一期一会日記~「今」の記録

多言語、ウサギ、本、お勉強、テレビなど私が今楽しんでいること、ものについてつづっていきます。

量子力学で楽しめるなんてすごい!

2011年02月15日 | 多言語
昨日は久々名古屋のWSに行ってきました。「量子力学の冒険」を使った、自然WSでした。それでその本をもって出かけました。電車の中でちょっと読んでみようと思って開いたのは、第4話の終わりあたり。ちょうどしおりが挟んであったのでね。何年か前に読んでたところ・・

オモシロイところ発見。「ド・ブロイくんのおまけコーナー」君もニコチン効果であのノーベル賞をもらっちゃおう!!というサブタイトル。煙草を吸っている本人より、周りの人にニコチンの影響がある。。ヒッポの多言語活動におけるニコチン効果は・・死に物狂いなって言葉を覚えようとテープを聞いて頑張っている人よりも、周りでのほほ~んとその音に触れている人の方がラクラクとテープの言葉が言えてしまう。

これ、わかりますよね…自分で頑張っても歌えないけど、人が歌ってるのを真似してると楽!ウィライがいつも歌っていたトルコ語2番、何もしてないけど歌えます!

ド・ブロイさんは物理学者。でも最初はお兄さんが物理学者だったのでなんとなくその世界に入り、そのままノーベル賞まで取ってしまったそうです。しかし、頑張っていたお兄さんはノーベル賞はもらえなかったそうです・・・まあ、一人頑張りすぎるより、いい環境に身を置くことが大事ってこと?

というのが面白かったんですがその後は式が多く、睡魔がやってきて、その後20分は熟睡しました。

自然WSはどんなふうかと思っていたら基本的には、「量子力学の冒険」の本読み会で見つけたことの発表、そしてCDを聞いたり歌ったりして見つけたことなど。本読み会が面白いんですよね。あの厚い本をどうやって読むの?どだれでも躊躇しますが、豊田、三好の人たちは「大きい字と吹き出しをよむ」ことでとにかく本に風を通し、全体を読もうということになったそうです。そしたら1回の本読み会で150ページとか読み進み、楽だったそう。で、途中からは式を眺めるだけじゃなくて、ギリシャ文字を自分たちで、羊、とかお尻とか読み方を決めて読んでいったらものすごーく面白かったそうです。確かに面白そう。まじめにやると盛り上がらないけど、ゼロの知識でスタートすると面白いんだよね。

量子力学でとても不思議な世界に踏み込んだ人間、それまでの自然科学とは違います。「電子について『私たちが観測する』ということが、電子の状態に影響を与えてしまうということになったのです。」観測という行為が自然を変えている!そしてそれSAについてひっぽ流のまとめ。「人間は生まれた時、何にでもなれる可能性を持っています。ところが、社会という霧箱の中のひとつひとつの体験によって、人の目で観測されていきます。そのとたん、その人はその評価されたり確認されたりされた状態以外は考えられなくなります。でもそこからまたその人の可能性は広がります。  ヒッポでも言葉を歌うたびに仲間に「スゴイ!」といわれるとうれしくなり、楽しくなって頑張れてしまう。人は人の観測に影響されることなく人生を過ごすことはできないのです。
ちょっといい文でしょう?ケイという人が抜粋して読んでくれました。

そうそう、鼻毛SADAというのをやりました。ドイツ語の歌なのか知らないけれど、「鼻毛」と聞こえるフレーズがあるのでそれで誰かが作ったようです。面白かった!

 そのあと、ゆきちゃんと話しました。ゆきちゃんはむかし豊橋でヒッポに入り、すぐ名古屋に引っ越し、ヒッポを精力的に続けています。
ゆきちゃんの20年来のスペインの友達が来年、日本に来るという、メールのプリントアウトしたのを見せてくれて、そこからゆきちゃんの物語が始まりました。昔、イギリスの語学学校であった、彼女はスペイン人。3週間の滞在ですっかり仲良くなり、別れるとき「また逢いましょう」とハグして別れたんだけど、実はゆきちゃんは(そんな日が来るのかしら)とあまりイメージできなかったそう。でもその後ゆきちゃんが結婚し、ご主人の仕事の関係でガーナに住み、その帰りには2週間ほど自由な時間ができたので思いついてスペインの友達を訪問することができたそうです。でもその時はヒッポに入っていなくて、ゆきちゃんは英語だけ、お友達の家族の方は英語があまり得意じゃなくて、妹さんが通訳のようになっていたそうです。

その後ヒッポに入ったゆきちゃん、お友達からパパの別荘に行こう、と言われ、子ども3人を連れ、出かけました。このときはヒッポに入って5年ほどたっており、向こうではずっとスペイン語で話していたそうです。その時はお友達は2人めを妊娠中、今度は日本に行くから、と言って別れたそうです。

その後、ゆきちゃんは毎年クリスマスカードを送っていたのだけれど、彼女からは返事がなく、そうなるとついつい、出産で何かあったのかしらと悪い方へ悪い方へと考えてしまい、電話もかけれなかったそうです。そんなときに彼女からの5年ぶりの突然のメール。うれし泣きで号泣してしまったそうです。子どもから「お母さん、どうしたの?」と聞かれるほど・・

で、フェイスブックの話になり、今、いろんな人からフェイスブックで友達になろうと来るけど、私は全部無視しいているのとゆきちゃん。毎日、今何してる?とか何食べたとかやっていたら出会いがつまらなくなる。何年かぶりにあった時、いままでどうしてた?実はね・・・そこに出会いの素晴らしさや人生の面白さがあるじゃない!

そう、ほんとにそう。毎日会う人、たまに会う人、何年かぶりに会う人。一期一会の出会いの人。どの人が素晴らしいと比べられるんものではないけれど、たくさん会えば、とかたくさんコミュニケーションとればいいってものじゃない。会う時間がどれだけ素晴らしい時間か・・・そして会いたいなあと思う時間がどれだけ楽しく切なく。

いろいろ考えることができました。  
コメント (2)
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