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水平線の海と空  

草なぎ剛さんのこと、日常の中で感じたことを書いていきたい  【オリビエ】

任侠ヘルパー 最終回

2009年09月23日 12時29分00秒 | 芸能

 楽しみに観ていた『任侠ヘルパー』が、先週とうとう終わってしまいました。
なんだか寂しい。

 それにしても最終回の剛君の演技は凄かった。
「剛君のヤクザの役、最初から最後まで迫力のある演技だったね」
次の日、娘からそんなメールをもらった。

 テンポよく、いろいろなものがギッシリと詰まっていて、目を逸らすことができなかった。

 タイヨウに来た、介護難民たちが元住んでいた介護施設を見に行った彦一が見たのは、
介護施設とは名ばかり。
悪臭に彦一と春菜は思わず口と鼻を押さえて窓を開ける。
部屋は荒れ放題で、大部屋に隙間なく乱雑に敷かれた不衛生な布団。
老人たちの悲惨だった生活が一目瞭然だった。

 「こんな所に押し込められていたのかよ」
彦一が言った。
「こういった無届の施設、最近増えているみたいです。最低の料金で最低のサービス。
こういったひどい環境でも、入りたいお年よりはたくさんいますから」
春菜の言葉を、彦一は無言で聞いた。

 そこに、入居者だった老人に、振り込めサギの催促の電話がかかってくる。
電話に出た彦一が凄むと、相手も凄んで電話を切った。
受話器を握っている腕の袖から見える刺青。
その刺青を見て、同じ悪行をしていた自分を思い起こした彦一は胸が苦しくなる。
窓を開け、苦しそうに何度も息を吐く彦一。
部屋を見渡すと、この部屋に押し込められていた老人の姿やうめき声が浮かんできた。

 この場面から、彦一の心理状態がひしひしと伝わってきて、私は涙ぐみます。
タイヨウで、老人にお食事のお椀を渡そうとした彦一が、
受け取ろうとした老女のお椀を掴んで離さない。
戸惑う老女を前に、お玉を激しく叩きつけて部屋を出て行った。
ヘルパーは仮の姿。
ヤクザな自分の偽善に耐え切れなくなった彦一。
彦一の苦悩に涙ぐみます。

 警官や機動隊と戦う彦一の凄いこと!
毎週、剛君、メイサさん、清史郎ちゃんを観るのが楽しみでした。

 涼太の父である厚生省の職員、藤堂が、
厚生省で「介護保険制度改革の概要」を審議しているとき、このように提言した。
「まず、現場ありきと考え方をシフトした方がいいと思う。
自分の周りにいる弱者を守るためにはどうしたらいいのか。
僕らは本気で議論をすべき時がきたんだと思います」
この言葉こそ、このドラマのテーマではないか、私はそう思った。

 ラスト。
いかにもヤクザな彦一が、キザに花束を持って施設に入っている晶を訪ねるところ。
キザなヤクザの彦一が、とても魅力的だった。


BALLAD

2009年09月21日 20時10分55秒 | 芸能

 『BALLAD』の原作者、漫画家、臼井儀人さんが不慮の事故で急逝されました。
心からからお悔やみ申し上げます。

 今日、夫と『BALLAD』を観てきました。
『カムイ外伝』とはしごです。
連休とはいえ上映も3週目に入ったので、
どの位の入りかと幾分不安な気持ちでシネコンに行きました。

 午前9時40分の一回目の上映のチケットを買ったのは、9時です。
その時点で良席はなく、後ろの方の端の席でした。
嬉しいことに満席です。
帰りに残り3回の上映の残席を掲示板で確認すると、5席、6席、6席の残席しかありません。
180人弱の小さな会場でしたが、ともかく嬉しい。

 試写会で観ただけですから、今日はじっくりと観てきました。
「泣かせる映画」「戦国版タイタニック」というキャッチコピーは、ちょっと好きではありませんが、
又兵衛、廉姫の秘めた激しい恋。
その悲恋がしっとりと心に残ります。
今はその余韻に浸っているところです。

 逞しい戦国武将の剛君。
スクリーンで剛君を観られる嬉しさは格別でした。


剛君の又兵衛さま

2009年09月17日 11時50分04秒 | 芸能
 映画『BALLAD』を何度か観に行かれたお話、又兵衛さまとの逢瀬を嬉しく拝見しています。
私はといえば、試写会で一度観た限り。
来週は観に行きたいと思っています。
一度観て安心すると、たくさんの番宣や特番を観て、
何回か観ているような錯覚に陥ってしまいます。

 剛君がテレビで、
「僕がカッコイイです。僕のカッコよさを観てください」と笑顔で言っています。
「この映画が凄く気に入っているんだって」と監督さんが剛君のことを話します。

 別の番組でキャスティングについて訊かれた山崎監督が、こんなことを言っておりました。
「又兵衛のもの凄い優しいところと、もの凄い怖いところと両方ないといけないわけだから、
自然にグラデーションになってなければいけないんですよ。
それって、結構むつかしんですよ。
それを草なぎ君はやりきってくれていると思います」
キャスティングについては主に剛君を語っておりましたが、
剛君も新垣結衣さんの凛とした廉姫も成功だったと思うと、嬉しいことを語っていた監督さんでした。

