一期一会日記~「今」の記録

多言語、ウサギ、本、お勉強、テレビなど私が今楽しんでいること、ものについてつづっていきます。

天国と地獄

2010年08月22日 | 多言語
ひなちゃんが、カンザスから帰ってきました。昨日は、その話を聞きにのんちゃんファミリーへ。

ひなちゃんはアメリカ1カ月ホームステイという大冒険を終えてきたのに、全然普通の表情。すごいなあ・・でも写真を見ながら話し出すと次々に色々出てきて表情も輝いてきました。

アメリカに飛ぶとまずはじめに、2泊3日のサマーキャンプ。時差を直すためもあるキャンプは、同世代の子がたくさんで、乗馬をしたり、ゲームをしたり、クラフトをしたり、それは楽しそう。そのあと、いよいよホームステイです。

ひなちゃんのホストは今年から中学生になる女の子。高校生のお兄さん、セールスマンのお父さんと専業主婦のお母さんの4人家族です。別荘はログハウスで、部屋も何部屋かある立派なもの。プールに行ったり動物園に行ったり、毎日がとても楽しそうでした。家にいるときは、ゲームをしたりしていたそうです。うちにウィーがあってゲームをやっていて、やりすぎるとお母さんにおこられて、ゲームをとりあげられてたそうです。同じだ・・・うちと。

写真の中には極彩色のシリアルやらポップコーンが写っていました。私も学生の時にアメリカのホームステイの時に、やはりその色の人工的なのにとても驚いたし、ケーキの甘さに閉口したことを思い出しました。世界1の大国アメリカのおおらかさなのかな・・?

今日は世界最貧国バングラデシュの最下層のストリートチルドレンを描いた映画「アリ地獄のような街」を観てきました。観終わったとき、もう、言葉がありませんでした。普段日本で暮らしていると人間の尊厳について考える機会はほとんどありませんが、この映画を観終わったとき、ほんとうに人間の最低限の尊厳は守られるべきだとこころから思いました。

私に何かできることはあるのだろうか?国から国へお金がわたっても、最下層の子どもたちのところまではお金は回っていかないだろうし、たとえお金がわたったとしても、なくなったら元の黙阿弥。依存する体質を変える、人々の意識を変える。頑張ればいい生活、いい人生が送れるんだ、そんなモデルになる子どもたちを育てる施設「アカデミー」をバングラデシュの人たちで建てるサポートをするんだと言っていたNGOエクマットラの渡辺さんの言葉を思い出します。
 
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