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PICO's BLOG~きままな日記帖~

還暦+αな年代、気持ちはいつも現役世代 
なんでもチャレンジ、そんなPICOの備忘録
   

仏教ワールドへ 四国遍路 最終日

2014年11月05日 12時23分00秒 | 寺社めぐり
四国遍路も最終日です。

先日はこの第七十一番札所前のいやだに温泉に投宿
朝食を摂ってすぐ出発、長い階段を上っていくと、崖の
あちこちに仏が彫ってある、磨崖仏である、昔修験者が
彫ったと記述があり、これも修行のひとつなんだろうか。



弥谷寺








善通寺

この近くには俳句茶屋もあり、数年前のNHK番組で歩いた
方がここでも取材をされ有名になった場所。

ここから七か所参りと称して江戸時代から人気の霊場が
善通寺市内まで続きます。
曼荼羅寺、出釈迦寺、甲山寺、善通寺・・・











出釈迦寺の奥ノ院は空海がまだ真魚と呼ばれていたころの
伝説があり、この奥ノ院の山上から身を投げ、世を救う願いを
かけた、場所があります。5年前歩いた時はここまで来ましたが
急峻な上りできつかったことを思い出す。

善通寺は超人気の、有名なお寺で、空海が生まれたとされる
御寺で東西に境内があり広大な寺院で、真言宗の総本山である。
ここでも雑誌の取材をうけてしまった、今回は多いなぁ(〃ω〃)







善通寺をあとにして、金倉寺、道隆寺、郷照寺と打って坂出市に
入り、崇徳天皇が非情な晩年を迎え、ここで亡くなったとされる
天皇寺に参拝。
四国四県に国分寺から高松市と坂出市の境にある五色台と呼ばれる
景色のいい場所に建つのは第八十一番白峯寺は紅葉の時期多くの
市民が憩う場所だそうだ。




八十番代に入って残りも後わずかになった。
根香寺、一宮寺を打って、高松市内に入り、香川県ミュージアムに
寄って空海展を観ようと思ったが祝日繰り延べて休みとのこと、
がっかりして源平合戦の地、屋島寺へここで源氏と平家が戦ったのか
と・・・
新平家物語を思い出す。





八島合戦場


歩き遍路さんの道標


屋島寺の向かいの山にあるのは八栗寺、志度湾にあるのは志度寺
順調に打ってラス前の長尾寺、残りは女体山を越えれば結願寺で
ある大窪寺である。
ちょうど五時ちょっと前に着いてご朱印をもらって29日午後から
遍路を始めた今回の四国遍路の旅は、今日4日に打ち終えた。
実質走行距離2200km、6.5日であった。
しかし車は早いです、歩きで50日かかったところを
わずか7日で廻ってきた、凄いことです。












大窪寺山門

かっと飛四国遍路結願です、無事帰れました、来年は高野山
開創1200年ですので、今回のお礼参りを兼ねて出かけてみたい。


仏教ワールドへ 四国遍路その6

2014年11月03日 19時20分10秒 | 寺社めぐり
四国遍路も6日目に入り、お疲れぎみです。

今日は朝からいい天気、延命寺を皮切りに、今日も
7時からスタートです。延命寺をはじめ、南光坊、太山寺
栄福寺、仙遊寺国分寺などはすべて今治市にあります。















今治市内の札所を終えると、西条市に貼ります、横峰寺や
雲辺寺、三角寺は山奥にあり、特に雲辺寺は1000m近くあり
西の高野と呼ばれています。
山奥の細い道を延々と行きます。





















里に下りてくると香園寺、宝寿寺、吉祥寺、前神寺は
国道沿いにあり、よくもここまで来たって感じです。


















本山寺の五重塔 遍路さん



今日は弥谷寺近くまできて、温泉ホテルの泊まります。
さて風呂にでも入って疲れを流そう(*^-^*)

明日は最終日になるかな・・・
天気も良さそうなんで、気持ちよく廻れそうです。

仏教ワールドへ 四国遍路その5

2014年11月02日 18時58分16秒 | 寺社めぐり
遍路五日目は愛媛、菩薩の道場巡りです。
観自在寺を朝いちばん7時にお参りして順調に
打ってきました。龍光寺、仏木寺、明石寺までの道のりは
歯長峠を通ります、4年前はここを5時過ぎに出てひたすら
歩き大洲の町まで来たことを想いだし、雨と起伏の激しい
道程に泣きました。
そんな思い出のある道です。明石寺は小高い山に上にあり
古刹です。





