ぼすことになる。アベノミクス相場はおそらくここで終焉するだろう。
最後に水のグランドトラインを形成したもう一つの天体、土星が9月19日に金星とともにノースノードと合を形成する。株価はここを目指して急落すると予想される。株価下落の原因は経済だけでなく安倍政権の内部からもたらされるかもしれない。夏の参院選で自民党が大勝利しても、安倍政権は秋分を越えることなく崩壊するのではないかとすら、筆者は考えているである。
グラトラに木星が関わっているのは共通でも、
1990年の場合は、あとの2天体が火星と冥王星。
いかにも暴走気味で、歯止めが利かない感じです。
冥王星には破壊作用もありますし。
それに対して、2013年のグラトラには、土星が加わっています。こちらは歯止めが利き、且つ現実的利益に結び付きそうです。
8月8日の木星ー冥王星オポは、バブル・アスペクトですが、
9月19日に土星・金星ーノースノード合なら、むしろ「発展・恩恵」でしょう。ここで株価が急落するとは思えません。この時、土星も金星もハード・アスペクトには絡んでいないようですし。
平穏な世の中はそこまでだと。
日経平均についてはおそらく今週中にも天井をつけ、暴落していくようなことも言ってますね。
有名な諏訪大社の筒粥神事でも好調は今年半ばで終了との占断がでたとのことだし。結局そうなるのかな。
いったい何が起こるのか。中国バブル崩壊による金融恐慌か。はたまた大地震とそれにともなう日本国債暴落による日本崩壊、世界経済大混乱か。
本当に次の巨大地震もかなり迫ってきているようだし、反リフレ派の学者の本を読むと国債暴落も真実味があるし、ああ恐ろしい。
その時は何時なのか。このブログに期待してます。
どちらにせよ混乱は避けられないでしょうが、そのタイミングと軌を一にして株価暴落となれば、安倍政権は遠からず瓦解するだろうという見立ては成立し得ると思われます。
株価、ドル円の行方です。どうなるんでしょうか。
でしたら 9月以降はどうなっていくのでしょうか?
FXは ドル円 ユーロ円 どうなりますでしょうか?
宜しくお願いします。