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す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

ちりめんにゾエア

2008-08-22 11:48:19 | 台所や洗濯場やそこら
ある日の鮮魚売り場。ちりめんじゃこが安い。見てみると、ゾエアがいっぱい混じっていました。生物の教科書でしか見たことがなかった、ゾエア。会いたかったよゾエア。小さい。そして、可愛~い!これ買うっ!

あれから数週間、またちりめんをよく見ていますが、混じりものがないのばかりが売られています。私が子どもの頃のちりめんはよく蟹や蛸が混じっていました。ものすごく小さくて可愛いそれらをみつけるのが楽しみでした。

売る側は一生懸命混じりものがないように頑張っているんでしょう。でもこんなふうに期待している人だっているのです。

それにしても、昔は蟹がそのゾエアの大きさほどで入っていました。すると、このゾエアはそれよりずっと大きな蟹の幼生でしょうか。温暖化の影響があるのかどうか。

すすぎが問題なのかも

2008-07-28 00:04:28 | 台所や洗濯場やそこら
土曜日は早朝から合成洗剤のにおいが窓から入ってきました。すすぎが充分でないのでしょう。

私は合成洗剤のにおいに弱いのです。特につらいのは毛糸とおしゃれ着洗い専用のなんとかいうの。

朝駅までの道を歩いているとそんなにおいがしてくるときがあります。

道ですれ違って衣類のにおう人はだいたいすすぎ不充分で雑菌繁殖のにおいですが、まれに合成洗剤が落ちていない場合もあります。

そういう私も最近まで合成洗剤を使っていました。これは健康食品店で売っているオーガニック洗剤と書いてあるものです。粉石鹸みたいに吸い込んで咳することもなく、におわないところがいいです。洗剤は洗剤でも界面活性剤の種類が違うのでしょう。普段使うのがこれで、やはり毛や絹は粉石鹸でした。

オーガニック洗剤を使い始めたわけは、粉石鹸で洗ったものを長らくしまっておいて季節が来てから着たところ、「古い箪笥みたいなにおいがする」と言われたからです。

今粉石鹸を使っているわけは、すっかり洗剤も石鹸も無くなって急いで買わないと洗濯できないという日、例のオーガニック洗剤を置いているお店が遠いからすぐ手に入る方を買ったというだけです。

石鹸で洗っても、すすぎの時に酢を使えばそんなににおわないのかも知れません。たま~に、気が向いたら使っています。石鹸会社が出しているパウダーリンス。髪用だけど、たぶんこれでいいはず。

カツオ菜のお味噌汁

2008-04-16 23:38:00 | 台所や洗濯場やそこら
カツオ菜の味噌汁。最近よく思い浮かべていました。カツオ菜なんてお正月前くらいしかお店では見かけません。それを念願かなって手に入れました。畑で発見。
「おかあさん、これ、カツオ菜よね」
「うん、下の方から取ってよ」
「貰って帰りたーい」
「うん、もっとたくさんいいよ」
「いや、こんな大きな葉、1枚でいい」
カツオ菜と「糸島あげ」または「南関あげ」の組合わせが最高。菜っ葉を茹でておくのは同じですが、母はそれをまず炒めてから出しを注ぎます。私は出し汁が沸騰してから具を入れていました。

糸島あげは四角い厚揚げ、南関あげはぱきぱきと音を立てて折れる薄揚げです。最近よく南関あげを貰います。本場では時にはお砂糖の利いたのがあるようですが、福岡で手に入るのはここらの好みの甘くないもの。私の場合は糸島あげを入れるのは菜っ葉より前、南関あげを入れるのは味噌を溶いた後です。今回は南関あげ。

