PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

扶桑山 大鷲院

2015年03月20日 17時50分55秒 | 寺社めぐり

曇り空の朝、今朝は自宅前の小学校では卒業式が

行われている。

前から出かけてみたかった豊田市、足助のはずれ、扶桑山

大鷲院は曹洞宗の古刹です。豊田市から飯田街道を北に

向かって20数キロ行くとある。

二層の山門は立派で、一昨年訪れた栃木県大田原市の雲巌寺の

山門にそっくりだった。禅宗のお寺の山門は総じて二層の山門がある。

扶桑山 大鷲院の山門

椿の花 一輪

霧がかかって幻想的

山門をくぐって本堂までの道には人生訓の碑が立っている。そして

大きな高い石垣は昔、この地方を襲った豪富で村人の救済のため、

和尚が石垣づくりをおこない、その日当を、米ではらって多くの

民を救った遺産とのこと。

静かな境内には人影もなく、山の下の方から小学生の元気な

声が聞こえてきるだけだ。

本堂よこの山道を登って行くと魔崖仏 弘法大師88体、

坂東・秩父33観音像60余体が裏山の全山を覆う岩肌に彫られています。

こんな魔崖仏がたくさん彫られている

役の行者(小角)の像か?

この山は大和(奈良)大峰山を写したとのことで修験道場として

山伏などが厳しい修行をする行場であった。

一時間余りの山道は霧にかかって幻想的でもあった。

山城を思わせる立派な石垣

山門の扁額は山岡鉄舟の筆 正法

 

 

 

来月は高野山と奈良、三重の寺院を巡る。