ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

墓前に花が

2022-03-25 06:15:10 | 日記


彼岸の中日、お墓参りに行くと、花が挿してあった。
「あ、お参りに来てくれたんだね」

この辺りは、墓前にしきび(しきみ)を飾る風習なので、
彼岸の入りや盆暮れに、しきびを上下左右の花立いっぱいに立てている。

そのわずかな隙間に、拝みに来るたびに花を飾ってくれるのは、
お義母さんの姪っこさんで、主人の従姉になる人だ。

お姑さんが亡くなってから16年。
母方の親戚筋とは年賀状だけのおつきあいになってしまったけど、
たまにお墓に花を見つけると、「また来てくれた」と嬉しくなるのだった。

秋にはなかったので「忙しいから、こっちまでわざわざ来られないよね」
と思っていたけど、今回はその分、いろんな小さな花が飾ってあった♪

ピンクと白のスターチス 黄色のチューリップ カーネーションに小菊
きっと、親や叔父さん、叔母さんのお墓用に、花を分けてくれるのだろう。

両親とも7人、8人兄弟で、親戚が集まるとそれぞれすごい人数だった。
盆と正月、法事、昼前から暗くなるまで1日中、親戚の家で過ごしたものだ。
(正月は2日に父方、15日に母方へ集まるので、お年玉が大変!)

新婚の頃はそれが苦痛で、身の置き場に困ったものだけど、
先輩のお嫁さんたちと台所のテーブルでおしゃべりするのは楽しかった。
(お座敷には入りきらないくらいの人数だったから)

母方の中で1番のしっかり者のお姉さんが、その人。

親たちが亡くなって、それぞれが3世代の家庭を持つようになった今、
特にコロナが長引いて、親戚中で集まることはなくなった。

今年はお義母さんの17回忌。
今まで親戚を呼んで(各家庭から1名ずつ)家で法要していたけど、
今回は、息子と娘一家と私たちだけで、お寺で拝んでもらうことにした。




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