仏木寺の鐘楼は茅葺で珍しいです




明石寺山門


太宝寺山門

ここから次の札所までは随分とあります、久万高原を抜け
太宝寺、岩屋寺までは山間部を通っていきます。
岩屋寺は名前にごとく岩に本堂が食い込んでいるように
建っています。山手の方にはせわり禅定という行場があり
ちょっとしたクライミングライクな所です。





岩屋寺

岩屋寺を打つと、三坂峠越えれば松山の町が見えてきます
やっと人気のある雰囲気になります、それまではうんと
寂しいところです。

















浄瑠璃寺から始まる松山市内の寺院はほどよい距離にあり
石手寺を打てば街中から外れ太山寺、圓明寺を打って
今日は時間切れとなり、今治にある延命寺近くまで行って
ホテルにチェックイン。








仕事の調整をして、後2,3日で88番大窪寺まで打って
結願しようと計画を変更。

明日はどんな人と巡り会えるだろうか・・・
名古屋の若者はまだ高知足摺岬の金剛福寺にいるようだ。
あのスコットランドの二人連れはどこまで来たのだろうか
電話してみようか。


仏教ワールドへ 四国遍路その4

2014年11月01日 19時06分41秒 | 寺社めぐり
高知市内最期の禅師峰寺を昨日参拝し
今日は市内から離れて、高知県(修行の道場)を
打ち終えた。札所の数は多くないが、高知は四国で
一番広い面積があり札所間の距離が長い移動が続きます。



高知駅前に強度の英傑像 坂本竜馬と・・・
それとアンパンマン電車

まずは雪渓寺から始まり清滝寺、高校野球の強豪明徳義塾の
ある清龍寺、そこから横浪街道に入ります、太平洋の荒い
波が打ち寄せる景観は素晴らしいです。

雪渓寺本堂


大師堂


阿弥陀如来坐像


清滝寺




清龍寺三音ときつい階段




横浪海岸





岩本寺仁王像




ここの天上絵は有名です

須崎市内を抜けて岩本寺がぽつんとあり、そこを打つと
後はひたすら足摺岬に向けていきます。
岬のはジョン万次郎の像もあり、木々も南国っぽいです。
そん中に第三十八番金剛福寺が建っています。





金剛福寺境内と本尊錦絵



ここでは開創1200年記念で本尊の千手観音菩薩像が
開帳されており、じっくり拝観してきました。脇侍の仏も
素晴らしいものばかりで仏像マニアにはたまらないです。

本堂内陣から出てきたら高知新聞の記者につかまり、
インタビューを受けてしまいました。明日の新聞には
写真つきの記事が載るとのこと、新聞観れないよ・・・(泣)

大幅に時間をくってしまい、急いで引き返して高知最後の札所
延光寺に、5時少し前に到着、御朱印をいただいて今日のめぐりは
終了です。

延光寺の亀 





弘法大師像
愛媛まで移動してBHに投宿。

今日もいろいろありました、楽しからずや・・・・
明日から涅槃の道場巡りです。どんな仏像が見れるんだろう・・・





仏教ワールドへ 四国遍路その3

2014年10月31日 19時44分36秒 | 寺社めぐり
朝から、大失敗をした。

昨日のうちに平等寺まで着き、寺の前の駐車場で車中泊をし
朝いちばんでお参り、揚々として阿波発心の道場最期の札所
薬王寺へ急いだ。

平等寺山門





薬王寺に着いて、金剛杖をと思ったら無い!へーーー平等寺に
忘れてきてしまった、金剛杖はお遍路さんにとって命の次に
大事なもの、同行二人として常に身近にあるものなのだ。

薬王寺癒祇塔は日和佐の町に似合う



急いで戻って大師さんを受け取った、良かった~。

ということで朝からばたばたの一日であったが、高知土佐に
入って修行の道に、最御崎寺へ、海岸の風景は素晴らしく、南国の
松嶋って感じです。夫婦岩など奇岩を見ながら一路室戸岬へ。
牟岐の海岸、甲浦など、昔NHKが朝ドラでやってたウェルかめの
撮影地などを過ぎ、一時間余りで二十四番最御崎寺に着いた。