味噌は須恵町の「養生みそ」が香りが良くておいしいのですが、去年大豆の不作で手に入りませんでした。あれから別のお味噌を使っています。やっぱり養生みそには敵わない。いつだったかお弁当に粉末だしと養生みそ、麩、乾燥わかめ、それにほんのわずかの「柚子胡椒」を入れた容器を持って行き、お昼にお湯を注いだらまるで百合の花のような香がしていました。あんなに香のいいお味噌はほかに知りません。百合のような香はおそらく柚子胡椒との組合わせによるのです。

カツオ菜のお味噌汁には柚子胡椒は入れない方がいいです。菜っ葉のクセの強さを楽しむために。九州の味。

楽しい結晶

2008-03-16 19:35:32 | 台所や洗濯場やそこら
容器の中の梅干は無くなって、残った紫蘇をたまに使う程度でしたが、久しぶりに長芋の味付けに使おうと出してみると、面白いことになっていました。
容器のあちこちに対角線のバツ印の入った大小の正方形の白い板ができていました。塩分の析出です。こんなにも幾何学的な法則が自然に表れるのは理性があたりまえだと言っても感覚には驚きです。紫蘇も梅酢も残り少なく、長芋を切ってその容器に直接入れて混ぜるのは惜しくもあったけどそうするしかありません。ちょっとの間の楽しみでした。面白がって見てくれるような誰か居たら良いのに。


何年も前に、製氷皿を載せるように作られた氷の箱を開けて、そこに面白い結晶をみつけたことがありました。真夏でも氷など使わない私はめったにそこを開けなかったのですが、六角錐の杯がいくつもできていました。撮影したいと思いました。当時はカメラの扱いにまるで慣れておらず(今でもちっとも慣れませんが)、照明も工夫する必要がありうまく写す自信がなかったし、もうちょっと結晶が成長したらいいなとまた冷凍室に戻しました。それから時々眺めて楽しんでいたのもまずかったのでしょう。六角錐の杯は消えたり形が曖昧になったりしました。

豆腐を冷凍したら

2008-02-17 23:52:46 | 台所や洗濯場やそこら
乾物になるものは冷凍していい。それで、豆腐を一度冷凍してみたかったです。一度冷凍した方がおいしいという人もいますし。高野豆腐みたいになるのかな。丁度賞味期限間近で半額。試してみるならこれだ。長らく買い物できない時にも良し。そうして買ってきた充填式のパックを冷凍してみました。

使う前に取り出しやすいように水に浸しておきましたが、ご飯もほとんど炊けたし、解凍を待ってられません。まな板の上で力を入れて切りました。味噌汁に浮くスカスカの塊は食べてみた感じはミルフィーユ湯葉と言いましょうか。やや平な隙間のある、スポンジに近い三次元構造です。

充填豆腐でない普通の種類でやってみればまた違うかもしれません。

すの入った大根をおいしく

2008-02-17 23:00:14 | 台所や洗濯場やそこら
大根持って帰る?そう言われたら貰いたいです。時にはちょうど買ったばかりだったりするけどその時はもうじき使い終わりそうでしたから。畑から引いてきたばかりの大根。父と母もとうとうこんな立派なのができるようになったか。何年かやればなんとかうまくなるもんです。ひとりにはちょうど良さそうな小さいのを選びました。

前の大根は数日でやっと使いきり、新しい大根はその見た目の良さから期待していましたが、切ってみておや?煮てみたら、やっぱり。おいしいんだけどぱさぱさ、鬆が入っていました。父はケチなので、もうちょっと大きくしようと収穫の一番いい時期を逃すのはいつものこと。それとも水が足りなかったのか。

私はよほどのことがない限りは捨てません。たいした鬆ではないのでそのまま何度か使いましたが、お味噌汁などにはあんまり嬉しくありません。お醤油で煮るしか無かろう。そうして冷蔵庫に何日もほったらかしました。

ふと、買物中に以前自分が書いたことを思い出しました。乾物になるものは冷凍して大丈夫。そうでした。大根も干したのがあります。鬆は水分が足りなくてできるんだろうから、切干大根みたいにすればいい。

