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す ず な り

なかなか辿りつけない辺鄙なブログへようこそ... メールはIDのplinkに続けて@willcom.comです

私のすぐ近くを通っていく

2010-07-18 20:30:17 | いきもの・環境
道を歩いていると、私の頭のすぐ上を鳥や蝶が通って進行方向へ飛んでいくことや、昆虫が目の前数十センチのところに飛んできて一瞬静止することなどがあります。何も広い中からこんなところを選ばなくても。

いったいどういう意図があるのでしょう。何かメッセージを送っているとしても、今の私にはわかりません。

最近、夜に歩いていると、手にちょっと大きめの蛾がとまりました。わりとすぐにどいてくれたからよかったです。その後、仕事中に銀行へ向かっていると、烏。帰宅した時のもおそらく烏。今日頭上を通って行ったのはもしかしたらモンキアゲハ、白い紋のある黒い蝶でした。

「肩で燕の宙返り」はないけど、確かに燕は頭というより肩を越して飛んでいく感じがあります。

そうね、今度エクレアでも買ってこようかな。

みんな挨拶してくれているみたいで嬉しいのです。

ありがとうを言う鶏

2010-04-18 16:13:22 | いきもの・環境
妹が飼っている鶏は、庭を散歩していて猫を見かけると大急ぎで小屋へ戻ります。入ったところで妹が戸を閉めると、ありがとうを言うそうです。もちろん鶏語ですが。

喜びとは現状の肯定的認知。更に、つながりを理解していればそれを感謝というのでしょう。

言葉から離れてみればこの世はずっと単純にみえることがあります。言葉を使わないいきものはおしえてくれます。

飛行機のあとにたなびく

2009-12-14 00:21:21 | いきもの・環境
天神の街付近でこの半年かそれ以上、もしかしたら1年くらい、あまり目にしなかったのは、ある時期毎日のように見かけた空のケムトレイルらしきもの。飛行機雲と比べてなかなか消えない白い筋です。しかし最近、いつもと違う早い時間帯に歩いてみると、ありました。今は以前みたいに咳が出るということもありません。咳と空のあの白い筋が関係あるかどうかはわかりません。


ケムトレイル?それともただの飛行機雲?しかし昔見た飛行機雲よりもしっかり濃くて、頻繁に見かけるようになったものです。

あおむけ金魚

2009-12-14 00:18:38 | いきもの・環境
ありゃ~、金魚の黒い方が横向き。どうしたんでしょう。しばらくすると仰向けにひっくりかえっていました。大変。ちょっと触ると普通に動くけど。具合わるそうな時はいつもの竹酢液を一滴。いや、まずは水をちょっとばかり換えるか。と、少々減らして水を加えると底の方に淀んでいた汚れが舞い上がり、却って辛そうになりました。金魚さ~ん、どうしたらいいか教えて~。バケツにその水槽の水を濾して入れてそこに避難。その間に水槽の掃除をしました。水もガラスも澄んでいてもやはり砂利が相当汚れていたのです。お掃除の済んだ水槽に竹酢液や塩をわずかずつ入れて金魚たちを戻しました。たいした時間も経たずに金魚は元通り普通の向きになっていました。汚れて見えないからって水替えくらいじゃだめ。お掃除は大事ということですね。しかし心配したよ~黒出目ちゃん。余計なことまで想像しかけたよ。すぐ治って良かった。

鶏もものをいう

2009-12-01 23:25:24 | いきもの・環境
鹿児島の妹は鶏を飼っています。

鶏小屋には穴があいており、小さい鳥がそこから入って鶏の羽を抜き、くわえて出て行くのを妹は見ました。

ダンナさんが鶏小屋の修理をしていると、鶏が感謝の声をあげていました。妹にはそれがわかるけど、彼は理解しなかったようです。

日常に鶏と接していると、意外に感情が豊かで、結構ものを言っているのを実感するのだそうです。

呼びかけられる

2009-11-10 00:33:15 | いきもの・環境
朝の道の反対側にピンクの山茶花が咲いていたので、「わあ、きれい」かそれに近いことを心の中で言いました。それから数歩歩いたところで私の顎が斜め上に持ち上がりました。すぐ右の塀の上には白い山茶花。こっちも見てほしいということ。こっちも心の中できれいだと言ってあげました。

花が私に注意を喚起するのにメッセージらしきものが伴わないのは百日紅も同じですが、山茶花は百日紅ほど強引な感じではなくソフトな印象です。桜と薔薇はメッセージで呼びかけてくる感じがありますが、山茶花と百日紅は黙ってからだに働きかけるようです。そう私は感じるのですが、もしかしたら花と私との間で言葉よりずっと原始的なレベルでやりとりして私が了解した結果そうなっているのかも知れません。妄想といえば妄想。でもこんなふうに感じるのです。

