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す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

きんちゃんと呼ばれているらしい

2011-01-26 12:19:14 | いきもの・環境
金魚さんただいま~。
のはずが、水槽が無い。
ポンプの音のしない、しんと静かな部屋に帰って、そうよね、引越したよね、と毎日思っています。

電話の向こうの母は金魚を可愛く思っている様子。
きんちゃんがね、と話していました。

金魚の引越

2011-01-22 19:24:53 | おもったこと
引越業者さんは金魚は扱わないそうなので、私より先に金魚が引越しました。

水を半分にし、隠れ場所の茶濃みたいなインテリア?はぶつかって怪我するといけないから取出して、丈夫なビニール袋を二重にし、手提に入れて、出発。

まあ重いけど小さい水槽だし、楽器を運び慣れているはずの私にはどうってことない。そう思いましたが楽器運んだのは遠い過去。しかも揺らさないように肘を常に曲げてしまうのでそれなりに負担は大きいのでした。

例えばケーキの箱を持って走る時に、何も考えないのに肘を曲げて自分の揺れに合わせて動かし箱の揺れを最小限にしようとしてしまいます。これと同じで、頭ではただ手提をぶらさげて運ぶだけと思っていたのに、からだは揺れをおさえて運んでくれるのです。頭より賢いではありませんか。

電車は適度な混み具合。いいタイミングで荷物の置ける端っこが空きました。しかし端といえば揺れは最大。ほかにも荷物があるのでその場所から移動したくありません。金魚を両手を敷いた膝に置くことにしました。揺れに合わせて手で調節するはずが、うとうとと。

乗り換えの末やっとで金魚は新居に到着し、エアレーション開始。おや、泡が出ない。とりあえずホースの先のストーンを外してごぼごぼ空気を入れ始めました。茶濃なんて後まわし、まずは空気。水足し。ここの水はおいしいぞ。

ホースの空気を細かくするセラミックストーンは移動中に水が染込んで空気が通らなくなったのではないかと思います。汚れもたまったことだし、コンロで焼きました。深夜、ひとりでこっそりと。

さて、ストーンが冷めた頃に水中に入れると泡が出ていい調子。ホースがあれこれに当たって振動がうるさいからあっちこっち向けたりしていると、どうも音が違うのです。ホースが外れている。繋いだら、泡、出ない。ちょっと泡が出ない間に水が染みてまた空気の出口を塞いだのです。翌朝乾く程度に焼いて、なんとか泡がでるようになりました。

なんでもかんでもすぐできると思わないことですね。結構時間がかかります。思わぬことが起こります。

母は幾分金魚を楽しみにしていたようでもあります。
「横から見たら魚だけど、顔は結構可愛いね」
そりゃ正面から見たって魚です。年取ってきたけど根はやんちゃです。ごはんのときは喜んで踊ったりします。

正面から見ると魚というよりは何か自分に近い生き物に思えてくるのって、わかります。私が子供の頃に猫と一緒に家の外を見ていた時、ふと横に居る存在が猫の姿をしているのがおかしく感じたことがありました(何よミーちゃん猫の格好なんかして)。生き物みんな、とりあえずそんな格好をしているけれど、実は同じ仲間みたいなところがあります。

金魚は充分休んだら茶濃に隠れもせず水槽の外を珍しげに眺めている様子。
私の引越までの間、餌やりだけ頼みました。

丸い輪の模様

2011-01-15 15:57:50 | 音と動きと形
年末の紅白歌合戦の時は珍しく母とふたり長時間テレビの前で過ごしました。

「天城越え」に能装束が登場。
えーっ、この曲って、鱗の摺箔に丸紋尽で手は扇よりは枝持つイメージじゃないの?あんな端正なのよりは恨みや嫉妬に狂う女のイメージじゃないかと。母も同感のようでした。歌の印象はそんな感じ。

しかし歌詞はおそらくそれほどじゃないんでしょう。全部聴いたことないし、憶えるほど関心もないけど、恨むような内容じゃなかったような気もします。そもそも鱗まる見えや丸紋尽を用意したら失礼だろうし。

印象ってすごい。勝手に失礼なところまで進んでしまっている。




丸紋尽で思い出すのは、バブル経済時代の終わり頃、○ェンディのショールをかけた人を見かけたのですが、その柄がいけませんでした。中にFの字がひとつ大きく入った直径15センチくらいだったかの輪がいっぱい散らばっていました。私がフェ○ディ大嫌いになったのはこれを見たから。

その嫌悪感の原因は幾つか考えましたが、ひとつは丸紋尽の意味するところと同じでしょう。


子供の頃に見かけた紙の着せ替え人形の衣装に大きな丸の中に何か模様の入ったワンピースがありました。男性漫画家だからそんな柄を描くんだろうなど思っていましたが、その柄をどうして好まないのか、当時はわかりませんでした。蛇を恐れる本能的なものだったなんて。

古いものがCMに蘇る

2011-01-15 00:23:48 | おもったこと
ビールの宣伝に使われているよ、とんとんとんからりと隣組の歌(どうやら戦後世代以降にとっては人気テレビ番組の主題歌らしいけど私は観てなかったんです)。
車の宣伝に出ているあの兎は凸凹黒兵衛じゃないか(私の世代であの兎知っている人はごくごく稀)。

大昔のアニメの主題歌もよくCMに使われていたけど、こんなにも古いものがまたリバイバルするもんだなあと特にこの1,2年ほど思います。

頻繁に思い出していると、たいていひょこっと出てくる。
CMに限らず、流行の中に蘇るのです。

多くの人が昔を楽しんでみています。昔の時代は過去か現在を否定しながらどちらかを良いものとしていた気がしますが、今は、どちらをも否定的にとらえず、慈しむようなとらえ方をしているようにみえます。

