衝撃的でした。郵便局に置いてある日経新聞を見ると、「黄金分割は神話だった 欧州での実地調査が生んだ、星形五角形の発見」という記事がありました。これを書いた関隆志さんによると、古代のものには黄金分割ではなく、五角形と、その中に頂点を結んで引いた線でできる五芒星の中にある五角形、それぞれに外接する円の比、1:0.38の「魔除けの分割」が多くみられるというのです。もうかなり前に黄金分割は誰によってだか名前は忘れましたが否定されているらしいのですが、そんなことを知らないまま私はここまで来ました。黄金分割という不思議な法則はそれでも魅力はあります。しかし、人間がそれを手ぶらでというか、素手でというか、ソラで?作れるかってやはり難しそう。何かの中に線を引いたらこうなるというのでないと。わかりやすい手がかりを使っていたと考えた方が非常に納得いきます。古代の人々は計算するよりは線を引くなどの作業で答えを出して、具体的な世界を生きていたことだろうと思うのです。そういう私もある時どう計算したらいいかわからなくて線を引いて考えました。
「多面体から多面体が」作る要領(1)
「多面体から多面体が」作る要領(2)
作図の感じは似ているけれどまるで違うことをやってます。魔除けの分割とは関係なくてごめんなさい。
ところで、黄金分割をラテン語で表示していかにも古い時代からありそうに見えるような効果があったことなど、読んで楽しいです。著作権やでっちあげについてとんでもなく厳しくなった今、おおらかだった昔のイメージ戦略を調べるとさぞ面白かろうと思います。
「多面体から多面体が」作る要領(1)
「多面体から多面体が」作る要領(2)
作図の感じは似ているけれどまるで違うことをやってます。魔除けの分割とは関係なくてごめんなさい。
ところで、黄金分割をラテン語で表示していかにも古い時代からありそうに見えるような効果があったことなど、読んで楽しいです。著作権やでっちあげについてとんでもなく厳しくなった今、おおらかだった昔のイメージ戦略を調べるとさぞ面白かろうと思います。