このところずっと邦画を観ていたが、今回は
洋画 「アメリカンスナイパー」を観た。
一言で言えば反戦映画だが、奥の深い映画だ。
現在のISISイスラム国の問題やクルド人の建国
問題など、第一次世界大戦以後の、中東戦争からの
根の深い世界問題だ。
そして一人間としては、戦争とは言え人を殺したことに
よる罪悪感が、人の心に重くのしかかってくる。
「主人公カエルが帰国し、家族が待っているところへ
きても、ワイフは「心が帰ってきていない」と・・・・
戦場での壮絶な殺し合いが人を殺伐とさせ、心が
病んでいく・・・・
いろんな問題を抱える中東地域
日本は西側世界にいる、そして富を享受している、
その富を無くす覚悟があれば、いや西側諸国が富の
分配を無くす、減らす覚悟があれば・・・もしかすると
平和裏にことは収まっていくかもしれない。
しかし人間はおろかだから、また同じ過ちを繰りかえすのかな。
アラブ諸国の象徴 モスクはすばらしく綺麗だったことを思い出した。
イスタンブールのブルーモスク
モスクの内側、すばらしい建築
そういえば昔NHKで放送してた、ベトナム戦線で心を
病んだ退役軍人が山岳トレイル・アパラチアントレイル数百KMを
何日もかけて歩いている(裸足で)のを観たことがあった。
彼らも国のために戦場に行き、戦いぬいた末の結果なんだ。