☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

愛のうた/尾崎 左永子

2007-01-07 | ・・・シリーズ、
「与謝野晶子、石川啄木、斉藤茂吉」の詩を紹介しながら、3人の人生を振り返ることができるような体裁にも、なっている。

渡辺淳一が、昼間のテレビ番組で「愛の流刑地」のコマーシャルを兼ねてなのだと思うが、いろいろとしゃべっていた。
おおらかだった日本人の性愛は明治以降の富国強兵による弾圧で徹底的にエロスが壊されたとなげいていた。
愛の交歓を表す言葉が極端に少ないと、フランス語の女性自身を表す言葉の多彩さを引き合いにだして話していたが、だからどうだというのだ。

万葉集の中の多くの相聞歌。おおらかであったとしても、直裁な言葉が、いくつはいってるだろうか。
この本の中の詩は、エロスに満ち満ちている。

何層にもオブラートにくるまれた言葉の中に,にじみ出るものを感じるのが、日本の伝統では?

しのぶれど、いろにいでにけり わがこいは ものやおもうと ひとのとうまで


「夜這い」は,本来は「呼ばい」で「呼びつづける」ということだったらしい。wikipediaにもそのようなことが書いてある。結婚制度の中で、「呼びつづける」必要がなくなると、「夜這い」もしなくなるか、、、(失礼しました)

渡辺淳一が、どうして、小説の中で、「婚外恋愛」ばかりでてくるのですか? という質問に、「婚内では、夫婦で狂おしく愛し合ったとさ」という一行で、終わってしまう、と答えていたので、笑ってしまった。



小沢主義/小沢一郎

2007-01-07 | ・・・シリーズ、
レジュメ:

三大改革
大化の改新、信長の天下統一、大久保利通を中心とした明治維新をひいて、妥協するなら、改革はするな、と説く。

小泉前首相の「痛みを伴う改革」とは、多くのものに痛みをあたえ、一部の特定のものに利益をもたらすもの。

ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」の主人公、没落貴族の言葉
「変わらずに生き残るためには、自らが変わらなければならない」

(先日の講演会で、カン・サンジュン氏も、「山猫」を例にひいて、同じようなことをいっていたけど、、、
昨日のヴェネチア共和国の生き残り作戦にも共通するか、、、
一度うまくいった手法がうまくいくとは限らない。今、調子がいいからと、それがずっと続くことは期待しない方がいい。
条件が変われば、自分も変わる覚悟で、歴史に学び、生き残りの方策を嵩じるべきだ。)

戦後政治は、高度成長にともなって得られた富を再配分するだけのものでうまくいったが、これはリーダー不在を呼んだ。
「コンセンサス社会」の日本では、受け入れられやすいやりかただったが、これからは、そうはいかない。

吉田ドクトリンのつけ
出来る限り国際政治には関与せず、軍事的負担を減らして経済復興に専念する。

官僚政治からの脱皮を→官僚には「結果責任」がない。

権力は腐敗する。絶対権力は,絶対腐敗する。

(再び、昨日の「ヴェネチア共和国」から。
権力の集中は腐敗につながることを知っていたヴェネチアの人々は、何十にも、関門をもうけて、代表者を決めていた。)

族議員には、権限と責任が一体となっていない。

西郷隆盛の言葉
命もいらず,名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものだが、この始末に困る人でなければ、国家の大業をなすことはできない。

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なるほど、なるほど。 小沢さんというと、なぜか、クスッと笑う人がいるが、別におかしなことは、いってない。今までなんとかなってきたから、これからも自分が生きてる限りは、引き延ばし作戦で、自民党を応援しよう、と、やってると、日本が夕張市になってしまうのではないかしら。

個人にできるのは、今のところ、選挙で、意思表示するくらい。 せめて、おかしな選挙制度に改憲されないことを願うことにします。