いつものように朝起きると風を通すために開けるサッシからベランダに出て
外をながめる部長。
今朝も1度外に出て「暑いから戻りな」の声で帰ってきたんですが、再び外へ…。
するとすぐに「キャン、ヒャーーーン
」と叫びながら転がるように部屋に駆け込んできました
えっ、何事と思ったら部長の後ろに蜂の姿が
わーーっ。蜂に刺されたのかーーーっ
あたしもかなりテンパッていたのでしょう。素手で蜂を捕まえようとしましたが、
またベランダに出て行ってしまいました。(自分も刺されるなんてことは考えませんでした)
部長は前の右足を刺されたようで、足がつけません。すぐに抱きかかえ見てみましたが、
何せ毛で覆われておりますんで刺された箇所がわかりません。
とりあえず水道の蛇口をひねり、流水で前足全部を冷やしました。
足を触ると痛いのでしょう。あたしの手をガウガウ噛みました(本気ではありません)が、お構いなしに
触っていると、足首の上の内側が腫れてきました
本日は生憎朝一でお引取りに行かねばならない所があり、病院の診療時間はまだ
保冷剤をタオルで包み前足に縛り付け(絶対に取っちゃうだろうと思いましたが)
「部長、すぐに帰ってくるから待ってて下さい」と大急ぎで引き取りに向い、
途中から病院に電話を入れておいて、自宅に戻って部長を乗せて病院へ。
緊急ということですぐに診てもらいましたが、病院で再び足を触ると腫れていた場所が分かりません。
つけなかった足もちょっとかばう仕草は見せますが、4本足で歩きます。
触っても特に痛がりません。
あれっ? もしかして大丈夫?
部長を刺した蜂はアシナガバチです。何ていう種類のアシナガバチかまでは分かりませんが、
体はわりと大きかったんです。
スズメバチじゃなくて良かったと思いましたが、アシナガバチだって刺されりゃ相当痛いよねぇ。
とりあえず、先生と相談して数種類の注射を打ってもらいましたが、さらにもう2件ほど引き取りに行かねばならなくなり、
「先生、すいません
1時間ほどで帰るので預かっててもらえませんか」と部長を病院に置いて
仕事へ。
急いで引取りを終え、迎えに行きましたが「変わりないですよ。大丈夫」とのことでひと安心。
でも、1人にするのは不安なので、園長先生が帰ってくるお昼までペットの郷におりました。
お昼に園長先生の家に連れて行きましたが、出されたササミをペロリと平らげましたので
たぶん大丈夫でしょう。
部長も相当ビックリしたと思いますが、あたしもかなりビックリで、テンパった頭で必死に行かねばならない
先の最短ルートを考え、赤信号も無視する(してませんよ)勢いで走り回りました。
お陰で午前中だけで1日分仕事をしたようなグッタリ感です
あー、もうホントにびっくりした
明日からはベランダ出るのやめようね部長。