goo blog サービス終了のお知らせ 

す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

ある意味で亀の子たわし

2010-05-02 15:44:12 | つくったもの
洗面所にアクリルたわしを置いています。あるとお掃除用しやすいです。これを金魚水槽掃除に使うと、いっぺんで汚れてしまいました。使っているうちにまたきれいになるだろうと思っていたら、きれいになる前にまたお掃除の時期が来ます。そういうのが目につくのはイヤです。

洗面所に置くのは可愛いのじゃないと。飾りを兼ねていないと。それで、可愛いのを編もうと思いました。汚れても平気な色というと茶色。くまさんでも?しかし糸を売っているお店に行ってみると汚れて目立たないのは黒だけでした。黒ってどうかなあ。

黒でいいものというと、大きい丸ひとつと小さい丸ふたつをつなげてミッキーマウス。黒猫。それらを作ってみました。なかなか可愛い。猫は楕円にとんがった耳がふたつ、ひげがついています。職場の若い女性にあげました。

使ってみると、なんだか申し訳ない。ミッキー、お掃除に使ってごめん。でもしょうがないからこれでいくよ。そして、汚れが見えないのってなんだか怖い。やっぱり明るめの色と一緒に編むか。そもそも水槽さえ洗わなかったらそんなに汚れないのです。そういうわけでミッキーは水槽専用ということに。

ほかに手元にあるのはピンクの濃淡で2色。使いたいのは黒以外。やっぱりお花だね。でもせっかくあるんだから黒も使って、わりとまとまりのある形。亀はどうだろう。

写真の亀は第一作です。幾つも作るうちに小顔の大人っぽい亀ができるようになりました。

実家で作り始めたのですが、子どもの頃に亀を飼っていた母は可愛く思えるらしく、気に入ったようです。甲羅の色違いといってもピンクが濃いか薄いかの違いですが、複数作ってあげました。

切手収納を可愛く

2007-11-04 18:16:10 | つくったもの
これまで職場で使っていた切手収納用ファイルみたいなのがぼろぼろになったので新しく作りました。

これは空き箱でできた表紙に、郵送されてくる雑誌が入っていた厚手ビニール袋をいくつも綴じたものです。これを作るために開封の時は長い方の辺を切ります。そのB5サイズほどの真ん中を折って綴じるのでB6ほど。逆さにしても切手が落ちてこないように裏表紙の上部に折り返しがあります。

これまでのは和風で渋目の松露饅頭の箱で作ったものでした。松露饅頭はいつものOBのおじさんに頂いてまだ箱は取ってあるのですが、変えたくなりました。

ある。思いっきり可愛いのが。これでどうだ、雪うさぎ。大きい絵を手頃なサイズにどう収めるか、結構考えました。うさぎは耳が命。どうしても全体は入らないけれど途中で切れた感じにならないよう、切れていてもその続きを絵の外に感じさせるよう。うまくいきました。

白地に太い薄い灰色の線でうさぎ、丸く赤い目、そして裏表紙にそのまま続くほんの気持ちだけの幅の背表紙が細く黄色く見えるところがおしゃれです。

毎回目に入るものが可愛いとこれまでよりちょっとばかりしあわせになることでしょう。

サッカーボール

2007-03-03 18:41:38 | つくったもの
Kimballさんのブログで話題になっていたサッカーボール、確か私も作ったはずだと思い出して探してみると、OSのトラブルの時の避難場所に残っていました。10年前に作ったものです。画像にしてW-ZERO3に移して確認しようとしたのですが、開けなくて、拡張子をつけることをやっと思い出しました。

切り抜いたら六角形と五角形と糊しろの間に折り目をつけて、その後に糊付けしてください。

ところどころずれていたりしますが、ずれていないつもりでやってください。例えば最上部にある五角形は六角形とつながっているものとして、切り離さないようご注意ください。

