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す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

金魚はバケツに

2007-01-27 22:01:28 | いきもの・環境
金魚鉢を洗いながらこつんとぶつけたのは憶えていました。なんだか底の周辺に水が溜っているなと思いながらきれいになった金魚鉢を覗き込み、ちょっと撫でると、ちくり。指先にガラスの刺がささりました。たいしたことなくて良かったです。

そうして金魚たちはここに来た頃と同じピンク色の半透明バケツに入っています。懐かしいだろ?いや、憶えてなさそうで、落着きがありませんでした。そういえばバケツに居たあの頃も確か落着きなかったです。丸い金魚鉢ほど対流も起こりにくいからなのか、じっとしているとなるととにかく動かず、そうかと思えば暴走。一週間ほどでやっと落ち着いたようです。

今の広さと藻と椰子殻活性炭パックの配置が動きまわるには楽しいらしい。観る立場にはあんまりさえないパックですが金魚たちのお気に入りです。新しい水槽をなかなか買いにいけないままだけど折角落着いたとこだし、もうしばらくいいかな。

赤茶色した小鳥

2007-01-17 00:37:47 | いきもの・環境
小川沿いの道を歩いていると行く手に赤茶色した小さな小鳥が来ました。わー、何だ君は。珍しい。雀よりちょっと大きいくらい。私との距離が2メートルを切った辺りで飛び上がり、屋根の上から私を見下ろしました。なんていう鳥?電車の時刻が迫っているというのに小鳥は珍しすぎました。よく見せてー。小声でそう言うと鳥は近くに降りて来てまたすぐ屋根へ。これ以上もたもたしてられないと急ぎましたが次の電車になりました。何という名前の鳥なのか調べたいけれど、インターネットでは難しいです。やはり図鑑でないと。今度図書館で図鑑をみる時まで姿を記憶してられるかな。
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この小鳥は、頭部はよく見えなかったのですが、背中から尾にかけての鮮やかな赤茶色が印象的でした。やや短めにまっすぐ切り揃えてちょっと広げたような尻尾をしていました。いまだにわかりません。(1月20日)

アケビコノハ

2006-12-08 23:54:10 | いきもの・環境
職場の廊下に出て何気なく窓に目をやると、ガラスの向こう側に何かついていました。近寄って見てしまいます。蛾、それも茶色い木の葉そっくりの。

残念。ひったくりに遭って以来新調できる日まで使うレンタルPHSにはカメラが付いてない。どうもこういうのは黙っていられません。小学生の母をつかまえて、見せました。写真に撮って子供に見せるんじゃないかと思って。でも、見て珍しがっただけ。写真にはきれいに写らないのかもしれません。

郵便物を取りに行ったついでにビル管理のおじさんにいつもの雑談のように話しました。すぐおじさんは一緒にエレベータに乗ってついてきて、窓を動かして蛾を追い払ってしまいました。そういう仕事だったんだ。女性が見て悲鳴を上げそうなものはすぐに排除する。あんなに珍しいものを。あんなに見事な擬態を。

繊細な葉脈、朽ちて湿った茶色。もっとたくさんの人に見せたかったです。でも人はそんなに見たいとは思わないようです。

根っこのお陰?

2006-11-18 22:30:43 | いきもの・環境
落込んだ日の帰りに衝動買いしたピンクのバラと黄色スイートピーと霞草の小さな束を、根っこの出たふたつのグリーンと一緒にコップに入れていました。白い縁取りのあるミリオンバンブーとゴッドセフィアーナは花とちょうどいい取り合わせです。
普通は花瓶の水はしょっちゅう替えないといけませんが、根の出た植物を入れていると、ずっと水が濁りません。何か水をきれいにするものを出しているのでしょうか。
葉蘭を一緒に活けると花瓶全体長持ちするから、葉っぱ自体がそんな働きをするのもあります。しかし今あるふたつの植物はそうでもなさそう。
いつもならまずうなだれるバラはまっすぐ向いたまま、すぐに花の落ちるスイートピーは花をしっかりつけたまま、どちらもしわくちゃになっていきました。
根っこのある植物が一緒だと花が長持ちするかどうか、あれこれ試してみたくもありますが、そろそろグリーンたちを植えて根っこを安心させてやらないといけません。