SMAPデビューの日

2009年09月16日 17時39分24秒 | 芸能

 最近体力がなく、今日は講座をサボしちゃいました。
先週の水曜日、9月9日の講座のとき、
「今日は何の節句か分かりますか」と先生がお訊きになりました。
誰も答えられなかったのですが、9月9日は重陽の節句なのだそうです。
9は中国ではお目出度い数字だそうで、それが重なるため重陽と命名されたという。

 それで、「あっ、そうか」と思うことがありました。
SMAPのデビューは9月9日です。
デビューは縁起のいい日を選びますから、
「もしかしたら、そんなことからデビューの日にちが決まったのかもしれない」
そんなことを心で思ったりしました。

 「ぷっ」はここ①でした。
カップラーメンと丼物のここ①を当てます。

 オープニングで勝者のご褒美の紹介があった。
最新の二つのラジコンセットです。
一つは「ボイスヘリ」
声でヘリをコントロールできる世界初の商品です。
本当に声で動くのが凄い。

 もう一つは「ミッションキャリアーS.W.A..T」
一つのリモコンで、ヘリとキャリアカーの2台をコントロールできるという優れものです。
嬉しそうにリモコンを操る剛君ですが、上手にいかないのがユーモラスです。
ヘリを入れているキャリアカーの扉を、リモコンで開けようとする剛君。
開いたと思ったら、あらら、閉まってしまいます。
そのたびに、「シャイなS.W.A..T」とか「引きこもるS.W.A..T」とかのテロップがなんとも可笑しい。
そのヘリが飛ばないで、
床からスルスルとテーブルクロスの中に入っいったときは思わす声を出して笑ってしまいました。
「なにせシャイなS.W.A..T」というテロップが真実を突いていると、爆笑です。

 「ここ①」で、パクパク食べる剛君が小気味いい。
でも、ちょっと食べすぎじゃないかしらと思ったりします。
何でも「美味しい!」と食べる剛君は、いいな~。


クランクアップ

2009年09月15日 09時18分20秒 | 芸能

 ドラマ『任侠ヘルパー』が昨日クランクアップしました。
昨日は月曜日、放送は木曜日です。
ぎりぎりに撮っているドラマですが、今までの放送ではきめが細かく、
そんなことはみじんも感じさせない良質のドラマです。
木曜日、最終回はどんな結末を迎えるのでしょう。
まだ編集が残っていますが、剛君、そしてスタッフの皆さま、お疲れ様でした。
最終回の放送はもうすぐ。
終わってしまうのは惜しいのですが、期待して待っています。

 『BALLAD』のブログを見ると、
剛君はクランクアップの後、ギリギリに『がんばった大賞』のリハーサルに間に合ったようです。
生放送で、「寝てない」と言っていた剛君。
そして、今朝、早朝に「ぷっ」のロケに出かけたようで、
「ぷっ」は2本撮りですから休む間もないようですが、頑張っている剛君です。

 『スマスマ』
任侠ヘルパーの「ドラマの裏側」というので、
メイキングのようなものを交えてのお話かと想像していましたが、
剛君が自分のこだわりをだれかれかまわず主張するというエピソードが暴露された。
時を同じくして、『BALLAD』ブログでも側近さんが、同じ事を暴露している。
食、ジーパン、靴に拘る剛君ですが、様子から相手の困惑ぶりが伝わってきます。

 「ビストロ」のゲストは韓国の俳優、イ・ビョンホンさん。
映画『日本沈没』の上映で剛君が韓国に行ったとき、
プライベートでお食事に招いてくださったという。
北海道の温泉のお話をしていましたが、ビョンホンさんが無名の頃、
札幌の市電に乗って撮影した写真入の記事を読んだことがあります。
北海道が大好きで、何度でも行きたいと言っていたビョンホンさんです。

 草なぎシェフの出した牛タン。
「韓国ではあまり牛タンを食べません」と言い、初めて食べると言うビョンホンさん。
「韓国では牛タンはないですよね」と剛君。

 以前にも剛君は「韓国では牛タンを食べない」と言っておりました。
私が韓国に行ったとき、焼肉が盛んな韓国で牛タンを食べないことが不思議で、
ガイドさんに「韓国では牛タンを食べないんですか」と訊いてみました。
「食べますよ」と即答します。
「一般的ですか」と訊くと、「一般的に食べます」と言います。
「食べ方はどのようにして食べますか」と訊くと、
「薄くスライスして、塩、コショーをして焼いて食べるのが一般的です」と言いました。

 でも、今回のビョンホンさんも牛タンは食べたことがないと言っているのをみると、
牛タンは気持ちの悪い部位としての位置があるのかしらと思いました。
ガイドさんのお話とはちょっと違っていましたが、食べる人もいることは確実のようです。