PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

手島龍一の本

2014年03月31日 09時26分24秒 | 読書
昨日はまさに春の嵐、雨風の強い一日であった。
しかし夕方前には雨もあがり日差しもさしてきました。

雨上りの桜

今日はしっかり読書漬けの一日になりました。友達から
お借りしている本も読みたいのですが、読みかけの本が
あり、中々読みだしていない、少し長期にお借りしなくては
ならない。

テレビでも最近よく出演されており、その英知は聴いて
いるだけで伝わっています。彼のような作家、ジャンルは
今まで日本になかったと思います。

彼の経歴はNHKワシントン支局長をはじめ、海外での
報道に関わってきているので、外国要人との人脈などが
豊富で、その視点も日本のジャーナリストとは、ちょっと
違ったものであると思います。

しかし世界を見る眼、欧米の指導者の思考回路など、幅広い
モノの見方が新鮮で読む私たちにこれからの方向性や視野の
広さを違った方向に持ってい行けるような機会ともなりそうな
本がおおくあります。


①ブラックスワン降臨 9.11-3.11
 あり得ないと思われていた事態が現実になることの譬えです。いかなる敵にも決して冒されないと信じられてきた超大国アメリカの本土。どんな災害にも耐えるはずという安全神話が行き渡っていた日本の原子力発電所。そのいずれにも純白であるべき白鳥が、漆黒の羽をまとって降臨したのでした。ふたつの災厄を挟んだ十年に、日米の政治指導者はいかに立ち向かったのでしょう。
読んでいると凄い臨場感があり、ある種の感動をも受けてしまいます。


②スギハラ サバイバル
 独ソ戦勃発の直前にバルト半島の小国リトアニアに赴任してきた外交官杉原千畝の
 ユダヤ人へのビザ発給は有名な話ですが、その発給までの裏の世界を描いたインテリ ジェンス小説です。


③ウルトラ ダラー
 北朝鮮の核開発、拉致事件、今なにかとニュースになっているウクライナ、ロシア
 イラン・イラクなど世界の問題の坩堝となっている場所を舞台に$の偽札製造を
 阻止するBBC特派員(諜報員)と米国CIAとのやり取り、そこに日本の技術の
 流出、日本でも活動を支える日本女性などまさに今起こっている(いた)事件が
 詳細に描かれている小説です。

④外交敗戦 130億ドルは砂に消えた
 湾岸戦争への参加できない日本は資金援助という形で国際社会に貢献・・・
 しかしあまりにも色々な事象に遅い決断が欧米や一部アラブの世界から評価され
 ない。巨額の資金を提供しているにも関わらず、戦後の中東諸国からはお礼の
 言葉もなかった。まさに日本の指導者の機動力の無さ、議論をするが決断できないが
 ゆえに何も進まない(遅い)今後の大いなる指標となる小説です。

⑤インテリジェンスの賢者たち










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