『SMAP25周年』というタイトルで、
メンバーの写真が大きく載った新聞が、元旦に配達された。
ですから、13日のSMAPの解散報道には本当にビックリした。
事の発端は、
事務所のM女性副社長が、SMAPの女性マネージャーを退職に追い込んだことだという。
SMAPのマネージャーとM副社長の確執の噂は、
以前からファンの耳に聞こえてきてはいた。
『マネージャー、クーデターに失敗』
「マネージャーがSMAPを連れて独立を計ったが失敗」
などと報道された。
が、私はSMAPがマネージャーに扇動されたとは思っていない。
事務所に失望し、大きな不信感を持ったSMAP自らの決断だと思っている。
マネージャーは、
SMAPを無名のときから育ててきた業界でも有名な敏腕マネージャーです。
20年以上苦楽を共にし、SMAPの才能を見事に開花させた立役者です。
あるとき、週刊誌の記者がM副社長に、「会社の後継者は誰か」と煽った。
それにまんまと引っかかったM副社長。
M副社長には娘がいて、その娘Jも副社長をしていた。
当然自分の娘Jが後継者だと怒り、マネージャーをその場に呼んで、
娘Jと対立するならSMAPを連れて出て行きなさいと怒ったという。
マネージャーは誤解だと言ったが、M副社長の怒りは収まらなかった。
週刊誌の記者も敏腕記者なのでしょう。
恰好の週刊誌ネタを入手した。
私は今回の事を、このように思った。
仕事が失敗続きならマネージャーを解雇するのも分かるが、
SMAPは追随を許さない、今もひたすらトップを走っている。
そんな今、マネージャーを解雇して、どうしてSMAPから梯子を外すのでしょう。
事務所はSMAPを大切な存在と考えていないからです。
こんな仕打ちは、事務所に対して不信感が増すばかりです。
SMAPを解散させないようにと、CDを購入する運動が展開されて話題になった。
それを知ったとき、私はちょっと疑問を持った。
一人を除いたメンバーが、事務所から出ていくというのです。
SMAPを解散させたくなかったら、
事務所に電話やファックスやメールで、あるいは事務所前で、
抗議する運動を展開する方が先だと思ったからです。
SMAPが今まで通り安心してお仕事ができるように、
マネージャーの復職を訴えるべきだと思ったのです。
メンバーが事務所から去ることを決断した。
私はメンバーの決断を、尊重すべきだと思うのです。
CDの売り上げは事務所を儲けさせることになるのが嫌だった。
そして、CDが売れれば売れるほど、
メンバーを縛ることになるのではないかと危惧したからです。
ファンが足かせになることを危惧したのです。
18日、『スマスマ』冒頭にSMAPが生出演し、
「これからもよろしく」とは言ったが、
事務所に残る決断をした木村君以外のメンバーの、
苦渋に満ちたお顔は何を物語っていたのだろう。
そして、はっきりと事務所に残ると明言しなかったメンバー。
SMAPの解散は嫌だが、
メンバーは自分の人生を思ったように突き進んでいってほしい。
どんな状況になっても、ファンは応援するでしょう。
私はメンバーがジャニーズ事務所を出て行くことを望んでんいる。