夫婦岩


青年大師像

大師が修行したと言われる御厨人の洞窟、空海はここから
観た風景から空海と名乗る、確かに海と空ばかりだ。



最御崎寺の鐘楼 ゆく年、くる年でよく中継される梵鐘

街道でハロウィン仮装した子供たちに出会う


二十五番津照寺、二十六番金剛頂寺を参拝し、奈半利の町に入ると
こんな看板が・・・





二十七番神峰寺
ここの庭は五月のころ綺麗だ。

二十八番大日寺では国の重要文化財に指定されている秘仏
大日如来を観ることができた、まじかでじっくりと鑑賞
なんとも穏やかな顔をされている、いつまでも座っていたい気持ちだ。
胸前で智拳印を結び、右足を上にして結跏趺坐する金剛界の大日如来です。

脇侍仏は聖観音菩薩もいい雰囲気出しています。

次回の御開帳のことは決まっていないとのこと、観れて良かった。




五鈷杵(昔インドの武器であったものが密教に取り入れられた)

二十九番国分寺
4年前は桜の咲くころだった、苔むした本堂の屋根と桜が良く似合って
いた。そんなことを思い出しながら阿弥陀如来を拝む。
門前の遍路用品店でこの店オリジナルの納め札を購入した。



竹林寺では何年に一回あるかないかの本尊秘仏御開帳
獅子の上に乗った文殊菩薩像、すごいです、仏像好きにはたまりません。
文殊菩薩の周りには、最勝老人、善財童子、優填王尊者、須菩提尊者が脇を
固めておられる。

文殊菩薩灌頂もうけた。来てよかった!!



禅師峰寺


今日は三十二番禅師峰寺までで終了


そうそう昨日知り合った名古屋の若者、今日はどこまで
廻ったのやら・・・後でメールしてやろう。初めての
お遍路でまごついていたなぁ、大丈夫かな。彼も車中泊して
廻っているようだが・・・・・



明日は天気が荒れそうだ、今夜はいっぱい飲み食いした、そして車中泊の
疲れをとるため豪華なホテルを予約(BHですが・・・・)豪遊だ。



カツオのたたき、ごちです(*^-^*)








仏教ワールドへ 四国遍路その2

2014年10月30日 19時00分55秒 | 寺社めぐり
今日は四国遍路二日目、たくさん巡りました。

四国八十八ケ寺の中で寺と呼ばれる唯一の寺院がここ藤井寺で、
今日はここから出発です。
4年前はこの近くの宿に泊まれず鴨島という町から朝早く参拝し
遍路ころがしとうたわれる焼山寺への長い山道を歩いた。

藤井寺本堂


焼山寺への道


薬師如来坐像

十二番焼山寺、十三番大日寺は女性の住職さんで、向かいには阿波一宮が
鎮座、ここでスコットランド人2人と出会う、ちょっとお話し、歩き遍路を
しているとか、まだ40代です。

焼山寺の本堂



また焼山寺では名古屋の若者とも出会い、メールアドレスの交換をした
これから楽しみです。

大日寺に向かう途中、建治寺という由緒あるお寺に寄り道、御朱印を
いただいたらお菓子を摂待でもらってしまった。
鮎喰川を渡ればすぐ大日寺です。









十四番常楽寺は庭の石(流水石)が有名


国分寺

聖武天皇の全国への建立の詔によって建てられた。

十六番観音寺 十七番井戸寺



井戸寺の井戸の水面に自分の顔が写れば安泰です。


十八番恩山寺



びらん樹という木

十九番立江寺
ここでも外人さんに声をかけられお話ししてしまった、先を急ぎたかった
が仕方ありません。




鶴林寺に行く前に、またまた寄り道して、星の岩屋という聖地に行ってきた
もう本当にさびれた処で暗くなったら絶対行きたくない場所です、でも遍路さんが
いました、向こうも、こっちもびっくり、かなりのオタクです。(笑)


二十番鶴林寺
ここは名前のごとく鶴にまつわる伝説のあるお寺です。


山門にも鶴がいます。

大きな那珂川を渡って太龍寺んへ、ここは大師が修行した場所で有名、奥ノ院には
大師が鎮座されている、4年前はここにも足を運びました。











もうしっかり暗くなってきました、今日はここ太龍寺で打ち切り、明日は平等寺からスタートです。
真っ暗な村の外れで車中泊なり、ちょっと怖いです。


まだまだ先は長いです・・・・・



















仏教ワールドへ 四国遍路その1

2014年10月29日 19時51分10秒 | 寺社めぐり
昨夜半に家を出て、一路西へ。

西宮あたりのSAで仮眠をして、淡路島へ入り、渦潮を
見たい人を下して、私は四国へ。


何円ぶりだろう、一番札所 霊山寺山門に着く、
最初のお遍路は何も分からず、ここで色々遍路作法を
教えていただいた。お参りの仕方から札のことなど、その
所作が大事なことだと・・・

