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なんとなく、すきなこと

苦悶ドイツ語

2010-02-10 22:18:02 | Deutsch
ただいまJ教材最後のリルケの「マルテの手記」の一回目が終わったところ。
二度目を終えればJ教材終了です。

J教材、長かった!

前回の「ララビアータ」で恋愛小説なんて・・・なんて嘆いていたけど、「マルテの手記」は詩人の独り言みたいな文章で、

「もう手紙を書く気にはならない。何のために私が変わることを誰かに知らせなければならないのか。私が変わるということは、かつての私ではなくなってしまうわけだ。今までとは違った自分になっているのなら、知人がいなくてあたりまえなのだ。そして私のことを知らない人に、手紙を書くというのは不可能なことなのだ」

例えばこういう内容のドイツ語を、主語はどれかとか、目的語含めた動詞がどれかとか、それは何格支配だから目的語はこれに違いないとか、新出の単語や解説や日本文と照らし合わせて理解していくわけですが、

「どーでーもいーいでーすよ」

・・・って、だいたひかる氏風に愚痴りたくなります。
まだ恋愛小説のほうが読み甲斐があるってもんです。

そんな今日、先生からいつもより十日近く早めに教材の返送がありました。
前回の「通信学習の栞」に「続ける自信がないかも」って弱音を吐いたので、他の生徒さんの順番をすっ飛ばして返送してくれたとか。

続けたいのは山々ですが、Jでこんなだから、KとLでは歯が立たない可能性高し!

でも、時々「ふーん、面白い表現だわ」って感じたり、今日久しぶりに音読してみて「やっぱりドイツ語の響きって好きだわ」って思えたし、K教材の最初のシュヴァイツァーの「水と原生林の間で」には惹かれるものもあるし、その次はブレヒトだし、レマルクの「西部戦線異状なし」もあるし、

もうちょっとがんばってみます。
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