煮た大根を味わう時、透明感のある塊を楽しみたいので、普段ボリューム感ある切り方をするのですが、今回切干大根風に千切り。ちりめんじゃこに冷凍生椎茸も一緒に入れて、おいしくなりました。お弁当のおかずになりそうなくらいの量はあったはずですが、ついおかわり。

長年そういう使い方を思いつかず、まずい時はまずいままを食べてましたよ。どうせ自分ひとりだし。ただ今回は鬆が入っていても味はおいしかったんですけど。今度からは切干大根風です。それよりも、見抜け。いや、重さで感じろ。

ざるの置き方

2008-02-10 16:52:34 | 台所や洗濯場やそこら
ざるを洗ったらどの向きに傾けて置けば早く水が切れるか、時々気になります。たまに実家に帰ったりすると。普段使っているのは編んであるざるですが、場所が変わればプラスチック製の、平面や曲面に四角い穴の開いたものがよくあります。

編んでできたものはどの向きに置いてもだいたい同じくらいに水が落ちますが、穴が開けてあるものの場合は、向きによっては落ちにくいです。

水がたまって落ちにくいのは穴の四辺のうち、一番下の辺が水平になっている時。辺が斜めならばそれよりは水が落ちていきます。

水は少しでも下に向かう傾斜があればそれを伝おうとします。編んであるざるの場合、どの向きにしても下に向かう線はありますが、穴は置き方によっては水平の線より下へ向かう線が無くなります。辺が斜になっていればそこに水が集まり、持ちこたえられない量は落ちます。どちらにしても、編んだざるほどは切れないわけです。

ざるに洗った野菜などを入れて水を切る時も、ざるの底が平らであれば傾けて置きます。私はざる付きパスタ鍋をよく洗いものに使っています。お鍋の中にきっちりセットするのでなく、上に斜に置くのです。たいした違いでもなさそうではありますが、物の性質を生かしているような気になれるところがどことなく楽しいのです。

手袋の繕い

2008-02-10 16:47:44 | 台所や洗濯場やそこら
毛糸で編まれた手袋の人差指の先が薄くなってほとんど穴が開きそうでした。糸が限りなく細いけどまだ切れていない今なら繕い易いと思いました。切れてしまうと細い棒か針に仮に引掛けてどこの糸と絡むのかをよく注意しないといけないので面倒です。今のうち。そう思いつつ繕いそびれて毎日使い、しまいには繊維1本かそこらでつながっているのにはらはらです。

生成みたいな色でこのくらいの太さは使った記憶はありません。でも一応余り毛糸の中でも極端に短い糸を入れた瓶を見ると、補修に使えるのがありました。そういえば昔カーディガンを編んだ時にちょっと入れた模様がこの色でした。やや太いけどたいした違いでなし。

職場で空になった大きなインスタントコーヒー瓶がこんなところで役立っています。非常に短い毛糸の保管には、色々な色が見えて楽しい透明ガラス。糸の長さは10センチくらいから1メートルくらいでしょうか。それだけあってもまず何も作れないけれど、セーターや手袋靴下などの補修に、親指と人差指の間を広げて「ほら、たったこれだけでいい、こんな色の毛糸があったらなあ」という時に、意外とその中から近いものが、たまにぴしゃりのものが見つかります。何かを小さく束ねるのにも、目印として結びつけるのにも、刺繍にも使えます。いつかたくさんたまったら、ネット状に編んだマフラーに一面ふさふさになるように結びつけてみたいのですが、ほとんど修繕用に使ってあまり増えません。

主に綴じ針、糸が短くなったら鉤針を使って、手袋の痩せ細った糸を新しい糸でなぞっていきました。一瞬見たら気づかないけど凝視すればわかる程度の色の違い。上出来です。

子供の頃はよく余り布や毛糸を貰ってお人形の服などを作っていました。余り毛糸はそんな遊びのイメージに繋がっています。ふわふわでカラフルで何かに変わる可能性を持ったものが普段身近に目に入るのはきっといいこと。繕いはどこか夢のある作業です。子供部屋で繕いをしながら色々なお話をしてくれるおばあさんのお話がイギリス児童文学にありました。