猫づきあい

2006-10-24 00:37:59 | いきもの・環境
 歩いていると、猫が呼んでいました。このあいだ見かけて私が話しかけた猫です。足首にすり寄ってきました。嬉しかったです。猫にそんなことされるなんて久しぶり。猫は一度挨拶しておくと、次に通りかかった時には猫の方から声をかけてくれます。数カ月経って私が忘れていても猫は呼びかけてくれます。
 もう十年以上前のことですが、仕事帰りの夜、いつも子猫たちにぐるりと取囲まれる場所がありました。みんな私を見上げて囲んでにゃあとかいって、寝転んでみせるけれど、手を伸ばせば逃げました。でもある程度の距離まで寄って来ました。ただ小さい猫たちとしばらくにゃあにゃあと会話をして、帰るだけ。しあわせなひとときでした。あの道ももうほとんど通ることもありません。ずっと前に通った時には、開放しない意志をデザインしたような新しい家が建っていてかなり様変わりしていました。
 最近は戸外でなかなか猫をみかけないのです。

金魚の隠れ場所

2006-10-22 23:40:11 | いきもの・環境
 水草はあんまりたくさん入れると夜中に酸素を取ってしまいます。水草以外で金魚にとって金魚鉢の中に置いて楽しい物って何だろう。入れずに広い方がいいかな。化学物質が溶け出したりしないのがいい。ぶつかっても傷つかないのがいい。そう考えると何を入れるかいつまで経っても決まりません。
 水をきれいにするという、妹がくれた炊飯用活性炭のパックを、ある日入れました。浮くともなく沈むともなく、縦になって金魚鉢の壁にくっつきがち。そんなに狭くはなりません。
 ある時ちょっとしたことで黒のデメちゃんがびっくりして走り回り、パックの陰に隠れました。パックとガラスに挟まれて暫く不動。安心できる場所があって良かったね。ただ、こちらからは丸見えでした。

金魚の音

2006-10-16 22:35:15 | いきもの・環境
 金魚はよく金魚鉢の底に敷いてある砂利をつついています。よく音がするので、またやってるなとあまり気にしていませんでした。ところが、同じような音がするのに二匹とも底から離れていることがよくあります。いったい何故なのか謎でした。
 今日、黒い出目金を見ているとその音がして、口の動きと揃っていたのです。ガラスに口を近付けていたので、ガラスで響かせているような気もします。砂利と砂利が水中でぶつかるような音のもとがやっとわかりました。
 今度はどういうタイミングでそんな音を出すのかを見ようと思います。今日は「ごちそうさま」だったみたい。

金魚のこの頃

2006-09-04 00:07:34 | いきもの・環境
 金魚は背びれをぴんと立てて元気に泳いでいます。たまに2匹でじゃれているように見えたり、仲良く近寄ったり。赤いのは餌をすぐ見つけてよく食べます。小さいのに堂々として、なんだか色っぽさがあるなと思っていたら、益々黒いアイシャドウが濃くなってきました。今居るところが前より明るいのでしょうか。黒いのはやっと餌を見つけて口にしたかと思うとちゃぷっと音を立てて底の方に逃げます。どうやら恥ずかしがり屋。体になんとなく白っぽい部分があるなと思っていたら、どうもカビが生えているみたい。でも元気です。
 唐辛子が金魚の病気にいいらしいので、お茶用のパックに小さいかけらを入れて金魚鉢に入れてみました。カビに効き目あるかどうか、幾らか白い部分が小さくなったようでもあります。
 カビは太陽光線には弱いだろうと思い、日光浴。バルコニーに金魚鉢を置き、パワフルな夏の昼間の日差しを金魚が自分で判断して浴びるだろうと半分は厚紙で日陰にしてみました。数十分間後に取込み。これを二日間。もしかしたら日陰ばかりに居たかも知れないけど、やはり白い部分は小さくなりました。
 ひらひらと鰭を動かして優雅に泳ぎ、時には仲良しな様子をして和ませてくれます。小さいかれらが動いているだけで私が元気を貰えている気がします。私はうつ気味で身の回りに手が回らないというのにするべきことが増え、心配が増えたけれど、やはり嬉しい小さな存在です。

