
苫小牧と檜山郡江差町を結ぶ国道276号のドライブを楽しみました。

苫小牧から伊達、喜茂別方面に進んで行きます。

支笏湖南岸を通る国道276号。

湖と反対側には"風不死岳"や"多峰古峰山"などが連なっています。
ちなみに風不死岳は→「ふっぷしだけ」と読み、多峰古峰山は→「たっぷこっぷやま」と読みます。
読むに読めない山の名前ですが、どちらともアイヌ語が由来らしいです。

道には正式な名称の他にその場所によって呼び名があったり通称名があったりすることが多いですが
国道276号も別名が幾つかあります。
今回の国道276号のドライブは苫小牧の丸山からのスタートですが
別名で言うと樽前国道から始まり、支笏湖の南岸辺りは支笏国道
滝笛トンネルを出た辺りから尻別国道が続きます。
伊達市大滝区にある"きのこ王国"は尻別国道沿いになります。

国道453との分岐点を過ぎると国道276号の別名は大滝道路になります。
広島峠を過ぎ更に進んでいくと喜茂別町に入ります。
手前に見える尻別岳と奥に薄っすらと写っている羊蹄山。

上尻別橋からみた眺め。
上尻別橋を流れる尻別川は国土交通省が公表している一級河川の水質現況において
1999年以降、9回も水質ランキング日本一となっている綺麗な川です。

尻別岳は、茂別町・留寿都村・真狩村にまたがり
羊蹄山の隣に位置する山です。

尻別岳と羊蹄山を夫婦山としていたアイヌの人たちは
尻別岳を雄岳のピンネシリ、羊蹄を雌岳のマチネシリとも呼んでいたということです。

喜茂別町尻別のT字路は国道230号との分岐点になります。
国道276号のドライブはここで終了。