セブン、セブン、セブン…。はるかな星がふるさとでもなく、非常に近くなんだけど、帰る時は楽譜と一緒。だいたいそういう習慣がいつからか。ピアノの練習をしますが、ほとんど弾かれない楽器はきれいに鳴りません。そもそも私も普段弾かないから、とても聴けるような演奏じゃありません。いや、練習してもうまくはありませんが。調律もされてないんだったかな。
ジャズを教わり始めて意外だったのは、やたらセブンのコードが多いこと。料理のスパイスみたいにほんのちょっと、さりげなくおしゃれに効かせるんだとばかり思っていたけれど、どうやらジャズはカレーなのです。
久々のアコースティックで身も心も楽に弾けるぞと楽しみにしていたのですが、セブン、セブン、セブン。不協和音にあたって気分がわるくなってしまいました。ああ、もうだめ。やっぱり私はジャズに向いてない。セブンが聴いてられないんだったら。
アコ楽器は普通鳴っている音の共通部分が揃い易いので、デジタルよりも心地よいのですが、不協和音の場合はどの音に全体を合わせるかが決まらないんでしょう。特に調律の狂った楽器では。
もしかしたらデジタルだと音がまだマシかも。そう思って久々に(ではいけないんだけど)弾いてみると、ちっとは聴ける音ではありませんか。ああ、やめる口実が消えた。ある程度理解して身につけるまでは、続けろよ。
しかし、今度の曲、見た目は前回より易しそうなのに。練習不足のままレッスンに行くと、先生が発表会用にもうひとつといつも言っておられた、そのもう一曲を出してこられました。そんなあ、無理ですってば。しかしさすがは先生。その楽譜はほかのピアノばりばりのみなさんにはつまらなかったり難しかったりするとしても私に最大限弾きやすいものだったのです。Take Five。途中全音符を8小節入れて全体8分の5拍子で、延々伴奏していればいい。続けるかどうかまで考え始めていた私はちょっとばかりわくわくしてきました。思いがけなくその日は胸に楽しみの火が灯って帰りました。
ジャズを教わり始めて意外だったのは、やたらセブンのコードが多いこと。料理のスパイスみたいにほんのちょっと、さりげなくおしゃれに効かせるんだとばかり思っていたけれど、どうやらジャズはカレーなのです。
久々のアコースティックで身も心も楽に弾けるぞと楽しみにしていたのですが、セブン、セブン、セブン。不協和音にあたって気分がわるくなってしまいました。ああ、もうだめ。やっぱり私はジャズに向いてない。セブンが聴いてられないんだったら。
アコ楽器は普通鳴っている音の共通部分が揃い易いので、デジタルよりも心地よいのですが、不協和音の場合はどの音に全体を合わせるかが決まらないんでしょう。特に調律の狂った楽器では。
もしかしたらデジタルだと音がまだマシかも。そう思って久々に(ではいけないんだけど)弾いてみると、ちっとは聴ける音ではありませんか。ああ、やめる口実が消えた。ある程度理解して身につけるまでは、続けろよ。
しかし、今度の曲、見た目は前回より易しそうなのに。練習不足のままレッスンに行くと、先生が発表会用にもうひとつといつも言っておられた、そのもう一曲を出してこられました。そんなあ、無理ですってば。しかしさすがは先生。その楽譜はほかのピアノばりばりのみなさんにはつまらなかったり難しかったりするとしても私に最大限弾きやすいものだったのです。Take Five。途中全音符を8小節入れて全体8分の5拍子で、延々伴奏していればいい。続けるかどうかまで考え始めていた私はちょっとばかりわくわくしてきました。思いがけなくその日は胸に楽しみの火が灯って帰りました。