東京国際フォーラム(有楽町駅前)で開催中のアートフェア東京に行ってきた。
このイベントは、日本各地の有力ギャラリー(と、海外の一部ギャラリー)が一同に会して、展示・販売を行うというもの。この暑い時期に電車や徒歩で移動することなく、クーラーの効いた会場内でギャラリー巡りができるなんて、私にとっては夢のようなイベント。
会場に着くと、ビデオアートスクリーニングルームで映像作品の上映があったので、まずそちらを鑑賞。
私が観たのは、13時からミヅマアートギャラリーによる回で、岡田裕子や会田誠の作品の短縮版などを上映していた。なかでも近藤聡乃の《電車かもしれない》が、風変わりな音楽にミステリアスなアニメーションがマッチしていて面白かった。
なお、ビデオアートスクリーニングルームでの上映は、明日(8月7日)までなので注意。13時(ミヅマ)の回のほかにも、14時半(白石コンテンポラリーアート)、16時半(MEM)、18時(DIVA + NEW MUSEUM)の回があり。
続いて、各ギャラリーのブースを回る。ギャラリーのブースは、M(洋画・日本画)・A(骨董古美術)・C(現代アート)の3つのゾーンに分かれていて回りやすい。結局じっくり観たのは、普段から巡回している現代アート系のギャラリーばかりだったけど、初めて観る作品も多く、十分に楽しむことができた。
以下、印象に残ったギャラリーをいくつか。
山本現代(東京・神楽坂)は、西尾康之など数名の作品を展示。なかでも大阪のガンダム展で観た小谷元彦の《胸いっぱいの愛を》が目玉。ガンダム展に出展した作品とはちょっと違う別バージョン。あと、来年6月に展覧会を予定している新人の冨谷悦子(←keiさん、情報ありがとう!)の緻密な版画(エッチング)も観応えのある作品だった。
ミヅマアートギャラリー(東京・中目黒)は、看板作家の会田誠が相変わらず強烈。会田本人がビン・ラディンに扮した映像は、あまりのユルさに何度観ても失笑を誘う。全裸の人気コスプレイヤーにボディペインティングをした《Body painting with Koe in Stockholm》も、drawing, front, back の3点をまとめて観られて良かった。
サードギャラリーAya(大阪・肥後橋)は、ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表の石内都の写真を展示。写真をガラスの立方体にプリントした作品もあり、普通のプリントとは違う味わいがあった。あと、澤田知子の《ID400》は何度観ても新たな発見があって面白い。
青井画廊(大阪・北浜)は、カイカイキキ所属のタカノ綾、青島千穂、坂知夏を出展。青島千穂のアニメ風CG作品の売れ行きがスゴい。
このほか、SHUGOARTS(東京・新川)が出展していた森村泰昌のリヒターへのオマージュ作品も印象的だった。MEM(大阪・北浜)も同じく森村泰昌作品を出展。こちらは大阪で観たもの。
8月8日まで。
このイベントは、日本各地の有力ギャラリー(と、海外の一部ギャラリー)が一同に会して、展示・販売を行うというもの。この暑い時期に電車や徒歩で移動することなく、クーラーの効いた会場内でギャラリー巡りができるなんて、私にとっては夢のようなイベント。
会場に着くと、ビデオアートスクリーニングルームで映像作品の上映があったので、まずそちらを鑑賞。
私が観たのは、13時からミヅマアートギャラリーによる回で、岡田裕子や会田誠の作品の短縮版などを上映していた。なかでも近藤聡乃の《電車かもしれない》が、風変わりな音楽にミステリアスなアニメーションがマッチしていて面白かった。
なお、ビデオアートスクリーニングルームでの上映は、明日(8月7日)までなので注意。13時(ミヅマ)の回のほかにも、14時半(白石コンテンポラリーアート)、16時半(MEM)、18時(DIVA + NEW MUSEUM)の回があり。
続いて、各ギャラリーのブースを回る。ギャラリーのブースは、M(洋画・日本画)・A(骨董古美術)・C(現代アート)の3つのゾーンに分かれていて回りやすい。結局じっくり観たのは、普段から巡回している現代アート系のギャラリーばかりだったけど、初めて観る作品も多く、十分に楽しむことができた。
以下、印象に残ったギャラリーをいくつか。
山本現代(東京・神楽坂)は、西尾康之など数名の作品を展示。なかでも大阪のガンダム展で観た小谷元彦の《胸いっぱいの愛を》が目玉。ガンダム展に出展した作品とはちょっと違う別バージョン。あと、来年6月に展覧会を予定している新人の冨谷悦子(←keiさん、情報ありがとう!)の緻密な版画(エッチング)も観応えのある作品だった。
ミヅマアートギャラリー(東京・中目黒)は、看板作家の会田誠が相変わらず強烈。会田本人がビン・ラディンに扮した映像は、あまりのユルさに何度観ても失笑を誘う。全裸の人気コスプレイヤーにボディペインティングをした《Body painting with Koe in Stockholm》も、drawing, front, back の3点をまとめて観られて良かった。
サードギャラリーAya(大阪・肥後橋)は、ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表の石内都の写真を展示。写真をガラスの立方体にプリントした作品もあり、普通のプリントとは違う味わいがあった。あと、澤田知子の《ID400》は何度観ても新たな発見があって面白い。
青井画廊(大阪・北浜)は、カイカイキキ所属のタカノ綾、青島千穂、坂知夏を出展。青島千穂のアニメ風CG作品の売れ行きがスゴい。
このほか、SHUGOARTS(東京・新川)が出展していた森村泰昌のリヒターへのオマージュ作品も印象的だった。MEM(大阪・北浜)も同じく森村泰昌作品を出展。こちらは大阪で観たもの。
8月8日まで。
今ちょうど、神楽坂の山本現代で個展やってますね。
冨谷さんの名字は「FUKAYA」ですよ、きっと。
コメント&TBありがとうございます。
アートフェア、楽しいイベントでしたね。
> かなりの行動派ですね。
もともと旅行好きなので、移動が苦にならないんですよ。
今はネットで切符も宿も取れるので、ますます気軽に出かけてしまうようになりました。
こちらこそ、よろしくお願いします。
といいつつよく拝見しております。
私も、行ってきました。
沢山楽しめて満足しました。
しかし、いつも思うのですが、かなりの行動派ですね。
これからも、楽しみにしていますので、色々教えてクダサイ。
良かったらそちらもご覧ください。
「急な坂」と聞いて、さらに楽しみになりました。
お客さんも多くて、盛り上がっていましたよ。
大阪の面白そうなギャラリーをいくつか見つけたので、関西方面に出かけるときにでも寄ってみたいと思っています。
コメントありがとうございます。
お褒めいただいて、とっても嬉しいです。
そうそう、冨谷悦子さんでしたね。
ありがとうございます。
これからが楽しみな作家さんですね。
大山崎に行かれるんですね!
本当に素敵な空間でしたよ。
あの美術館は、駅から近いのですが、坂が急なので、行きは送迎バス(無料)を使うといいですよ。
あと、JRみどりの窓口でチケットを買うと割引になります。
いつもながら、「うらやまし」のひと言。
だけど、パワーですねーー。
ものすごい情報量にびっくりしながら、いつも楽しく読んでいます。素敵なブログですね。
さて、山本現代の名前失念の作家は、冨谷悦子(とやえつこ)さん。来年6月に展覧会予定だそうです。
ものすごく緻密なんだけれど、やわらかな感じが伝わってくる素敵な作品でした。
pizzさんの行かれた大山崎、わたしも9月に行く予定で、今からとても楽しみです。
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