金魚が来た

2006-08-26 16:28:51 | いきもの・環境
 先週木曜日の帰宅は大変でした。台風が近くて風が強いのに駅を出るといつになく人が多く、浴衣姿も多数。そうでした。郵便受にもお知らせが入っていた、商店街のお祭りです。道に沿ってずらりと並ぶ夜店。前進困難。でも私には回り道するよりいいのです。人込みを歩くとエネルギーを貰える体質なので。
 たこ焼きって生まれてから今までに何回食べたんだろう。片手で数える数じゃないな、でも両手で足りそう。初めてたこ焼き屋さんに入って食べたのは二十代の後半だったような。そう思いながら1パック買いました。
 金魚すくい。最近金魚が欲しいなと思っていたところです。同居してくれる余計なこと言わない生き物。言っても面白いだろうな。余計なことする猫は大好きだけど飼えないし。生き物が部屋の中に動いていたら元気が出そう。図書館帰りの重荷を置いてまた来よう。
 やっと帰り着いてたこ焼きを主食にスープとちょっとだけおかずを添えて夕食。窓からはいつになく賑わう音が入って来ましたが、気がつくと通行人の発する声がまばらに、片付けの音が多くなっていました。今しかない。金魚、飼う?やめとく?答えは言葉で浮かばないまま手提げにお財布を入れて外へ。
 金魚屋さん、確かあっちはすんなりした赤だけ、近くのお店に尻尾の広がった赤と黒の金魚を置いていたはず。赤と黒一匹ずつ居てくれたらいいな。「三百円です」「コツってありますか」「頭の方からゆっくりやるといいです」でもあっけなくすくい物は破れました。「どんなのが好きですか」「黒いのが」髪を黄色くした若い金魚屋さんは手で黒いのを捕まえましたが、小さい赤が一緒に入って来たのでそのままくれました。望み通りになったではないの。ありがとう。
 二日経った土曜日にホームセンターで金魚鉢や餌などを買ってきました。夜になったので引越はせずバケツの中で餌を。やっと気付いて最初の一粒くらいは食べたけど、「うまむなか」「こげなもん食わりょうか」というふうにすぐ吐き出しました。どうしよう、違う餌を買ってくるべきか。でも暫く離れてまた見てみると全部無くなっていました。乾いた餌は水を吸って戻らないと食べにくいのかもしれません。
 金魚たちが来てから一週間ちょっとになりますが、餌をやりすぎないように気をつけているのに随分大きくなった気がします。黒とちょっと小さい赤の二匹がなんとなく仲良しで元気に泳いでいるのは可愛いなと思いますが、きっと同じ色の同じ大きさがいたとしても数が違っても可愛いに違いありません。

飲み物は薄味傾向

2006-05-03 21:47:29 | いきもの・環境
 基本的に果汁飲料は自分で作ったものを風邪予防に飲む程度で、それ以外は滅多に飲みません。最近と言っても先々月だったかも知れません、ひとつ買って飲んでみたところ、その水っぽさにびっくり。以前にも、またもっと前の茂木さんがそういうことを日記に書く前にも飲み物を飲んで薄いと思っていましたが、飲む度に更に薄まった感じがありました。以前がどれくらい前だったかわかりません。果汁飲料を買うのは稀ですが100%果汁の場合が多いです。この頃は100%であっても薄味にしないと人々の口に合わないかもしれません。いつも何か飲み物を買って飲んでいたら変化に気付きにくいでしょう。
 もうひとつ昔に比べて顕著に思えることは、人々が飲み物を持ち歩きいつも手元に置き頻繁に飲んでいるということです。昔だったらありえない場所、状況で飲んでいます。これだけ頻繁であれば薄めにしないと水分以外でからだに入る量が大すぎてしまうのでしょう。

