盛りは過ぎたが伊良湖岬へ行く途中で寄ってみました。
山門の右には藤棚があって数人の方がまったりしていました。
盛りは過ぎたといえども、まだまだ綺麗に下向きに可憐な
花房をつけていました。
曹洞宗の古刹 潮音寺の本堂
ここ潮音寺は、種田山頭火や、芭蕉の門人 杜国などの
句碑もあって見所いっぱいです。
種田山頭火の歌碑には
「あの雲がおとした雨にぬれている」
芭蕉句碑には
「麦生えて 能隠れや 畑村」・・・芭蕉
この畑村は保美あたりのことかな。
「冬をさかりに 椿咲く也」・・・越人(尾張
の門下生)
「冬の空 蚤かむ 犬の寝かへり」・・・杜国
藤の花を愛でながら、ちょっと句碑を見るのもいいものです。