アクリルたわしを改造

2006-11-09 21:21:34 | つくったもの
今回作った家紋型アクリルたわしを改造しました。小ぶりである上に、花びらと丸い枠の間にある穴の分もこなす仕事量が減るので、丸い枠を取ってしまい、編み足して穴を塞ぎ全体に大きくしました。周囲に低いスカラップをつけた大きな黄色い丸の中に白い五弁の花びら模様があるというふうになりました。花の立体感がまるで無くなって、今度はちんぐるまだなんて全然思えません。ただ花を表す記号がついているみたいです。立体感が現実感とかかわり、それが可愛さなどの魅力につながるのを実感。しょうがないです。機能第一のものは。でも手の感触からいうとこれでわずかに豊かな気分でちょっとは早く洗えます。

家紋型アクリルたわし

2006-11-05 17:09:25 | つくったもの
職場で使っているアクリルたわしがすり切れてほつれはじめました。そろそろだと思って買っておいた今回の糸は白と黄色。花形とくれば内側が黄色で花びらは白でしょう。花びらといったら前回編んだ形ではスカラップ部分だけ。それじゃさびしすぎます。

花びらにボリュームをつけよう、そしてフックにひっかける部分も確保しよう、とできたのは、家紋のように五弁の花を丸で囲んだ形です。丸にちんぐるま。ちょっと見た感じはゆでたまごで作ったお花みたい。自宅と違ってまず包丁は洗わないので、二つ折りにして包丁の刃を覆って刃の幅全部が隠れるような大きさは必要ありません。

それにしてもひっかけ場所はスカラップみたいに外に出っ張って作った方が洗い易そうだとわかりました。作用部分に穴があってはいけません。使ううちに慣れるとは思います。スカラップだってある意味では穴です。ある形が持つのは張りなのか欠けなのか、図か地か人間は一瞬に見抜くけれど、物理的には両方だったりたいした違いでもなかったりするのは不思議。ものを作るには人間の感覚第一なのです。

家紋型アクリルたわしは今回のみ。次回はまたぐるりスカラップをつけて作ります。

かっこいいといわれたノート

2006-10-30 21:25:56 | つくったもの
作ったというよりは、部品を買って来て綴じただけですが、ノートです。ルーズリーフを綴じる、プラスチック製の蛇の肋骨みたいなリング、表紙になる透明なルーズリーフの穴のあいたプラスチック板2枚。中にはルーズリーフ用パンチで穴をあけたコピー用紙。表紙に見えるのはすぐ下に綴じた伊藤若沖展のちらしです。和風の鶏に白い大きな角ゴシックのJAKUCHUの字が渋い。30代なかばのおしゃれな女性が見て、「かっこいい。あたしも真似しよう」と言ってました。
能面の展覧会のちらしがどこへ行ったやら、出て来たらもうひとつの表紙にする予定。

三角関数を納得するためのもの

2006-02-28 00:26:02 | つくったもの
 三角関数は中学で教わるかと思って、三角関数を理解するのによさそうなものを作って姪にあげたのは2年前の夏でした。
 キャンディのパッケージだった透明プラスチック製の円筒に細い紙テープを巻き付けてそれに沿ってマーカーで線を引くと、テープをはずしたら螺旋に見えます。円筒の底は360度の分度器のようなもの。30、45、60、90度というふうに、30度か45度の倍数で線を放射状に引いて小さく数字も書いています。その線の端から螺旋のある曲面にまっすぐ蓋側に直線がのびています。
直角に折った紙にこの円筒を置いてセロハンテープで留めています。紙にも線が引かれ数字が書いてあります。紙のひとつの面を上から見るとサインのグラフ、もうひとつの面は横から見て、コサインのグラフになります。サインとコサインは逆だったかも知れません。
 妹はこれを見て、私は学生時代にこういうふうに考えたことはなかった、と羨ましいような悔しいような顔をしていました。
 三角関数はどうやら高校で教わるらしいです。それまでちゃんともってくれるでしょうか。セロハンテープが古びて壊れるかもしれません。でもこういうものを一目見ておくだけでも納得の仕方はきっと違うと思います。

「多面体から多面体が」作った、見た、考えた

2005-12-29 00:10:44 | つくったもの
 前回の文章からも想像がつくと思いますが、12月8日投稿のあの奇妙な形を最初に作った時は外側の五角形と穴の五角形の大きさの比を試行錯誤で決めました。かなり前なので何回やったか忘れましたが、そんなに何度もというほどではなかったように思います。ソラでは三角錐など浮かばなかったのです。手許で眺めないことには。当時は多面体に関心を持ち始めて間もない頃でした。
 多面体の類いは何度も沢山作ると、手許になくても想像し易くなります。
 ただ見るだけが考える為にどれほどの助けになることか。そして、作ることはどれほど見る力その他を強めることか。