さらに歩いていると、また私に呼びかける、今度は声が。雉猫がいました。以前も声をかけてくれたけど大急ぎだったからお返事しただけでした。今回も急いではいるけど前回ほどではなく、屈んでにゃあにゃあやりとり。せっかくなので鼻と鼻をくっつける猫式挨拶をしようかと思ったけど猫がやりたそうなのにびくびくしていたのでやりませんでした。手で触られるのを期待しているようですが、職場に着くまで手を洗えそうにないので触りませんでした。でもそのうち、触ってそのまま出勤しようかなあ。つり革にはつかまらないで。

また呼びかけられたいです。

蜘蛛は言えばわかってくれた

2009-11-01 00:31:19 | いきもの・環境
買い物に行こうと玄関を出るとずいぶん高い場所に蜘蛛が巣をかけていました。鍵をかけてきた母は、もっと高い位置に巣を作れと言っておいたからだというのです。いつも顔にかかっていやだったから。

「蜘蛛にも言葉は通じるみたいね」
ああ、そういえばそうね。私も何かそんなことあったような気がする。相手は蜘蛛じゃなくて何だっけ。

私が猫ほどの生き物に声をかけるときは、言葉は声を出すきっかけみたいなものです。違う意味の言葉は使わないけど猫にそんなに通じているという期待はしていません。発声自体、声の調子が愛情表現だったりするのです。虫などに話しかけるときはその背後の神様みたいな存在に対して言葉を使っているような気がします。路上のすぐ近くにいる烏の羽の美しさをほめると烏が照れているようにみえました。その時は確かはっきりと声に出しては言いませんでしたが。

どうやら生き物は言葉の意味を理解できるみたいです。言葉ではなく意味を。おそらく声に出さなくても。でも黙っているよりは物理的に空気を振動させる方が強いでしょう。

言葉を話す時の、思う時の、特有の場の状態があるのでしょう。それは感情が伝わるというのならわかるけど、高いところに巣を作れというのは非常に難しそうです。でも母はそれをよくやります。言葉で言うのです。蜘蛛はわかってなくてもその背後の神様か誰かが取り次いでくれているのかな。

Kimballさんも機会があったら蜘蛛に言ってみてください。

今日は炬燵を出す手伝いをしました。当分まだスイッチは入れないということです。私はいつもの住まいに炬燵なし。冷暖房なしで今度の冬も越すつもり。蜘蛛のみなさんも無事に越冬しますように。

ハグロトンボが手にとまってくれた

2009-08-06 01:01:02 | いきもの・環境
先週末、母の買い物のお供の帰り、ちょっと見てくるねと私がひとりで畑の方へ。荷物を抱えたままというのに。長らく見ないうちに木が随分茂りました。そこに黒い翅と青緑の胴が実に美しい蜻蛉の出現です。片手を出すとちょっととまってくれましたが、すぐまた飛んで行きました。嬉しくて畑の様子など何も見ないで帰りました。母に話すと、うらやましげに、蜻蛉もやっぱり虫を好きな人がわかるんだろうと言いました。そうでしたっけ。何か突き出たものがあるととまりたくなるのが蜻蛉ではなかったかな。そういえば指を突き出すというよりは掌を出したという感じでした。指が5本突き出たということでもあります。検索してみるとハグロトンボという名前のようです。え?警戒心が強くなかなか近寄らせてくれないんですって。蜻蛉の方から近づいて来たのですが、木陰という環境で私が木だと思えたのかも。ラッキーでした。

わーい、ごはんだ

2009-06-11 23:33:39 | いきもの・環境
朝水槽の横を通ると、金魚がごはんを期待して喜んで踊るので、別のことから先にしようと思っていてもごはんをやらないといけなくなります。

明日私は親の元に帰り一泊します。翌朝も金魚は待っているだろうと思うとちょっと困る。

水槽には水草が入っており、食べ物が全く無いわけではありません。金魚という生き物は一週間食べなくても平気だとどこかで読みました。

しかし、喜ぶということは可愛いことです。

電車のドアに蝶

2008-11-02 19:16:30 | いきもの・環境
電車のドアの窓によれて貼りついているゴミに見えたのは、羽虫。珍しい形の。写真に撮ろうと近づけば、その触角は蝶のものでした。

暗いけれど翅が透けるので駅を発車すれば空を背景に撮影できます。しかしシャッターを押した時はバックに建物や電柱があって何度もやり直し。そろそろ海だ、チャンス。カシャ!…しかしどれも焦点が背景に合ってしまってました。

乗る時は地上を走るJR、乗ったまま途中から地下鉄です。この蝶を地上を走るうちに外に出さないと。次の駅でこちら側のドアが開く時にふっと外に向かって吹こうかと思ったのですが、指を出してみるとその先に載ってくれたので、次の駅までの短い間、仲良しのような気分を楽しみました。

