私と主人とでは考え方、価値観が全く違う。
違うから、すれ違ってきたのか、違うから約30年、つがいでいられるのかわかんない。
自分で言うのもなんですが、娘も認めているでしょうから・・
すぐ オロオロするのが主人。
ドンと、仕方ないやんで構えるのが私。
市川氾濫警戒がでた。
もし土手が決壊したら市作成のハザードマップによるとここらは床上浸水。
ここに住んで50数年。
下水や河川の整備が行われる前は、幼心に床下浸水は数回記憶がある。
大事なものは上に上げとかないと・・ 言うだけ言って
何もしない主人。
大事なものはなんだろう。
主人の大事なものは奥の新宅にある。
過去の母屋の床下浸水の実害考慮して
新宅は相当、地上げをしているのです。
私の大事なものは母屋にあるピアノ。
こればっかりはどうにも動かせない。
だからいざとなったあきらめるつもり。
物より命でしょ。
水が来たら、いかにじいさん、ばあさんを安全な所へと考えてしまう。
命と言えば、葬式の仕方。
主人は自分が死んだらどれくらい沢山の人が集まって悲しんでくれるのか
とても気になるらしい。
私とばあさんは、身内で簡単でいいよと思っている。
じいさんは耳が遠いので話し合いに参加はしないが
どうやら簡単にお任せの感じ。
「私は簡単でいいからね」というと
「だったら ちゃんとやり方を指示しといてよ」といいながらも
そんな葬式はしたくないらしく、主人はその話から逃げた。
「僕が先に死ぬわ」
(そうなると、私の葬式にかかわることはないから)
「だったら 先に死んでちょうだいね」と言ったら
滅多なことで含み笑いなどしないばあさんが、苦笑した。
私の言い方が、ちょっと・・・と思ったのかも。
「あ・・訂正 『私より少しだけ先に頼むわね』」
どこまでどう 話が通じたかわからないですが
もう一つわからないこと、
雨の音で目が覚めたくらいの雨なのに、
南と北の窓を開け放ち
勝手口も開け放っている主人。
これって 通風なの?
それとも家中、湿らせたいの?
換気ならほんのわずかの時間と開け方でいいでしょ。
それになんで、主人は空気清浄機をつけてるの、といいたい。
「もう換気が済んだら閉めてね。普通のお宅では、こんな天気の時は
窓を開けないんだけどね」
まあこんなこと言っても 全く意に介さないのが主人なんですが。
そういや 体温計で面白い話が・・
これはまた今度。