昨日はメアリーと貸衣装屋さんへ。
貸衣装屋さんもいろいろありますが、
25年前 私が結婚式でお世話になった衣装屋さんへいきました。
小さいところなので、そんなに数が多くはないのですが
メアリーのお気に入りが見つかりました。
25年後でも そこの経営者は私のことを覚えていてくれました。
「いまでも うちの店の語り草になっています」
なにが そんなに25年も語り継がれているのか?
当時 白無垢、色うち掛け、ドレスを借りたのですが、
その決めるまでの速さが語り草になっているようです。
私としては着物は支度が面倒くさいので着たくなかったのです。
だから、ばあさま(母)に任せて、
母がざっと見せてもらって、白無垢はこれって決め、
店の人が、どうぞ他のも袖を通してみてくださいといわれても、
これがいいわとあっさり。
洋裁仕立てをしていたばあ様はジャンルはちがっても生地のよさや、
娘に似合うに合わないは直感的に分かっていたのでしょう。
色内掛けも、店の写真で展示してあるのを指さし これ!
ドレスは当時も今も大き目の私でしたから、入るサイズが限られていたから
これ!
これ! これ! これ!で30分かかっていなかったように思います。
「母娘で2日かかっても決まらない人もいるのに、
母の決断力とそれに素直に?従う娘の姿には驚きました」とさ。
私としては なんでもよかったのですよ・・。
以上 昔話。
そして昨日、
「母娘の思いが脈々と 受け継がれていますね。決断力がすごい!」と
褒めて??頂きました。
なにかと選ぶときによく悩むメアリーですが、
すんなり決まりました。
娘二人ともに、私が成人式に意義を感じていないので、
なにもしてやらずでしたが、
卒業式くらいは、したい装いをさせてやりたい。
貸衣装でも似合うのを着せたいと思うのは親心。
決断力よりもっと受け継がれているのは、
「親に大学までだしてもらって、 衣装代も出してもらって
えらい すみません。ありがとうございます」と 決して面と向かって
大きな声で言いませんが
感謝の気持ちだと思いますわ。
私もそう思ったし、メアリーもそう思っていると思う。
だから、母の決断に従う、というより任せられるのでしょう。
いろいろ考える 節目の春になりました。