Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

ボリショイ・バレエのジゼルを観てきました。

2017-06-06 12:26:37 | バレエ
ここのところ趣味のバレエも再開したりやめたりの繰り返しだし、バレエ団の公演に足を運ぶことも数年に一度機会があればという頻度。
ジャパン・アーツ夢倶楽部の会員ご招待席でボリショイ・バレエの公演チケットをゲットしようと申し込んだときも「パリの炎」か「ジゼル」かの二者択一だったので選んだものの、有名な割に生で全幕観たのってもしかして子供の頃以来?ってぐらい一番ご縁の薄い演目でした。
映像はいくつか持ってるけど、結構途中で意識が飛んだりして、ちゃんと通して観てない気が。

そして、他の作品って何だかんだで馴染みがあるんだけど、唯一バリエーションを踊ったのがジゼルだった(実は記憶から消したい)という以外、発表会の演目でもご縁が無かった演目でした。

だからバチルダが登場した時も「アルブレヒトのお母さん?」って思ったぐらい。
でも、かえって新鮮に見れたかも。

そして、選べる演目&行ける日程で選んだので、ザハーロワのはそもそも対象外。
ザハーロワはどんなダンサーか少しぐらいは分るものの、誰が凄いダンサーとか好みとかって幸か不幸かよく知らないし、配役は運を天に任すしかなく、どうせご招待席、高望みはしちゃいけないと諦めていたのですが、

蓋を開けてみたら大当たり!


(ちなみに演目表です)

エカテリーナ・クリサノワが可憐で繊細かつ病弱なジゼルにどんぴしゃハマってて、ウラディスラフ・ラントラートフも「イケメン&優柔普段&ボンクラ」な、バレエでは典型的な王子キャラがピッタリで、ミルタのアリョーナ・コワリョーワが長身で綺麗で。
遠目にも美人さんぽいなぁとは思ったけど、後でネットで確認したらほんとに美人さんでした。
ダンサーはやっぱり見た目大事。
以前白鳥を観に行った時のこと、オデット/オディールのダンサーの顔や体型のバランスがどう見ても悪目立ちしていて、それだけでテンション下がったもんなぁ。
基本「みんな違ってみんな良い」だと思うけど、クラシックの演目に関してはやっぱり、見た目も大事。

演出も良かったです。
第一幕後半でジゼルの髪が解けるところも、バチルダにもらったネックレス(大粒のパールっぽいのがキラキラしてて可愛い)を引きちぎると同時に髪が乱れる仕掛けに(たぶん)なっていてびっくり。
(あとでよく考えたら、仕掛けとしては定番だったりするのかな。いかに馴染みのない演目かがよくわかる^-^;)

第二幕のウィリ達が交差する有名な振り付けのところではドスンドスンと結構音が目立ってたのが残念でしたが、さすがクリサノワのジゼルは軽やか。

いやぁ、良いもの見せてもらいました。

ところで、やっぱりロシアバレエ良いです。
ロイヤルも好きだしパリオペもいいけど、やっぱりロシアだなー。
ABTと、ついでに日本のバレエ団は私的にはちょっと違う。

個人の好みの問題なので深くは掘り下げないけどね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「Bescherelle」を購入しました | トップ | 3週間後のアビスリウム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

バレエ」カテゴリの最新記事