一番札所 霊山寺の山門


怒りの表情で煩悩を払う明王

山門正面にはどんと本堂があり、その左手に納経所がある。
今年は遍路開創1200年で各寺がいろんなイベントを開催
されており、私は特に秘仏が観たいのだが、中々日程が合わず
観れない仏が多い。


二番札所 極楽寺

ここで十界曼荼羅を観ることができた、この曼荼羅中々観れない
ものだ。


境内には大師が手植えした言われる、大杉が勢いよく枝を延している。
その下では外人ペアも・・・



三番札所金泉寺



大師像

納経所近くには、源平合戦のおりに義経について参戦した弁慶が持ちあげたと
いう力石がある。




四番札所大日寺

山里の寺、大日寺山門


大日如来




五番札所地蔵寺
ここの本尊は四国八十八ヶ所の中でただ一つの勝軍地蔵菩薩で昔、武士の
信仰を集めたようです。







またこの地蔵寺にはが百羅漢像が奥ノ院に安置されており、自分に似た
羅漢さんを探したが・・・

第六番札所安楽寺






この安楽寺にある宿坊に泊まると温泉のお風呂に入ることができる、前に
泊まった時に入れてもらった。

第七番札所十楽寺



愛染明王は山門に二階におわす。


十楽寺では阿弥陀如来像を時間外であったが見せていただくことができら、
ラッキーです。
第八番札所熊谷寺








第九番札所法輪寺

ここの秘仏涅槃像も今回観ることができた、お釈迦様が寝ておられる像で
めずらしい。




第十番札所
切幡寺のアイドル 

今日の最終の寺であった、納経終了五時前5分ぎりぎり間に合った、333段
ある階段を必死に走って走って間に合った。朱印を書いてくれるおばちゃんに
笑われた・・・・

今日は午後からの札所打ちだったが十ケ寺を廻ることができた、
明日は朝7時から打って、阿波徳島発心の道場を終えたいが、どうなる
ことやら。

鴨島という所の銭湯に入ったら、ちょうどNHKが無料摂待小屋の
中継をやっていた、お風呂と無料宿泊施設を中継していた。





















田原の名刹 長興寺

2014年10月04日 23時14分50秒 | 寺社めぐり
曹洞宗の名刹 鎌倉時代の創建、超興寺に行ってきました。

真夏のようにぐんぐんと気温があがる日に隣町の田原市の外れ
長興寺に行ってきました。昼過ぎお寺に着いて車を停め、山門へ
廻って正面から山門をくぐり、中門を通って正面に本堂がどんと
建っている。




その中門の左手にはびんずる尊者があり、庫裏の方に行って
寺の娘さんにお願いして本堂にあげてもらう。ふくよかな顔の
釈迦牟尼仏の本尊を拝み仏(ぶつ)をじっくり見させてもらった。


本当は県指定の鉈彫りの観世音菩薩立像を見たかったんだが秘仏で
観ることはできなかった。毎年4月10日前後の日曜日の
御開帳とのこと、来年までおあずけです。

本堂でしばし時間をおいて、辞して帰りぎわに十王堂を見つけた、
まぁ今で言う裁判所なんですね(死後の)なんとも言えない
顔をされた十王さんがおられる。
最初に現れるのは、奪衣婆さんですね。(ちょっとマニアックに
なってますが・・・)

にっこり笑ってお寺を後にしました。

台風来なければいいですね・・・来るなーーー。



秋季坐禅会に参加

2014年09月22日 10時05分58秒 | 寺社めぐり
朝、4時に起きて支度をし先日買ったバイクで出かける。
今日の行き先は我が家からおよそ45kmの奥浜名湖である。
春に始まった坐禅会、湖面の美しい浜名湖の辺に点在する六寺
で開催される。

今日はその一つ、普光寺です、このお寺は規模小さいが落ち着いた
雰囲気のあるお寺です。

4時すぎにバイクにまたがり出発です、今回は坐禅とこのバイクの
走るをじっくりと体感したくて出かけました。空はまだ暗く
ひさしぶりにいっぱいの星空を見ることができ、東の空には
有明の月が冷え冷えと輝いていました。少し走って街中に入って
きたら体が冷えてきて、合羽を羽織る。

