ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
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ストロベリームーンの夜

2019-06-17 20:49:04 | 日記
2019-06-17

名前は可愛いけど、果たしてイチゴ色か?と思って夜の公園に確かめに行った。
うーん、なんとなくピンクがかっているような気もしないではない。
それにしてもロマンチックな名前。なにかいいこと起きればいいな。

6月も半ば過ぎ。
先週、父の49日を迎えて、熊本まで新幹線で日帰りで往復してきた。

向こうでの滞在時間はたったの5時間! 
まーなんというか、もう少しゆっくりしたかった・・
食事会で叔母さんたちともっと話したかったのに、帰りの時間が近づいて残念だった。
ダンナと一緒だとね、ゆっくりできないのよね。
仕事もあるし、泊まるにしても1人じゃないから妹に迷惑かけても悪いし、
車とフェリーで行くと片道8時間くらいかかる、近そうで遠い距離。



危篤の時には行ったらすぐ死亡宣告されて、葬式までまだ数日あったので、
「俺がいてもしょうがないからひとまず帰る」とダンナはすぐにUターンした。
そしてまた、8時間かけて帰って、また来てを繰り返し、
「もう運転は嫌だ。今度は新幹線で行こう」となったのです。

本州の娘の家に泊まり、翌日最寄り駅から広島で乗り換えて熊本までを往復。
7時半に出て、帰ったのは夕方5時過ぎ。乗り換えがあるから余計に疲れた。

父がいなくなったことは全く実感がないまま。
なんか気持ちがとうに昇華してしまったようで、
だってずっと長いこと、会えないのが普通だったから。
亡くなった日とその翌日は、私は父のお棺のある部屋で一緒に寝られたから、
それで満たされたのかもしれないな。

ダンナはあれ以来、部屋で時々スーッと気配を感じてぞ~っとするそうです。
「うわ~誰かいるぞ! おまえの親父がにらんでいるのかな、気色悪い」
とビビっているけど、私は全然平気。
むしろ、近くで見ていてもらえる方が嬉しいくらいだ。
「ホントに親父さんはずっと俺のことを恨んでいたんか?」と気にしている。
そんなことはないって。確かに、21で遠くに嫁に出す時は寂しがっていたけどね。
 
ストロベリームーンの夜はそうして更けていくのでした。
コメント
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