確かに棘皮動物は五角形が多いです。だから五角形でないのを初めてみた時の衝撃は大きいです。そんなにも私は五角形を期待していたのだということを実感できます。そして、角が奇数でなければ許せないような気持ち。これはいったい何でしょう。
過去の投稿
ヒラタブンブクの殻
かなり似た形の大きな違い
たぶんヤツデヒトデ
自分自身は左右対称、ある意味では偶数の生き物なのに、棘皮動物が同様であれば慣れるまで何だか気味が悪いのです。この気分の正体は何でしょう。
左右対称の花は嫌いという人がいました。何だかいやらしいと言っていたのはその人だったかどうか。生殖器官だからだという意見もあったようですが、植物の場合そこが顔のようなものです。
鏡映対称は人間に近く、回転対称はより原始的な印象があります。目に見える大きさの回転対称の生き物はあまり積極的に動くのは見当たらないし普通の人には意識を持っているように見えません。植物の回転対称であるものが多い部分が左右対称だと人間に近いようでどこか気持ちわるさを感じないでもないです。
しかしキク科やマメ科で回転対称の花は、ぐるりと輪になっている花のひとつひとつは鏡映対称なのです。輪状に並んでいるだけでたいしたイメージの変わり様。
きっと人間は棘皮動物について、いやらしさや気味わるさよりも、原始的な可愛らしさを感じたいのです。
それにしても奇数角形や回転対称が可愛いのは何故でしょう。どこか効率の良い自然特有の無駄の無さがそれを感じさせるのだと思います。確かに無駄の無い形という印象はありますが、具体的にどういうところがそうなのか、なかなか理由づけができません。
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ヒラタブンブクの殻
かなり似た形の大きな違い
たぶんヤツデヒトデ
自分自身は左右対称、ある意味では偶数の生き物なのに、棘皮動物が同様であれば慣れるまで何だか気味が悪いのです。この気分の正体は何でしょう。
左右対称の花は嫌いという人がいました。何だかいやらしいと言っていたのはその人だったかどうか。生殖器官だからだという意見もあったようですが、植物の場合そこが顔のようなものです。
鏡映対称は人間に近く、回転対称はより原始的な印象があります。目に見える大きさの回転対称の生き物はあまり積極的に動くのは見当たらないし普通の人には意識を持っているように見えません。植物の回転対称であるものが多い部分が左右対称だと人間に近いようでどこか気持ちわるさを感じないでもないです。
しかしキク科やマメ科で回転対称の花は、ぐるりと輪になっている花のひとつひとつは鏡映対称なのです。輪状に並んでいるだけでたいしたイメージの変わり様。
きっと人間は棘皮動物について、いやらしさや気味わるさよりも、原始的な可愛らしさを感じたいのです。
それにしても奇数角形や回転対称が可愛いのは何故でしょう。どこか効率の良い自然特有の無駄の無さがそれを感じさせるのだと思います。確かに無駄の無い形という印象はありますが、具体的にどういうところがそうなのか、なかなか理由づけができません。