バイクの速度制限は30km/Hだから思ったより時間が
かかる、車ならなんなく登る多米峠も、ふぅふぅ言いながら
登っていきます。
トンネルを抜けると空も明け始めて浜名湖の湖面がちょっぴり
見えてきます。東の空、雲間から朝日が真っ赤になって湖面を
染めていきます、ひと時バイクをとめてサンライズを眺める。

瀬戸


湖面の朝日はきれい

もう一息で目的地に・・・

坐禅道場の普光寺


普光寺の弥勒菩薩像

坐禅会の始まるぎりぎりでお寺に到着、さっそく身支度を
して座る・・・・・
一時間あまり座って心もすっきり、定番の朝餉をいただく
お粥と梅干一個と沢庵2切れ、それに煮豆数個、これだけの
食事です、いいお世話だが、これで修行僧は体力が持つのか
心配になってきた。

お礼を言ってお寺を後にして、せっかくここまで来たんで
小堀遠州作の庭園のある龍譚寺に寄ってきた。
何度きても気持ちのいいところで小僧さんやお手伝いさんが
朝の掃除をされていた、時間前に入れてもらい、靴をぬいで
左に行くとどんと丈六の釈迦牟尼仏が半眼で見守ってくれています。



十一面観音菩薩立像
内陣を過ぎて左手奥に、今まで見たことがなかった仏像があった。
小柄だが十一面観音菩薩像がやさしい顔で立っておられる。
なんでも戦国時代に戦災の難を逃れるため、琵琶湖の底に隠して
いた仏像の一つだそうです。
微笑んだ顔立ちが優しくさせてくれます。十一面観音菩薩像は
抜群のプロポーションだ、一目惚れしちゃいそうです。


本堂の裏側の庭園を見て、ご朱印帳に書いていただき、
次の三ヶ日町の大福寺へ。




このお寺の縁起では清和天皇のころ(870年代)の建立で
広大な境内をもち、塔頭30を超える建造物を有する大伽藍であった。



お彼岸でもあり階段を上がった本堂には多くの信徒が集っていた
本堂右手の護摩堂には中央に不動明王がおられ、髪の毛を総逆立ち
させて、えらく怒っておられる(憤怒の形相)その左右には、
コンカラ童子とセイタカ童子が脇を固めています。


境内からは浜名湖 瀬戸橋方面が望める静寂なところであるが
今日は子供多く、賑やかであった。

そしてご朱印帳をいただこうとして寺務所によったら住職が
居られずいただけなかった、先回来た(この春)時も不在で
ありもらえなかった・・・縁が無いのかな。

大福寺からほど近い、摩訶耶寺におられる仏像を見たくて
寄ってみたが、ここもお彼岸で和尚が忙しいらしく、見せて
もらえなかった。今日は今一仏像に嫌われた日であるようだ。

摩訶耶寺山門



お彼岸が過ぎたころ、もう一度来よう、三ヶ日に戻り、
本坂トンネルを抜け豊橋に戻った。
朝方は寒かったが日中は清々しい風をうけて気持ちいい
ツーリングができた。

帰ってきてジムのエアロで一汗かいてさっぱり、いい一日でした。








奥浜名湖へ

2014年06月22日 11時41分51秒 | 寺社めぐり
昨夜から降り始めた☂が今朝も降っています。

5時前に起きて奥浜名湖、宝渚寺に行き、座禅を
組んできました。
雨にけむる浜名湖を横目に車を走らせること一時間あまり、
途中の瀬戸橋は赤い欄干が綺麗、雲がかかった湖も趣があります。


1500年代の建立の宝渚寺の山門をくぐって本堂へ、
一時間ほどお座禅ですが、気持ちいいです。




遠く天浜線の電車が通る音、本堂の軒をうつ雨だれの音、そして
自分の体の中の音・・・心落ち着かせれるひと時です。

警策(きょうさく)を合掌して片手を畳について上体を
うせると和尚から肩から背中にかけて打っていただく、
受けると芯から軽くなります。


座禅が終わり、朝餉をいただきます、ここも作法があり、
粥と梅干一つと沢庵ふた切れが基本です、が今日は煮豆が
10粒ほどついていました。




粥の受け方、音を立てないでいただく、沢庵ひと切れを残す
などなど日本でも八百年来の作法がこんなところにも息づいて
いるんですね。

浜名湖のみおつくし(海の標)を眺めて帰路についた。