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【芸術手記】銀座エルメスの「手しごと展」から⑤

2017-03-19 | 芸術手記

 「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。 

 

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◆銀座エルメス企画「手仕事」展からトークセッション/

もう1つは、クラフツマンショップ「手のインテリジェンス」について。

社会学者のユーケ・ジャケ氏

 

このトークは「手と精神の関係」からがテーマです。

エルメスには12.000人が働き、

その内「職人」が4.000人を占めるそうです。

 

この様な組織は珍しいそうです。

フランスでは「職人」と言う仕事・立場がとても尊敬され

プライドを持って、仕事をしているとの事。

 

「手」と「精神」の歴史や、

職人(独立工房や組織内での職人)は

自律/自立性・責任・誇りを持つ必要がある事。

 

 

 

そして、「手は脳や精神との連動」と共に「集中力が増し」、 

「手」はこれから先を予見する「想像力」を最も必要とし

創造力/想像力を磨く事になる。

 

現在はこの「想像力/創造力」が後退している。

「自分は何をしていいのか分からない」

「何の仕事をしていいのか分からない」若者が増えている。 

 

この為にも、

小さい時から「手で直接触れさせるチャンス」を多く持たせる事。

 

PCやタブレットの画面を通して「知る」のではなく

「手で直接触れる」ことの体験を多く持たせ

「知識」を増やして行く事の大切さ!

 

 

この様なこのトークセッションは

ピアノを教える時の「基」になる考え方だと思います。

 

「テクノロジーと自然」又は「人口素材と天然マテリアル」との共存も

これからの「エルメス」の課題でもありそうです・・・? 

 

テクノロジーを受け入れつつ、

知識を増やすプロセスには、直接「手」で触れ、自分で感じながら。

知識を構築していく「プロセス」に時間をかける大切さも

これからのトークセッションから考えさせられます。

^^^^^^  Have a wonderful day!^^^^^^^ 

 

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