はり姫は医療関係者の勉強機関
手術の説明の際に
勉強中の人が立ち会ってもよいか
救急救命士が麻酔の気管挿入をしてもよいかと聞かれる
もちろん断ることもできるのだけど
もう麻酔で寝てしまったら知らないこと。
それに、だれしも経験しないとうまくなれない。
承諾したら
救急救命士が、病室まで御礼とあいさつ来てくれたわ。
結果、うまくできなかったので医師が気管挿入したと
手術後数日たってから、また挨拶にきてくれた。
なんと丁寧な。
点滴の場所確保 これが至難の業
なんせ、血管が分かりにくい私。
どこでも刺せる所、刺してちょうだい。
利き腕はやめてほしいなんて言わないから。
前日、2人の若手看護師さんがあーだこーだと奮闘しながら
刺してくれたが、いざ手術に上がろうとしたとき
そこはもう腫れていた。使えない。
あららー 多分麻酔が効いてから
点滴をやり直してくれたのだろう。
気がついたら他の箇所だったわ。
そんなんなら 前日じゃなくても手術室で最初からやってよーと言いたいところですが
やはりこれも練習か・・・。
「どこでも 刺せるものなら 刺してみて」
まいど 点滴の時はこんな気持ち。
看護師さん泣かせの 血管が分からない腕です。
「ここ あるんだけどなぁ この先がなんか曲がっているしな」なんて言葉
何回も聞いたな。
大抵 点滴は右手です。
なんで あんただけ痛い目にあうの?
3才上の姉がいる。
退院後 見舞いに来てくれた。
「なんで あんただけいつも痛い目にあうの
私は、入院なんてお産の2回だけ」
世の中そんな人もいてもふしぎじゃないよね。
というわけで
私は幼少のころからの入院歴を数えてみた。
なんとお産を含めて14回。
改めて すごいなぁなんてね。
小1の心臓の中隔欠損症からスタートしている。
外科手術。骨をどうこうするのが3回。
お産が2回。
内臓切るのが2回。
あとは、腸炎で点滴で絶食したり
肺炎だったり 顔面神経麻痺だったり
終日点滴。それが何日もね。
姉といっしょに数えっこしました。
ま これ以上増えないように願うばかりです。
そんなこと早く言ってよ
前日入院。
4人部屋に入って、ロッカーや棚に荷物を入れました。
入院中、親族は見舞いに来てもいいけれど
でも なにも持ってきてもらわなくてもいいように
予定の10日分をスーツケースに詰めて
それを 病室で荷ほどきした。
そのあと、
手術後はHCU室に一泊か2泊するので
この病室に戻れるとも限らないので
最低のメガネ、タオル等だけを置いて
後は、家族に持って帰ってもらって
病室に戻ったらまた持って来てもらって下さい。
え~っ!
荷物まとめるの?点滴の針が刺さってるのに。
荷物くらいまとめるけど
病院で預かってくれないの?
規則なんだって。
そんなん早く言ってよ。
わかってりゃ荷ほどきしないのに。
前日の夜のうちにまとめて。
手術日の朝に家族に持って帰ってもらいましたが。
財布も携帯もね。
なーんか 丸腰のなさけない雰囲気。
そりゃ 手術して1晩は全く動けなくて
痛い、つらい、眠れないのだから
丸腰でいいんだけどね。
結果、手術の翌朝、元の病室に戻りました。