「ペットの郷日誌」-ここだけの話        

自然豊かな施設の風景や動物だ~い好きな管理人の想いなど、
毎日だらだら書いてます。良かったら寄ってって。

あらためまして…。

2011-02-09 17:22:17 | Weblog
今朝の雪はまぼろしだったのでしょうか…?
すっかり溶けてなくなりました。

めでたし、めでたし

さて、あらためまして、昨日のブログに書いた
Mダックスちゃんの生涯についてです。

故人(故犬?)のプライバシーもありますので、
名前は仮名、詳細は一部省かせていただきます。

9歳の生涯を閉じたMダックスのエンジェル。

エンジェルは、とある繁殖場の繁殖犬でした。

5歳まで年に2回の出産を続け、
里親に出されることになりました。

ある日エンジェルの「里親募集」の張り紙を偶然目にした
Sさんは、自宅の愛犬マルの母親だと気付き、
迷わずエンジェルを引き取ることにしました。

度重なる出産で心身ともに疲れ果てていた
エンジェルは、背中も丸まり目も白濁。
年齢よりずっと歳を取っているように
見えました。

自宅にやってきてからも、なかなか心を開こうとせず、
名前を呼んでも反応しません。

親子で仲良く散歩させることを夢見ていたSさんでしたが、
リードをつけて散歩をした経験のないエンジェルは
決して歩こうとはしません。


それでもSさん家族はたっぷりの愛情を注ぎ、
体力回復のために食事にも気を使いました。

そんなSさんの想いがエンジェルにも伝わったのでしょう。

少しずつ表情に明るさが戻り、
名前を呼ぶとシッポを振るようになっていきました。

1年、2年、3年…、穏やかで幸せな日々が
続きましたが、

ある時、病気が発覚。手術は無事に成功しましたが、
また別の病を発症し、治療の甲斐なく虹の橋を渡っていきました。

「もう少し早く気付いてあげてたら…」

Sさんは言っていましたが、もともとなのか、育ってきた環境が
そうさせたのか、エンジェルはとても我慢強い子だったのでしょう。

だから、ぎりぎりまで体調の悪さを隠していたのかも
しれません。

一緒にいられた時間は短かったかもしれませんが、
我が子と優しい家族に囲まれて過ごした穏やかな日々は、
エンジェルにとって何よりの幸せだったと思います。

小さな骨壷に収まってしまったエンジェルに
「お疲れさまでした」と手を合わせ、Sさん御家族にお返しする時
思わず涙がこぼれそうになりました。

優しい家族に出会えて良かったね。
どうかゆっくり休んで下さい。


ペットショップに並んでいる可愛い子犬たちの後ろには、
必ずエンジェルのようお母さん犬たちがいるんだよね。

どうしようもないんだけど、
何だかとってもせつなくてやりきれない思いで一杯になりました。




わおっ!

2011-02-09 09:44:48 | Weblog
朝、窓の外を見て雪が降っていないことに
ホッとしたのも束の間。

こんなことになってるなう。







写真では今ひとつ伝えられない
大粒雪がわんさか降り


土の部分はみるみる白くなっていきます







これっ、ちょっと前の状況なんで、今はもっと真っ白です。

嫌だぁーーーーーー

早くやんでくれぇーーーー