播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

あっ 痛っ!

2010年06月10日 | 親・母(2014.12.23.84歳)父(2020.1.5.92歳))逝去
すごくストレートにお腹にきた。

退院して洗濯して干して 

レッスン室でしずかに次の段取りのメールをしていた

とうぜんばあさんには仕事なんて見えない

そして私の前に座った。

晩ご飯の段取りの相談です。 それはいいのです。

次、

発表会の記念品作っていたタオルを1枚広げていた。

それを見たばあさんが

「そのタオル買ったんけ?」

「買ったのとはちょっと違う(必要だから)特別に作ったもの」

これって普通の会話に思えるでしょ。

わたしにとっては違うのです。

子どものこの頃から身の回りのなんでもないような話題を

ばあさんとはしてこなかった。ばあさんも忙しかったから

ほんと俗なしょうもない話なんて受け入れてもらえなかった。

話をしたら、その揚げ足を取ってとんでもない説教に変わることもあった。

だから必要なことしか話ししなかった。

なにかあるとチェックがあり、それでええやんっていう肯定の返事など

きいた事がなかった。

「買ったのとはちょっと違う(必要だから)特別に作ったもの」


そんなん 仕事でいるから買った分やから いちいち聞かないでと

心の中で叫んでいた。

そう心の中で叫んだ瞬間に、私の点滴とおかゆでゆったりしていたお腹が

突然キュっときました。


え~ ショック! 私のストレスはばあさんなの?

そりゃ半分はそうかもしれないと思っていたけれど

とても比重が大きいみたい。

発表会も大変ですが、仕事と割り切れる部分がある。


80歳になったばあさんの「買った?」にもうその言葉以外のものはないと思う。

私が痛くて寝ている枕元でも自分の事しかしゃべらなかったばあさん。

私が年齢による状況変化になれていないだけなのか。


そう 私の返事のあと何も付け加えずにレッスン室を出て行った。

ほんとに ただ聞いただけだった。



「買った?」そのひとことが

なんでそんなもん買ったの?家にもタオルあるやん
よく家にあるもん調べないでまた買って来たの
無駄遣いばかりするんやな。

 私にはそう聞こえてしまうのです。

記念に今年はこんなの作ったとか
オレンジ色できれいやわ。 それね昨日届いたのよ

 そんな話を日ごろからする雰囲気じゃなかった。

 そんな話が出来ていたらお腹がいたくならなかったと思う。


 私がもうその状況になれなければいけないのか。


 病室のばあさん部屋に2日いた。

 嫁、娘、夫がかわるがわる優しく声をかけていた。

 わたしは出来るんだろうか。ちょい悩みます。

 
 
コメント
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