日本全体が、白か黒かの単純思考を脱したような、そんな傾向なのかな。

バタールはどこへ

2011-01-14 22:57:44 | 台所や洗濯場やそこら
あのスーパーにはあるはず。そういう期待で行ってみたら、棚にはその名前さえなくなっていました。

いったいバタールはどうしてしまったの。
石窯バタールもなし。アルチザンバタールもなし。それらに遅れてバゲットが出てきたような気もしたけど、バゲットもみかけません。

バタールは日本では「バター入ってないじゃないの」と文句言われそうでもありますし、「バターは美容と健康にわるい」と思いこむ人に避けられるかも知れません。なんてこと書いたら、高学歴者や若い人はまさかと思うでしょうけど、高齢者はそんな感覚の人が意外と多いと思います。

似たものもあるけどそれじゃない。私がほしいのはあのメーカーかそのメーカーです。久しぶりにあそこに買いに行ってみたいなーと思うけど、かかる交通費とパン代でほかのメーカーのパンが4つか5つは買えそう。あそこはついでのある時の楽しみなのです。




もしかして、みんなラスクに化けているのかな。

シンプルが一番おいしい

2011-01-11 22:23:24 | 台所や洗濯場やそこら
職場に売りに来るパン屋さんのパンの味が、どうも違います。バゲットなのかパリジャンなのかバタールなのかよく知りませんけど、その類の、小麦と塩と酵母だぞ~という味だけするはずのフランスパンです。

まるで惣菜パンみたいな味、それも、何も挟んでいないパンに、おかずっぽい味がするのです。

シンプルな味でなくなったから、買うのは今回までということにして、今回は私の分が確保してあったようなので買いました。ほぼ隔週で買うから注文してなかったんだけどな。

ひっくり返してみると、以前は貼ってなかった原材料名が貼ってあり、なるほど、いくつか味になるものが入っています。

パン屋さんはその意見を伝えておきますと言っていました。また違うパンが出たらお知らせしますと。

でも、シンプルな味で余計な添加物の影響が出ないずっと安いパンがスーパーで手に入るんだな。それよりちょっとばかりどっしりした石窯バタールは幾つかのスーパーから姿を消しました。今も売っているお店をひとつ知っていますが私が行く時にはいつも売切れです。

夏の間もパンを買わない時期がありました。フランスパンも味噌汁と同じで、これがおいしくなったら秋なんだなあと思ったものです。まだまだおいしい季節は続き、食べ過ぎ注意。

引越の見積

2011-01-09 22:56:26 | できごと
引越業者さんを選ぶのに、無料の見積を数社から出してくれるというページを見つけて、申込んでみました。

いきなり来る!電話。なるほど、こういうのは素早い対応が大事。さすが大手。祭日の朝に部屋を見に来てもらうように決めました。すぐといったって散らかりすぎているし。

電話を切ったら話中にもう一件電話があった様子。多分そこからです、次の電話は。

口調は普通に丁寧だけど、声の感じからなんとなく荒っぽい印象の会社です。おおまかな見積を聞けたけど、おそらく見ないとわからないでしょう。そんな安値じゃ行かないだろうとこれまでの経験から感じます。部屋を見に来る時間は既に決めたとこより前に、前日の夕方に決まってしまいました。なんとしても先になりたいわけですね。そしてとどめ。今から何社も電話かかって来ますが、どこも同じくらいだから早い内に決定した方がいいんですと。うんそうでしょうね、何人も来られたら大変だし。

その見積の日になって、翌日の予定だった大手会社から電話。もう一社見積に来ると聞いてその前に来たい様子。ま、いいか。どうせ散らかっているんだし、片づけの意欲があんまりない。なんとかエネルギーをゲットしないと動けないけど、誰か来たら対応はできる程度。

部屋見てない他社の提示の金額よりはるかに大きいけど、この荷物の内容からいうと安いと思えます。こういうことにあんまりケチってもしょうがない。ご祝儀と思いたい。わりとしっかりしていそうだし。早い方に決めてしまいました。

直後に予定していた会社には申し訳ないけれど予定変更、引越しないことになったということで電話でお断りしました。そういう言い方でよかったかも。なんだかコワイ気配がありましたから、よそに決まったと言ったらどう言われたことか。

もう一社見積予定だったところはネットではなく過去にお願いしたことのある大手ですが、必死に予約を取ろうというムードはなく、よそに決まったと電話してもごく普通に対応してくれて気が楽でした。好感もてます。

メールも数社来ました。そんな安値、小さいトラックでそんな人数じゃ無理だろうと思える内容でした。メールはそれほど邪魔にならなくていいです。でも見積に来てその場で契約というのが王道なのです。

話によると、大手のあそことうちは背広で来るけどいつかがちあった某社は作業服に茶髪で見た目怖くて断るのが大変そうだったとか。

見た目と話し方って大きいんですね。そうして自分を振返ってみるのです。
・・・・引越で気持ち切替えだ!



ん。置いて行かれた新品段ボールからにおってくる。1~2メートルの距離というのにこの煙草くささ。

新年

2011-01-04 23:50:01 | おもったこと
あけましておめでとうございます。
いつも、あるいは時々、たまに、読んでくださってありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

のんびりと年を越しました。
そこらの空気もメディアもなんだかやさしくて前向きな気がします。