今朝はしっかり冷えました。
庭にはゆりの花が咲き出し、綺麗ある。
しかし天気は最高、雲ひとつない冬の空です。
そんな今日は第三回の京都学を受講してきました。
今日は東寺、教王護国寺を中心に学ぶ。
その前に京都駅、東寺と対にあった西寺についても聴く。
南大門、東大門(不開門)、蓮華門など外観から入り、
金堂、講堂、食堂、御影堂など、国宝の多くが安置されている
講堂は立体曼荼羅はすごい世界である。
蓮華門はかの弘法大師がここから高野山へ行くときに
不動明王が見送りに来たと伝えられる門でもある。
境内には国宝の五重塔がある
この構造や中にある仏像はぜひ観てほしいところでもある。
この東寺は今では京都の顔でり、シンボルでもあって賑わいも
すごいが、一時期随分と荒廃した、そのときに再興したのが
かの文覚上人である。
彼のエピソード
彼は北面の武士だった遠藤盛遠と言う、19歳のころ鳥羽に
住む同僚の渡辺渡の妻に横恋慕し、結婚をせまった。
袈裟御前は困り果て、「今夜、寝静まったころに寝所に入って夫を殺して欲しい」と
言われ、寝所に侵入し寝ている夫を殺して
首を持って外に出て月明かりで確認したら、それは袈裟御前で
あった。
己の愚かさを知り、この世の無常を思い知った遠藤盛遠は出家し
黒染めの衣に身を包み「文覚」と名乗り、厳寒の那智で荒行にのぞんだ。
そんなエピソードのある人が再興した。
この東寺のほかにも高尾山の神護寺を再興されている。