思い出といっても、私の思い出じゃなくて 娘の思い出。
小学校のときの教科書に
ふきのとうのことがあったらしい。
2人の娘たちは 小学生のとき教科書で学んで
ふきのとうは 人知れず どこかの雪のしたで
ひっそりとあって、とてもレアで感動的な植物と思っていたらしい。
どうやら この思いを私がぶち壊したらしい。
「ふきのとう?
そんなん家にあるで、 ほらそこの鉢に」
当時、母が植えていたふきのとうがあった。
「ほれ そこそこ」
雪ふかい山でひっそりのイメージが壊れてショックだったらしい。
そんなん しらんやん。
私は 娘に言った事は覚えていないですが
しかし 充分ありえる言動でしたわ。
このまえの イチゴ狩りで 壬生娘が見つけた春。
こっちも ちっちゃな春。