烏の歌

2006-04-30 17:43:51 | いきもの・環境
 随分昔の話です。母が、ここらへんに面白い鳴き方をする烏が居るようだと話し、その真似をして聴かせてくれました。かあと一声鳴く毎に音程が上がるというもの。そしてある日私もそれを耳にしました。話に聞いたほど大きなピッチの変化ではありませんでした。

 それから何年も経ったある日、近所で二羽の烏が掛合いで鳴いているのをよく耳にするようになりました。一羽は平仮名、もう一羽は片仮名で書きます。

 かーーあ
 カーーア
 かあ
 カア
 かあ
 カア

 最初は長く、それに続いて半分の短さで交互に発声して繰り返し。

 掛合いの烏の話を職場で話したところ、ある人は、うちの近所では烏と犬が掛合いをしているというのです。

 かあ、かあ、かあ。
 わん、わん、わん。
 かあ、かあ、かあ。
 わん、わん、わん。

 各行の終わりに「かあ」や「わん」ひとつ分の休止が入ります。烏同士の掛合いも烏と犬の掛合いも偶数拍子です。

鳥のいたずら

2006-04-21 00:23:16 | いきもの・環境
 昨日の朝、川沿いの道を歩いていると行く手に白黒の小鳥が舞い降りたり飛んだりしました。セキレイちゃん可愛いなあなどと思いながら進みました。
 今朝、また同じ道で白と黒の鳥が来て私のちょっと先のフェンスにとまり、尻尾を揺らしました。うわっ、昨日のセキレイがとんでもない大きさに拡大して現れた!と一瞬思いました。どうやらそれはカササギです。尻尾を揺らすのはセキレイの真似ではなくオットットとバランスを取っていただけのようです。そのまま数歩進むと手を伸ばせば触れるくらいの距離になりますが、小声でおはようと言いながら何事もなく通り過ぎました。振返ってもやはりそこに。どうやら鳥たちは私が可愛いと思っているのを知っています。
 鳥たちが私をびっくりさせようと打合わせでもしたんじゃないかと思えてしまいました。もちろん以心伝心の打合わせですが。

温度変化に適応できなくなってしまった人間

2006-04-17 22:45:07 | いきもの・環境
 冬は寒いもの。夏ならば暑いのが当たり前です。冷暖房の普及してしまった今、人間の忍耐力や適応力が衰えるだろうと思っていましたが、それが特に顕著に感じられるのがこの一年ほどです。いつになく気温に適応できない人を見かける機会が多いのです。
 大昔は冷房など無かったし、冬の暖房は掘炬燵だけとか火鉢だけだったりしたものです。それからたった何十年経っただけなのに、ほんのちょっとの温度差に耐えられない人が驚くほど増えています。地球温暖化を抑える為に省エネルギーを心掛けるべきだというのに。
 冬に寒さを味わわず夏に暑さを味わわなかったら俳句など文学は生き延びるでしょうか。季節を感じないからだは汗腺などが鈍ってしまわないで健康でいられるでしょうか。体調が心に影響しないでしょうか。

里芋によく似た貝殻(ビワガイ)

2006-04-09 12:02:53 | いきもの・環境
 三月四日に福津市津屋崎の海岸で拾った貝殻です。初めて見る種類で、まるで皮をこさいだ後半日かそこら空気にさらしてしまった里芋みたいです。いや、半日ほどでそうなるかどうか、ケチな私はおとなになってからはそういう状態にはしないのではっきり記憶していません。

 津屋崎の海岸は貝殻の落ちてない時はまるで落ちてないけれどある時は結構あります。この時の次の週は懐かしい貝殻にたくさん遭遇しました。マテガイ、ショウジョウガイ、キサゴ、サクラガイ、名前を知らないものなど。

 「里芋」は今のところ手許にありますが、ほかは姪にあげるために引越の混乱を避けて母に預けています。