「多面体から多面体が」作る要領(2)

2005-12-27 23:38:41 | つくったもの
 12月8日投稿の「多面体から多面体が」の説明の続き

 見える通り、五角形の穴の一辺の大きさは三角形の折り目の長さと同じ。ということは正二十面体の一辺の大きさは穴の一辺の3倍。それでは外側の五角形はどうやって決まるか。
 三角形か穴のいずれかが、大きな五角形の一部と共有する形はないか、じいっと見ていると、ありました。中に内蔵される六角形を含む面で外側の正十二面体を切り取ると、三角錐ができます(ヘタ~な図の左側)。ここでは花びらのような三角の折返しは省略していますので12月8日の写真と見比べてください。折返しは中の六角形に繋がっています。
 この三角錐の底面の一辺の真ん中三分の一を穴の一辺が共有しています。つまり五角形の型紙を作る場合、穴の一辺の直線を左右に同寸延長して、その延長した先端を通る直線を引けば外側の五角形ができるわけです(図の右側)。
 以上です。

「多面体から多面体が」作る要領(1)

2005-12-25 14:06:09 | つくったもの
「多面体から多面体が」の写真のもの、これに何かいい名前はないかな?サッカーボール内蔵正十二面体?いい名前があったらください。これを作りたくなる人はわりと多面体に詳しかったり工作が得意で説明不要だったり自分で作り方を考えたくなる性分かも知れず考える前に教えると腹が立つだろうと思ったので説明を出しませんでした。しかしご希望があるようなのでちょっとだけ書きます。あんまり詳しくしませんのでごめんなさい。

 これは大雑把にいうと外側が正十二面体、内側が正二十面体です。だから正十二面体と正二十面体の作り方がわかれば大部分はわかったようなもの。正二十面体の展開図は前回お見せした通りですが糊しろは不要(あった方が楽な部分もありますが)、正十二面体はおそらく検索すればすぐみつかるでしょう。みつからなくてもばらばらの五角形を12個繋げばいいです。

 中の正二十面体はひとつひとつの三角形のカドを折っています。展開図の時点で三角形にはその折り目を描き入れるので、六角形が20個できることになります。

 正二十面体はコンパスを持たなくても定規さえあればわりあい簡単に描けますが、五角形は狂い易いし面倒なので型紙を作ってなぞるのがいいです。逆五角形の穴のあいた五角形の型紙。五角形も小さいからコンパスよりは分度器を使う方が正確みたいです(私の場合)。
 いまどきはパソコンがあるので便利。パソコンでの作図に慣れない場合は型紙を作るだけに使ってもいいです。MacではAppleWorksのドローを使います。Windowsの場合はおそらくExcelのセルをピクセル数で決めて方眼紙のように細かくし、それを目安に作図するとよさそうです。でも私は実際にあまりやってないのでうまくいくかどうか自信ありません。Excelでは正多角形にするのは簡単ではなさそう。

 一番難しいのは正二十面体の三角形、正十二面体の五角形とその中にある穴の五角形それぞれの寸法をどうやって決めるかです。

「なるほど」と言わせたい正二十面体

2005-12-24 18:02:19 | つくったもの
これもかなり昔に作った正二十面体の糊しろ付展開図です。
できる限り色々なことに気付けるようにと欲張りに線を引いてあります。
作るのに必要なのは黒い線だけです。
ほかの色の線はただ観察してください。
もしも線がよく見分けがつかなかったらマーカーか色鉛筆で太くしてください。
これで「なるほど」と2回以上言われたら大成功。

とら

2005-12-14 00:05:47 | つくったもの
 平成10年の寅年の年賀状の図案でした。
 幼児に非常にうけます。
 のりしろはありますが、セロハンテープでしっかり留めた方がいいです。
 これに指をつっこんで指人形みたいにして遊んでいた姪ももう中学生。