職場で手袋の繕いをちらっと見せると、「ええ~、全然わかんな~い」といわれました。

排水口用ブラシ

2007-12-08 23:20:47 | 台所や洗濯場やそこら
古くなっているんでしょう、主にまな板や根菜類を洗うのに使っているタワシの抜け毛が激しいです。排水口の網に棕櫚のとげとげがいっぱいひっかかっています。この排水口の掃除に使うのは歯ブラシだったり、大抵プラスチック製なのですが、ブラシの間に汚れが入り込んで取りにくいです。こういうのを棕櫚タワシにすると汚れが見えなくてオソロシかろう。

汚れを取りやすくするには?何か作れないか。あった。玉葱の入っていたネットです。これを一定の長さに切って束ねたのをブラシにし、汚れが詰まったら分解して洗うというの。束ねるのに使うのは、よくパンなどの袋の口や家電品のコードを束ねてあるビニタイと呼ばれる針金の入ったビニール紐です。同じ長さに切った玉ねぎネットを重ね、長めのビニタイで縫うように通した後ぐるぐる巻いて縛り、残りでひっかけ部分を作ります。

実はこれはお風呂の排水口用に作ったのです。お風呂にはひっかけるためのフックがなかったのですが、キャスター付きのラックの端の見えないところにこっそりこの手作りブラシがしがみついています。ビニタイがフック型になってひっかかっているのです。水が切れやすい向きで。

亀の子タワシはひっかけ用の穴をフックに引っかけるよりは、普通に置いただけの方が水が切れやすいのですが、台所に水切り棚はないし、スペース節約のために吸盤付きフックにかけています。もしも水の切れる棚に置いていれば抜け毛もこんなにひどくはないんじゃないかとも思ったのですが。

それにしても、お風呂の排水口を掃除したってブラシに汚れは詰まりませんし髪の毛は引っ張って簡単に取れます。分解掃除の必要はありません。あの材質はすべすべしているし、汚れは詰まりにくそう。台所用こそ必要です。もうひとつ玉葱をネット入りで買わなくては。なのに、使いやすい大きさと安さで、ビニール袋入りを買ってしまったよ。

…失礼しました。玉葱じゃなくて、みかんネットの間違いでした。

重曹をスパイスの瓶に

2007-10-12 00:32:18 | 台所や洗濯場やそこら
昨年辺りは重曹のブームでした。お掃除にも洗顔にもいいよと母が言うので私ももらいました。容器はどれにするか。普段私の台所には食器洗いと流し掃除用に粉石鹸を置いていますが、それを入れているのは蜂蜜の空容器です(だけどほとんど水だけで洗い、毎回使うのは手を洗う固形石鹸)。出口が細いので傾けて少量出すのにはちょうどぴったり。ここにはそんな容器はないだろうけど何かいいのは無いかなと見ると一味唐辛子の空瓶があったので、それに重曹を入れることにしました。

重曹を使うのに濡れた手を拭いて容器の蓋を取ってどこかに置いて、スプーンですくうか指先で掴むかして、スプーンは容器の中に入らないんだったらちょっと不便。でも一味の瓶なら濡れた手で扱って大丈夫。蓋の置き場所不要。蓋取ってぱっと振って蓋して元の場所に置くだけです。

それは薔薇の香

2007-08-04 19:04:34 | 台所や洗濯場やそこら
暑苦しい深夜に、私はきっと不機嫌な顔をしていたと思います。起き上がって冷蔵庫から取り出した容器を開けました。