さて、こちら側のドアが開き、指先を吹いて飛んでもらおうと思ったのですが、弱々しく着地。人は非常に少ないけどこのままだと踏まれてしまうおそれが。しかし外に出て人の通らないところに移動させる余裕もなし。一瞬でも遅れを取り戻したい朝、こんな駅では降りた人はもう乗らないと思われて、出た瞬間ほかに乗ろうとする人がいなければドアが閉まるものなのです。

おそらくその蝶は寿命を迎えるところだったのでしょう。違う個体でまたいつか会おうね。

金魚の新しい遊び

2008-08-18 20:58:48 | いきもの・環境
ここへ来てちょうど二年経った金魚は、横倒しにした陶製の茶漉に頭をつっこんで寛いだり、遊びに使ったりしています。

金魚の遊びは水質浄化タブレットを茶漉に入れる、出す、それからガラスに立て掛けるという程度でしたが、最近珍しいのでは、砂利の中に埋めるというのがありました。

タブレットは一時軽くなって浮いていましたが、そのうち何故か沈み、またふたつのうち片方が浮きました。

遊ぶのならもうちょっと面白いものを入れてやりたいけれど、何がいいのでしょう。ビー玉がどこかにあったと思いますが、まだ発見していません。

窓から玄関から

2008-07-28 00:06:49 | いきもの・環境
アルバイトの収入では冷暖房なんて考えられませんから、夏は窓を開けます。外から音もにおいも入ってきます。最近よく耳にするのはタスポがどうのこうのという音声です。

最近の洗剤のにおいは初めてでしたが、日ごろ窓から入ってくるのは近所で火を焚いているにおいです。煙たいです。世間では火を焚いてはいけないというけれど、昔の田舎はそれが普通でした。高い家もそんなに無かったし密集していませんでしたから。そしてここらへんも田舎の名残が強い場所です。後から入ってきた私が文句を言う立場じゃないと思いますが、やっぱり煙たい。煙たさについては配慮しないといけないでしょうけど、長年火を焚いてきた人は納得いかないだろうと思います。後から建った建物のせいでそれまでしてきたことが制限されるなんて。24時間換気が義務付けられていますが、煙たいときは気づいたら窓を閉めて換気を止めます。

しかし、夏。アルバイト生活は冷房なし。窓だけ開けても風は通らないので反対側の玄関にちょっとものを挟んで通します。外からは細い隙間以上開けられないので玄関は夜通しそのまま、窓は鍵をかけます。

ずっと前に住んでいたところではよく煙草のにおいが入ってきました。当時は今よりずっと敏感でつらかったです。ホタル族は家族の迷惑にはならないけれど、別の階で窓を開けている人の迷惑なのです。

部屋が1階にあった時、新しい住人はだいたい窓の前に車の排気口をこっちに向けて駐車していました。こんなのは建物の管理会社に頼むのです。入居者全員に向けて連絡する形で注意してくれました。

最近廊下でゴキさんを見かけたのはどこだったか。職場だったかな。この建物だったかな。…まずい!玄関を開けているうちに入ってこられちゃ困ります。最近ずっと開けっ放しなのです。どうかまだ来ていませんように。

桜あちこち

2008-04-14 00:35:48 | いきもの・環境
行きたい場所は幾つかあったのだけど、今年見に行った桜は二か所でした。いつもの道にも数カ所桜はあります。わざわざ行ったのは近所の古墳と、街中の大きな公園です。

地下鉄の通勤定期券で行ける舞鶴公園のぼたんしゃくやく苑は十数年前は人もまばらか私ひとりでゆっくり楽しめる場所だったけれど、今の賑わい。これは私がその場所について新聞社のパソコン通信ホスト局に書き込んだせいもあるでしょう。しかし私がそうしなくても結局はこうなったはず。以前に比べて桜を楽しむ傾向は確かに強いようです。

淡墨桜は益々大きくなって元気。いつもの地味な花ながら何だかいつになく自信ありげに見えました。おそらく同時に数本植えられたと思われますが、道沿いのその1本だけものすごい成長ぶりです。人が見て気にかけて声もかけたらやはり元気になるのでしょう。植物は人の言うことか気持ちかがわかるようです。十数年前は、植えて七年経つのにこの通りで、この木は咲かないんじゃないか、とも言われた、ひょろりとした木でしたが。奥の方のも一部の枝が花をつけていました。きっと誰もが道沿いの1本ばかり見て人によっては話し掛けて通るのです。これからも目立たない奥の方の木もしっかり意識して挨拶でもしようと思いました。

仕事で銀行に行く途中、車が出たか入ったかの直後で日銀の門が閉まるところでした。歩きながらちらっと見える構内はいつになく華やか。迫ってくる重そうな金属の戸の前に数人のおじさんが並んでいます。私が前を横切りつつ桜がきれいですねと言うと、一番いかめしい表情のおじさんの顔がくしゃっと笑顔になって照れくさそうな様子でした。