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PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

最初から波乱!?

2017-01-20 18:18:02 | Weblog
昨晩のラリーは夜のSSが2本あったようですが、
SS1でヒュンダイのヘイデン・パッドン選手が横転。
そこにいた観客が巻き込まれて死亡・・・。
そしてSS1がキャンセルとなりました。
コースには観戦できる場所などなく、
他の観客は10mくらいの高い位置から見ていたのだそう。
亡くなった人は、1mくらい山側に上った場所にいたそうで、
皆が「危ないから移動しろ」と言っていた様子。
忠告を聞かずにそこにいて、ラリーカーがクラッシュして、
その下敷きになったようです。
今年最初のラリーの、しかも1本目のSSでの事故。
危ない場所で観戦していた人にも問題はありますが、
さすがに死亡事故となると、今年の波乱が予測できます。
日本でラリーを開催していたら、ラリーは中止になったと思います。

昨晩の報道ステーションは、
絶対見ようと、ずっとテレビの前にかじりついていました。
スポーツキャスターの人が、
モナコに行っているとは思いませんでした。
ラリーを知らない人が見たとしたら、
非常にわかりやすい説明だったと思います。

こういった時間帯の番組でラリーが放送されるのは、
私たちの夢でした。
昨日は嬉しくて、ウルウルしてしまいました。
なぜかと言うと、1990年頃から放映権の金額が高騰。
ちょうどバブルの時期というのもありましたが、
いつしか、BSでしか放送されなくなりました。
日本人のバイヤーみたいな人、放映権を持っているという広告代理店、
色んなことが不明瞭で、とても揉めている時期でした。
スポットではカーグラTVなどでの放送はありましたが、
気づけば、それもなくなっていました。
その後も放映権の問題はずっと続き、
ここ最近はCSでしか放送されない日々。

私たちは、ラリーの放送をして欲しくて、
企画書を持って、テレビ局、広告代理店、自動車会社、
スポンサーをたくさん回りました。
テレビで放送されれば、スポンサーもつきやすいので、
スポンサー活動のために動いていた・・のでした。
でも、放映権は一年間全戦でないと購入できなくて、
その金額はまあまあ高いものでした。
イギリスのISCにも直接交渉して、
放映権のディスカウントや、番組企画の時期に合わせて、
条件を出してもらったりと、がんばりました。
でも、なかなか実りませんでした。

今回の放送を見て思ったのは、
全てはお金の問題だったのだな・・ということ。
そう、単純な問題でした。
でも、当時はそこまで出してくれる企業はなかったのでした。
さすがトヨタ・・・すごいな!
今年のテレビ放映にはどれだけ莫大なお金がかかっているのか、
天文学的なものを感じます。
悪意があるわけでもなく、嫌味でもなく、単純な感想です。

今日も報道ステーションを見ないと!
明朝のレッドブルTVも見ないと!
写真は昔行った、モンテカルロのコースの写真。
山側以外はガードレールで下は崖です・・・。