ああ、やっぱりそうよ。私はこんなにも好きなんだ。ごめんね、あなたの前で、おもうのはあなたのことじゃない。

いい香。
容器のひんやりした空気が思い出させるのでしばらく目を閉じていたい。

食事も喉を通らなくて。
こんな時間だけど何か食べた方がいいのかな。

いや、明日にしよ!今度は夕方に甘いもの食べる時は帰宅するまでのエネルギー分を超えないよう気をつけよう。

島原産湯通し塩蔵わかめ。あなたはなんていい香。薔薇のよう。街中でたまにすれ違う人から漂ってくるのとは違う、謙虚で清らかしかも華やかな香。

私はわかめを一度に数日分どっさり塩抜きし、刻んで水きり籠付きプラスチック容器に入れて冷蔵庫に入れています。サラダだけでなく、お味噌汁にもすぐ使えて便利。

わかめサラダが好きです。でも、蓋を開けた時は薔薇のことを思ってうっとりしてしまいます。

せっかくそんな香だけど、明日はマヨネーズまみれの胡麻だらけにしてやる。

隠れた遺伝子組換え

2007-05-20 10:43:15 | 台所や洗濯場やそこら
遺伝子組換えはどの程度安全なのか理解できないので食料品を買う時にはできるだけ気をつけています。あんまり気にしても体力を消耗するばかりで何もできなくなるので、本当にできるだけ。ある程度です。

いくら気をつけても、実際は遺伝子組換えがかかわっているのに表示されていないものもたくさん。遺伝子組換えの危険性が叫ばれ始める前だったと思いますが、大昔に読んだそんな頃に出た本によると、酵母などは組換えによる新しい品種が出来上がって既に実用段階に入っていたわけで、私の知る限りでは今そんなのは全く問題にされず表示さえされていません。酵母は原始的だからそんなに問題ありそうに思えないというのは私がその方面の知識が無いからか。

たまにチーズを買います。これも酵母の遺伝子組換えが関わっていると思った方がいいのです。今時殺生なしにチーズが作れるのは酵母のお陰。

遺伝子組換えなんて人間の体内で日常に当たり前に起こっているんだと言っても、ウイルスがやるのと人間が実験室でやるのを対等に考えられるものかどうか。言葉で表せば同じものになるけれど。私には見当がつかないのです。

この頃いい香りのお酒と、おいしいチーズを味わっています。お酒は前回書いて以来、チーズも久しぶりです。好きだけど、少しだからおいしいのかも。無くても生きていける。あった方がいいのかなとも思うのです。

つくろいものはなんとなく楽しい

2007-05-06 23:41:14 | 台所や洗濯場やそこら
パジャマのズボンのウエストが擦り切れてあんまりな状態でした。それも長らく。やるべきことがいっぱいあるというのに今日に限って、しかも明るい時間に針仕事なんて。こんなの静かな夜の穏やかな過ごし方にできるんだから、力仕事を先にするべきというのに。

新しく買って来るか縫うか繕うまではこれを使うしかないと思っていましたが、いつまでも買わず縫わず、繕うには切取った分古Tシャツの胴を輪切りして継ぎ足すかと思っていましたが、時代はローライズだぜと手間を省く口実があります。

擦り切れ部分から編み目がほどけて線が三本。ストッキングでよくある伝線です。まずこれから修理。今回レース用の鉤針を使いましたがやりにくかったです。前回はだから縫い針二本に引掛けてやったのです。我ながらよくやるなあと感心。

ウエストのゴムの辺りを鋏で切り取っていると、そんなふうに編み目の修理跡が数カ所目につきました。ほんとによくやるよ。ゴムを抜き取って広げて見ると、擦り切れて無くなっている部分は三分の一という凄まじさ。やはり呼吸で動く前の方の擦り切れがひどいです。その中で以前は右を下にして寝ることも多かったので左が、今はその逆で右の方がより多く減っています。

