さんさんとまぶしい陽光がそそぐ日南海岸沿いに、サンメッセ日南なる施設があります。
なんだかわかりませんが、700円払って入場。
駐車場から施設に行く客は、かならず駐車場に入る車の通り道を横断するという、すばらしい設計に脱帽。とっても危険です。
で、世界の昆虫館とかいうのがあって、見る気がないのでスルーしてしばらくとことこ歩くと、海を背にして7体のモアイ像が行儀よく並んでいます。
なぜここにモアイ像があるのかというと、ここは京都の一燈園(ダスキン創業者が帰依していた)の農場だったのですが、イースター島のモアイの修復をやっていた高松のクレーンメーカーであるタダノが、一燈園の研修に参加していたという縁で、なぜかここにイースター島公認のモアイ像が復元されたということなのだそうです。
まさに縁は異なもの味なもの
そうした偶然のお蔭で、宮崎の地でモアイが見られるのですから感激です。もちろんこの施設はそれだけではなくて、はるか上の方に一燈園のコンセプトで作られた「地球感謝の鐘」があります。
とうてい歩いては行けないのですが、そんなあなたでも大丈夫、電動カートが用意してあります。(1,000円)
ですが今回はたいへん残念ながらパスです。
秋分の日と秋分の日の年2回、このモアイ像から昇った朝日が、その上の天空の塔のずか10㎝のすき間を抜けて、「地球感謝の鐘」に当たるという奇跡が見られるそうです。なんとすばらしい。
この、モアイ像を目の当たりにしてあまりにも深く感動してしまったわたしは、この施設を去るときに、思わず声に出してこうつぶやきました。
「二度と来るかボケ! カネ返せ!」