股上は少々浅くなるけれどまあいいやとやってみると思ったほど浅くはありませんでした。

音楽を聴きながらなんとなく楽しいこの作業をして出費を抑えて地球温暖化を気持ちだけ抑えた気分になれます。そういうことを普段よくやりたいんですけど今のところ連休くらいしかできません。たまに普通の日にすることもありますが、時間のかかるものはやりかけがずっとほったらかしです。骨の折れた傘の布と布の破れた傘の骨を糸で縫いつける作業は数週間。骨がたった六本でこの手間。今の時代繕い物はどの程度されているんでしょう。あまりに忙しい人が多過ぎるように見えますが。

好き、それでいいお鍋だった

2007-04-20 20:38:24 | 台所や洗濯場やそこら
お鍋の、数カ月前から欠けていた取手を覆う陶製の部分が、もっと大きく割れてしまいました。でもある意味で使い易いお鍋だから捨てるのが惜しくてそのまま使っていました。自分一人なんだし、気をつければいいと思って。やっぱりいけませんね。重いから洗う時にうっかり強く握って小さな怪我をしました。これで処分が決定。両手鍋のやや大きめがもひとつあるから問題ないといえばない。しかし私は割れるような扱いなどしなかったよー!

結婚披露宴の引出物で、ガラスの蓋は閉じたまま中が見えるし取手は両側にあり胴が丸く張り出しているので打返す時に中身が飛び出しにくいところが気に入っています。

お鍋の打返しは手首の技。私は子供の頃はお習字に通い、大学から十年間は大きな楽器を弾いていたものだから普通の人が手首から動かす動作では手首をあまり使わず肘から動かす傾向があります。今後あのお鍋でなくなると手首を意識して気をつけないといけません。ついでですが、フライパンの中のものをひっくり返す時は肘の動きですね。フライパンを動かしながら自分も一緒に跳び上がるとうまくいきます。

例のお鍋は親と同居している時に扱いにくい変なお鍋だということで私の知らないうちに捨てられることになって思わぬ場所に置かれていました。確かにガラスの蓋が収まりにくくよく滑り落ちそうになります。重ねにくくて場所を取ります。洗っても伏せて置くと折り返してある縁に水がたまって緑青が生じるおそれがあり、だからといって横に倒しても水は切れず、重く、丸い握り部分は片手で持つと手がくるりと滑ります。だから気に入られなかったのでしょう。母は日頃胴のまっすぐなお鍋で打返し慣れていてそのお鍋の良さに気付かなかったのです。そうして危ういところを救われ再び引越した私のもとで活躍してきました。

こうして書いてみて、かなり使いにくいお鍋だったのがわかりました。そう、使いづらいのに好きでした。どうも私は自分の手元にあるというだけで好きになることが多い好都合な人間でもあります。そして打ち返し易さと、誰にもらったかということが、これまでお鍋のイメージを良くしていたようです。「好き」の力は偉大です。たくさんの短所を軽々乗り越えます。お鍋としてはそれほど長い間でもなかったけど、これまで役に立ってくれてありがとう。

農薬のせいではないかな

2007-04-16 23:07:31 | 台所や洗濯場やそこら
先週キャベツを買いました。がっちりした一番外側の葉ももったいないからとこのあいだ細く切って加熱して食べたのですが、口にした途端しまったと思いました。農薬の強そうな感じ。気のせいかもしれないと思って残さず食べたら、口内炎になっていました。すぐにヨーグルトに解毒を頼みました。そんなのは受持ちじゃないのかもしれないけど、気休めです。歯磨きの時にブラシが当たって出血する日々もようやく終わりましたが、舌で触れるとまだ名残があります。今後無農薬でないキャベツの一番外側数枚は捨てよう。

今たくさん出回っている苺も一般的にかなり農薬が強いんだろうと思います。まず私が買うことはありませんが。買った苺は胃が反応し易いです。数年前家の畑で採れたのを食べた時は何ともなかったので苺に弱いわけではありません。

これらは農薬のせいだと思えるけど本当にそうなのか不明。農薬の影響は口や胃が反応するだけじゃないでしょう。わからないから心配です。